有価証券報告書-第51期(令和1年7月1日-令和2年6月30日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下経営成績等という)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績および財政状態の状況
当社グループの属する電子部品業界におきましては、スマートフォン市場全体に停滞感があったものの、部品需要は底堅いものがありました。一方、自動車業界においては新型コロナウイルス感染症の拡大により各国で工場を操業停止にするなどの影響により、自動車電装部品の需要は4月以降大きく下振れしました。また、医療器具については堅調に推移しました。
このような状況下、当社グループは、部品生産効率の向上を目的とした無人化設備の導入や、高精度の品質維持を実現するための当社独自の金型技術の深堀など、部門の枠を超えた総合技術で、収益の向上に努めてまいりました。また当社ビジネスの基盤強化および事業拡大に向けた成長領域への投資を積極的に行ってまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態および経営成績は以下のとおりとなりました。
a.経営成績
当期連結会計年度の業績は、売上高281億2千6百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は17億3千4百万円(同1.2%増)、経常利益は14億7千3百万円(同13.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は12億3千6百万円(同37.9%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
<金型>電子機器向け金型、自動車電装向け金型を主軸として販売してまいりました。電子機器向け金型は、前半低調だったスマートフォン部品用金型の受注が上向きとなり、自動車電装向け金型は堅調に推移しました。また高い生産効率を維持したことで増益となりました。
その結果、売上高は15億5千3百万円(前年同期比2.6%減)、セグメント利益は3億3百万円(前年同期比22.3%増)となりました。
<部品>電子機器向け部品、自動車電装向け部品を主軸として販売してまいりました。電子機器向け部品はスマートフォン関連部品の需要が増加して好調に推移しましたが、自動車電装向け部品は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で4月以降の需要が減少しました。
その結果、売上高は210億8千万円(前年同期比5.1%増)、セグメント利益は17億2千2百万円(前年同期比7.3%減)となりました。
<機械器具>各種自動機器、医療器具を主軸として販売してまいりました。各種自動機器は半導体関連装置や車載関連装置などが堅調に推移し、医療器具も市場の高い需要を背景に計画を上回る受注となりました。
その結果、売上高は54億8千2百万円(前年同期比12.0%増)、セグメント利益は6億6千8百万円(前年同期比1.3%増)となりました。
<その他>賃貸事業、売電事業を行っております。
売上高は1千1百万円(前年同期比0.6%減)、セグメント利益は4千8百万円(前年同期比12.8%増)となりました。
b.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ2億5千6百万円増加し、247億8千7百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度に比べ5億8千5百万円減少し、72億9千6百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度に比べ8億4千2百万円増加し、174億9千1百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1億8千6百万円増加し、20億7千2百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、23億4千1百万円(前年同期比33.7%減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、15億5千万円(前年同期比62.4%減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、8億3千9百万円(前年同期は使用した資金5億6千5百万円)となりました。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析
経営者の視点による当社グループの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、繰延税金資産、引当金等の計上に関しては見積りによる判断を行っております。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記情報(追加情報)」に記載のとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
a.経営成績等
1)経営成績
<売上高>当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ5.9%増加し、281億2千6百万円となりました。セグメント別では、主要の部品セグメントが、主にスマートフォン向け部品の需要が増加したことにより、前連結会計年度に比べ5.1%増加し210億8千万円となりました。
<売上総利益、営業利益>売上総利益は売上の増加に伴い、前連結会計年度に比べ1.0%増加し37億1千8百万円となりました。営業利益は前連結会計年度に比べ1.2%増加し17億3千4百万円となりました。
<経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益>経常利益は為替差損2億7千4百万円を営業外費用に計上したことにより、14億7千3百万円(前年同期比13.9%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は投資有価証券売却益7億5千2百万円を特別利益に計上したことにより12億3千6百万円(同37.9%増)となりました。
2)財政状態
当連結会計年度末における流動資産は102億2千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億1千4百万円減少しました。これは主に受取手形及び売掛金が3億2千2百万円、現金及び預金が1億9千3百万円減少したことと、未収入金が2億5百万円増加したことによるものであります。固定資産は145億6千万円となり、前連結会計年度末に比べ4億7千1百万円増加しました。これは主に有形固定資産が8億5千7百万円増加したことと、投資有価証券が5億2千6百万円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における流動負債は55億3千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億3千3百万円減少しました。これは主に買掛金が5億2千4百万円減少したことと、未払法人税等が2億1千2百万円増加したことによるものであります。固定負債は17億6千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億5千1百万円減少しました。これは主に長期借入金が4億4百万円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における純資産合計は174億9千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億4千2百万円増加しました。これは利益剰余金が10億7千8百万円増加したことと、その他有価証券評価差額金が2億4千6百万円減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は69.1%(前連結会計年度末は66.3%)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、23億4千1百万円(前年同期比33.7%減)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益22億1千4百万円、減価償却費19億7千4百万円による資金の増加、および投資有価証券売却益7億5千2百万円、仕入債務の減少5億1千4百万円による資金の減少であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、15億5千万円(前年同期比62.4%減)となりました。主な要因は、部品事業の工場増築工事、生産設備等の有形固定資産の取得による支出28億3千1百万円による資金の減少、および投資有価証券の売却による収入9億5千万円による資金の増加であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、8億3千9百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出4億1千5百万円、非支配株主への配当金の支払額2億1千5百万円により資金が減少したことによるものであります。
