有価証券報告書-第52期(令和2年7月1日-令和3年6月30日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下経営成績等という)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績および財政状態の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大により停滞した経済活動が製造業を中心に持ち直してはきたものの、感染症の再拡大による消費活動への懸念は払拭されず先行き不透明な状況が続きました。
海外におきましては、中国では新型コロナウイルス感染症の流行抑制が進み、経済対策や外需の回復が景気を下支えしています。米国や欧州経済は、ワクチン接種普及により経済活動規制の緩和が進んだことで消費活動マインドが高まり回復基調となりました。
当社グループの属する電子部品業界は、5G移動通信システムの実用化や自動車市場の回復により部品需要は安定基調で推移し、部品セグメントでは、スマートフォン関連部品や自動車電装部品が好調を持続しました。また、機械器具セグメントでは、自動車関連や医療関連の自動機器が堅調に推移しました。
このような状況下、当社グループは、部品生産効率の向上を目的とした無人化設備の導入や、高精度の品質維持を実現するための当社独自の金型技術の深堀など、部門の枠を超えた総合技術で、収益の向上に努めてまいりました。また、当社ビジネスの基盤強化および事業拡大に向けた成長領域への投資を積極的に行ってまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態および経営成績は以下のとおりとなりました。
a.経営成績
当連結会計年度の業績は、売上高327億8百万円(前年同期比16.3%増)、営業利益は30億9千7百万円(同78.5%増)、経常利益は33億7千9百万円(同129.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は20億5千1百万円(同65.8%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
<金型>電子機器向け、自動車電装向け金型を主軸として販売してまいりました。電子機器向け、自動車電装向け金型ともに勢いが鈍化し、受注バランスが悪く生産効率が上がらなかったことで減収減益となりました。
その結果、売上高は13億7千2百万円(前年同期比11.6%減)、セグメント利益は1億9千9百万円(前年同期比34.2%減)となりました。
<部品>電子機器向け部品、自動車電装向け部品を主軸として販売してまいりました。電子機器向け部品はスマートフォン、ウェアラブル向けや半導体向けなどが好調を維持し、自動車電装向け部品の需要は堅調に推移しました。
その結果、売上高は247億7千万円(前年同期比17.5%増)、セグメント利益は31億4千4百万円(前年同期比82.6%増)となりました。
<機械器具>各種自動機器、医療器具を主軸として販売してまいりました。各種自動機器は車載関連装置等が好調を持続し、医療器具の需要は堅調に推移しました。
その結果、売上高は65億5千4百万円(前年同期比19.6%増)、セグメント利益は7億4千5百万円(前年同期比11.6%増)となりました。
<その他>賃貸事業、売電事業を行っております。
売上高は1千万円(前年同期比3.2%減)、セグメント利益は7千1百万円(前年同期比46.7%増)となりました。
b.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ40億2千万円増加し、288億8百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度に比べ18億4千7百万円増加し、91億4千3百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度に比べ21億7千3百万円増加し、196億6千4百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ10億6百万円増加し、30億7千8百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、48億3千万円(前年同期比106.3%増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、32億7百万円(前年同期比106.8%増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、4億3百万円(前年同期比52.0%減)となりました。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析
経営者の視点による当社グループの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
a.経営成績等
1)経営成績
<売上高>当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ16.3%増加し、327億8百万円となりました。このうち部品セグメントは、主にスマートフォン向け部品の需要が増加したことにより、前連結会計年度に比べ17.5%増加し247億7千万円となりました。
<売上総利益、営業利益>売上総利益は売上の増加に伴い、前連結会計年度に比べ34.3%増加し49億9千3百万円となりました。営業利益は前連結会計年度に比べ78.5%増加し30億9千7百万円となりました。
<経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益>経常利益は為替差益2億6千5百万円を営業外収益に計上したことにより、前連結会計年度に比べ129.4%増加し33億7千9百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ65.8%増加し20億5千1百万円となりました。
2)財政状態
当連結会計年度末における流動資産は127億7千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ25億4千7百万円増加しました。これは主に受取手形及び売掛金が12億9千9百万円、現金及び預金が10億6百万円増加したことによるものであります。固定資産は160億3千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億7千3百万円増加しました。これは主に有形固定資産が12億8千2百万円増加したことによるものであります。