b.経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績について、売上高は前連結会計年度に比べ15億6千9百万円増加し281億2千6百万円(5.9%増)、営業利益は前連結会計年度に比べ2千万円増加し17億3千4百万円(1.2%増)、経常利益は前連結会計年度に比べ2億3千8百万円減少し14億7千3百万円(13.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ3億3千9百万円増加し12億3千6百万円(37.9%増)となり、増収増益となりました。
当連結会計年度における経営成績の前連結会計年度との比較分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績および財政状態の状況」に記載のとおりであります。
また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
c.資本の財源および資金の流動性
当社グループの資金需要の主なものは、原材料購入等の製造費用、販売費及び一般管理等の運転資金、および設備投資によるものであります。
これらに必要な資金については自己資金をもって充当することを基本とし、必要に応じて銀行借入等を行うこととしています。
また、当連結会計年度末における借入等の有利子負債の残高は20億2千9百万円で、現金及び現金同等物の残高は20億7千2百万円となっております。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下経営成績等という)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績および財政状態の状況
当社グループの属する電子部品業界におきましては、スマートフォン市場全体に停滞感があったものの、部品需要は底堅いものがありました。一方、自動車業界においては新型コロナウイルス感染症の拡大により各国で工場を操業停止にするなどの影響により、自動車電装部品の需要は4月以降大きく下振れしました。また、医療器具については堅調に推移しました。
このような状況下、当社グループは、部品生産効率の向上を目的とした無人化設備の導入や、高精度の品質維持を実現するための当社独自の金型技術の深堀など、部門の枠を超えた総合技術で、収益の向上に努めてまいりました。また当社ビジネスの基盤強化および事業拡大に向けた成長領域への投資を積極的に行ってまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態および経営成績は以下のとおりとなりました。
a.経営成績
当期連結会計年度の業績は、売上高281億2千6百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は17億3千4百万円(同1.2%増)、経常利益は14億7千3百万円(同13.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は12億3千6百万円(同37.9%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
<金型>電子機器向け金型、自動車電装向け金型を主軸として販売してまいりました。電子機器向け金型は、前半低調だったスマートフォン部品用金型の受注が上向きとなり、自動車電装向け金型は堅調に推移しました。また高い生産効率を維持したことで増益となりました。
その結果、売上高は15億5千3百万円(前年同期比2.6%減)、セグメント利益は3億3百万円(前年同期比22.3%増)となりました。
<部品>電子機器向け部品、自動車電装向け部品を主軸として販売してまいりました。電子機器向け部品はスマートフォン関連部品の需要が増加して好調に推移しましたが、自動車電装向け部品は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で4月以降の需要が減少しました。
その結果、売上高は210億8千万円(前年同期比5.1%増)、セグメント利益は17億2千2百万円(前年同期比7.3%減)となりました。
<機械器具>各種自動機器、医療器具を主軸として販売してまいりました。各種自動機器は半導体関連装置や車載関連装置などが堅調に推移し、医療器具も市場の高い需要を背景に計画を上回る受注となりました。
その結果、売上高は54億8千2百万円(前年同期比12.0%増)、セグメント利益は6億6千8百万円(前年同期比1.3%増)となりました。
<その他>賃貸事業、売電事業を行っております。
売上高は1千1百万円(前年同期比0.6%減)、セグメント利益は4千8百万円(前年同期比12.8%増)となりました。
b.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ2億5千6百万円増加し、247億8千7百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度に比べ5億8千5百万円減少し、72億9千6百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度に比べ8億4千2百万円増加し、174億9千1百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1億8千6百万円増加し、20億7千2百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、23億4千1百万円(前年同期比33.7%減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、15億5千万円(前年同期比62.4%減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、8億3千9百万円(前年同期は使用した資金5億6千5百万円)となりました。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2019年7月1日 至 2020年6月30日) | 前年同期比(%) |
| 金型(千円) | 1,844,096 | 99.3 |
| 部品(千円) | 21,830,281 | 106.6 |
| 機械器具(千円) | 5,645,388 | 113.2 |
| 報告セグメント計(千円) | 29,319,766 | 107.3 |
| その他(千円) | 6,096 | 98.9 |
| 合計(千円) | 29,325,863 | 107.3 |
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2019年7月1日 至 2020年6月30日) | |||
| 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) | |
| 金型 | 1,493,252 | 89.1 | 644,211 | 91.5 |
| 部品 | 20,778,200 | 104.7 | 1,080,464 | 78.2 |
| 機械器具 | 5,824,806 | 118.0 | 1,238,741 | 138.1 |
| 報告セグメント計 | 28,096,260 | 106.2 | 2,963,417 | 99.3 |
| その他 | 11,136 | 99.4 | - | - |
| 合計 | 28,107,396 | 106.2 | 2,963,417 | 99.3 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2019年7月1日 至 2020年6月30日) | 前年同期比(%) |
| 金型(千円) | 1,553,417 | 97.4 |
| 部品(千円) | 21,080,063 | 105.1 |
| 機械器具(千円) | 5,482,355 | 112.0 |
| 報告セグメント計(千円) | 28,115,836 | 105.9 |
| その他(千円) | 11,136 | 99.4 |
| 合計(千円) | 28,126,973 | 105.9 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2018年7月1日 至 2019年6月30日) | 当連結会計年度 (自 2019年7月1日 至 2020年6月30日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 住友電装㈱ | 10,425,561 | 39.26 | 9,969,435 | 35.44 |
| DDK(THAILAND)Ltd. | 2,256,355 | 8.50 | 3,600,727 | 12.80 |
| テルモ㈱ | 2,931,685 | 11.04 | 3,265,048 | 11.61 |
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析
経営者の視点による当社グループの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、繰延税金資産、引当金等の計上に関しては見積りによる判断を行っております。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記情報(追加情報)」に記載のとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
a.経営成績等
1)経営成績
<売上高>当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ5.9%増加し、281億2千6百万円となりました。セグメント別では、主要の部品セグメントが、主にスマートフォン向け部品の需要が増加したことにより、前連結会計年度に比べ5.1%増加し210億8千万円となりました。
<売上総利益、営業利益>売上総利益は売上の増加に伴い、前連結会計年度に比べ1.0%増加し37億1千8百万円となりました。営業利益は前連結会計年度に比べ1.2%増加し17億3千4百万円となりました。
<経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益>経常利益は為替差損2億7千4百万円を営業外費用に計上したことにより、14億7千3百万円(前年同期比13.9%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は投資有価証券売却益7億5千2百万円を特別利益に計上したことにより12億3千6百万円(同37.9%増)となりました。
2)財政状態
当連結会計年度末における流動資産は102億2千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億1千4百万円減少しました。これは主に受取手形及び売掛金が3億2千2百万円、現金及び預金が1億9千3百万円減少したことと、未収入金が2億5百万円増加したことによるものであります。固定資産は145億6千万円となり、前連結会計年度末に比べ4億7千1百万円増加しました。これは主に有形固定資産が8億5千7百万円増加したことと、投資有価証券が5億2千6百万円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における流動負債は55億3千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億3千3百万円減少しました。これは主に買掛金が5億2千4百万円減少したことと、未払法人税等が2億1千2百万円増加したことによるものであります。固定負債は17億6千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億5千1百万円減少しました。これは主に長期借入金が4億4百万円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における純資産合計は174億9千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億4千2百万円増加しました。これは利益剰余金が10億7千8百万円増加したことと、その他有価証券評価差額金が2億4千6百万円減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は69.1%(前連結会計年度末は66.3%)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、23億4千1百万円(前年同期比33.7%減)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益22億1千4百万円、減価償却費19億7千4百万円による資金の増加、および投資有価証券売却益7億5千2百万円、仕入債務の減少5億1千4百万円による資金の減少であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、15億5千万円(前年同期比62.4%減)となりました。主な要因は、部品事業の工場増築工事、生産設備等の有形固定資産の取得による支出28億3千1百万円による資金の減少、および投資有価証券の売却による収入9億5千万円による資金の増加であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、8億3千9百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出4億1千5百万円、非支配株主への配当金の支払額2億1千5百万円により資金が減少したことによるものであります。
b.経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績について、売上高は前連結会計年度に比べ15億6千9百万円増加し281億2千6百万円(5.9%増)、営業利益は前連結会計年度に比べ2千万円増加し17億3千4百万円(1.2%増)、経常利益は前連結会計年度に比べ2億3千8百万円減少し14億7千3百万円(13.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ3億3千9百万円増加し12億3千6百万円(37.9%増)となり、増収増益となりました。
当連結会計年度における経営成績の前連結会計年度との比較分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績および財政状態の状況」に記載のとおりであります。
また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
c.資本の財源および資金の流動性
当社グループの資金需要の主なものは、原材料購入等の製造費用、販売費及び一般管理等の運転資金、および設備投資によるものであります。
これらに必要な資金については自己資金をもって充当することを基本とし、必要に応じて銀行借入等を行うこととしています。
また、当連結会計年度末における借入等の有利子負債の残高は20億2千9百万円で、現金及び現金同等物の残高は20億7千2百万円となっております。