当連結会計年度末における流動負債は76億4千万円となり、前連結会計年度末に比べ21億8百万円増加しました。これは主に買掛金が15億6千万円増加したことによるものであります。固定負債は15億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億6千万円減少しました。これは主に長期借入金が2億7千4百万円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における純資産合計は196億6千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億7千3百万円増加しました。これは利益剰余金が18億9千2百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は66.7%(前連結会計年度末は69.1%)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、48億3千万円(前年同期比106.3%増)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益33億5千万円、減価償却費20億1千3百万円、仕入債務の増加15億4千3百万円による資金の増加、および売上債権の増加12億7千1百万円、法人税等の支払額8億9千8百万円による資金の減少であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、32億7百万円(前年同期比106.8%増)となりました。主な要因は、工場用地および生産設備等の有形固定資産の取得による支出31億6千1百万円による資金の減少であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、4億3百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出4億4百万円、非支配株主への配当金の支払額1億9千8百万円による資金の減少、および短期借入金の増加3億5千8百万円により資金が増加したことによるものであります。
b.経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績について、売上高は前連結会計年度に比べ45億8千1百万円増加し327億8百万円(16.3%増)、営業利益は前連結会計年度に比べ13億6千2百万円増加し30億9千7百万円(78.5%増)、経常利益は前連結会計年度に比べ19億6百万円増加し33億7千9百万円(129.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ8億1千4百万円増加し20億5千1百万円(65.8%増)となり、増収増益となりました。
当連結会計年度における経営成績の前連結会計年度との比較分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績および財政状態の状況」に記載のとおりであります。
また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
c.資本の財源および資金の流動性
当社グループの資金需要の主なものは、原材料購入等の製造費用、販売費及び一般管理等の運転資金、および設備投資によるものであります。
これらに必要な資金については自己資金をもって充当することを基本とし、必要に応じて銀行借入等を行うこととしています。
また、当連結会計年度末における借入等の有利子負債の残高は20億4百万円で、現金及び現金同等物の残高は30億7千8百万円となっております。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下経営成績等という)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績および財政状態の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大により停滞した経済活動が製造業を中心に持ち直してはきたものの、感染症の再拡大による消費活動への懸念は払拭されず先行き不透明な状況が続きました。
海外におきましては、中国では新型コロナウイルス感染症の流行抑制が進み、経済対策や外需の回復が景気を下支えしています。米国や欧州経済は、ワクチン接種普及により経済活動規制の緩和が進んだことで消費活動マインドが高まり回復基調となりました。
当社グループの属する電子部品業界は、5G移動通信システムの実用化や自動車市場の回復により部品需要は安定基調で推移し、部品セグメントでは、スマートフォン関連部品や自動車電装部品が好調を持続しました。また、機械器具セグメントでは、自動車関連や医療関連の自動機器が堅調に推移しました。
このような状況下、当社グループは、部品生産効率の向上を目的とした無人化設備の導入や、高精度の品質維持を実現するための当社独自の金型技術の深堀など、部門の枠を超えた総合技術で、収益の向上に努めてまいりました。また、当社ビジネスの基盤強化および事業拡大に向けた成長領域への投資を積極的に行ってまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態および経営成績は以下のとおりとなりました。
a.経営成績
当連結会計年度の業績は、売上高327億8百万円(前年同期比16.3%増)、営業利益は30億9千7百万円(同78.5%増)、経常利益は33億7千9百万円(同129.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は20億5千1百万円(同65.8%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
<金型>電子機器向け、自動車電装向け金型を主軸として販売してまいりました。電子機器向け、自動車電装向け金型ともに勢いが鈍化し、受注バランスが悪く生産効率が上がらなかったことで減収減益となりました。
その結果、売上高は13億7千2百万円(前年同期比11.6%減)、セグメント利益は1億9千9百万円(前年同期比34.2%減)となりました。
<部品>電子機器向け部品、自動車電装向け部品を主軸として販売してまいりました。電子機器向け部品はスマートフォン、ウェアラブル向けや半導体向けなどが好調を維持し、自動車電装向け部品の需要は堅調に推移しました。
その結果、売上高は247億7千万円(前年同期比17.5%増)、セグメント利益は31億4千4百万円(前年同期比82.6%増)となりました。
<機械器具>各種自動機器、医療器具を主軸として販売してまいりました。各種自動機器は車載関連装置等が好調を持続し、医療器具の需要は堅調に推移しました。
その結果、売上高は65億5千4百万円(前年同期比19.6%増)、セグメント利益は7億4千5百万円(前年同期比11.6%増)となりました。
<その他>賃貸事業、売電事業を行っております。
売上高は1千万円(前年同期比3.2%減)、セグメント利益は7千1百万円(前年同期比46.7%増)となりました。
b.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ40億2千万円増加し、288億8百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度に比べ18億4千7百万円増加し、91億4千3百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度に比べ21億7千3百万円増加し、196億6千4百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ10億6百万円増加し、30億7千8百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、48億3千万円(前年同期比106.3%増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、32億7百万円(前年同期比106.8%増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、4億3百万円(前年同期比52.0%減)となりました。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年7月1日 至 2021年6月30日) | 前年同期比(%) |
| 金型(千円) | 1,430,942 | 77.6 |
| 部品(千円) | 25,594,220 | 117.2 |
| 機械器具(千円) | 7,191,381 | 127.4 |
| 報告セグメント計(千円) | 34,216,544 | 116.7 |
| その他(千円) | 5,736 | 94.1 |
| 合計(千円) | 34,222,281 | 116.7 |
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年7月1日 至 2021年6月30日) | |||
| 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) | |
| 金型 | 1,205,227 | 80.7 | 476,867 | 74.0 |
| 部品 | 25,732,032 | 123.8 | 2,041,647 | 189.0 |
| 機械器具 | 6,524,143 | 112.0 | 1,208,503 | 97.6 |
| 報告セグメント計 | 33,461,403 | 119.1 | 3,727,019 | 125.8 |
| その他 | 10,776 | 96.8 | - | - |
| 合計 | 33,472,179 | 119.1 | 3,727,019 | 125.8 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年7月1日 至 2021年6月30日) | 前年同期比(%) |
| 金型(千円) | 1,372,571 | 88.4 |
| 部品(千円) | 24,770,849 | 117.5 |
| 機械器具(千円) | 6,554,380 | 119.6 |
| 報告セグメント計(千円) | 32,697,801 | 116.3 |
| その他(千円) | 10,776 | 96.8 |
| 合計(千円) | 32,708,577 | 116.3 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2019年7月1日 至 2020年6月30日) | 当連結会計年度 (自 2020年7月1日 至 2021年6月30日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 住友電装㈱ | 9,969,435 | 35.44 | 11,300,891 | 34.55 |
| DDK(THAILAND)Ltd. | 3,600,727 | 12.80 | 5,058,798 | 15.47 |
| テルモ㈱ | 3,265,048 | 11.61 | 4,011,315 | 12.26 |
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析
経営者の視点による当社グループの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
a.経営成績等
1)経営成績
<売上高>当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ16.3%増加し、327億8百万円となりました。このうち部品セグメントは、主にスマートフォン向け部品の需要が増加したことにより、前連結会計年度に比べ17.5%増加し247億7千万円となりました。
<売上総利益、営業利益>売上総利益は売上の増加に伴い、前連結会計年度に比べ34.3%増加し49億9千3百万円となりました。営業利益は前連結会計年度に比べ78.5%増加し30億9千7百万円となりました。
<経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益>経常利益は為替差益2億6千5百万円を営業外収益に計上したことにより、前連結会計年度に比べ129.4%増加し33億7千9百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ65.8%増加し20億5千1百万円となりました。
2)財政状態
当連結会計年度末における流動資産は127億7千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ25億4千7百万円増加しました。これは主に受取手形及び売掛金が12億9千9百万円、現金及び預金が10億6百万円増加したことによるものであります。固定資産は160億3千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億7千3百万円増加しました。これは主に有形固定資産が12億8千2百万円増加したことによるものであります。
当連結会計年度末における流動負債は76億4千万円となり、前連結会計年度末に比べ21億8百万円増加しました。これは主に買掛金が15億6千万円増加したことによるものであります。固定負債は15億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億6千万円減少しました。これは主に長期借入金が2億7千4百万円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における純資産合計は196億6千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億7千3百万円増加しました。これは利益剰余金が18億9千2百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は66.7%(前連結会計年度末は69.1%)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、48億3千万円(前年同期比106.3%増)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益33億5千万円、減価償却費20億1千3百万円、仕入債務の増加15億4千3百万円による資金の増加、および売上債権の増加12億7千1百万円、法人税等の支払額8億9千8百万円による資金の減少であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、32億7百万円(前年同期比106.8%増)となりました。主な要因は、工場用地および生産設備等の有形固定資産の取得による支出31億6千1百万円による資金の減少であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、4億3百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出4億4百万円、非支配株主への配当金の支払額1億9千8百万円による資金の減少、および短期借入金の増加3億5千8百万円により資金が増加したことによるものであります。
b.経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績について、売上高は前連結会計年度に比べ45億8千1百万円増加し327億8百万円(16.3%増)、営業利益は前連結会計年度に比べ13億6千2百万円増加し30億9千7百万円(78.5%増)、経常利益は前連結会計年度に比べ19億6百万円増加し33億7千9百万円(129.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ8億1千4百万円増加し20億5千1百万円(65.8%増)となり、増収増益となりました。
当連結会計年度における経営成績の前連結会計年度との比較分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績および財政状態の状況」に記載のとおりであります。
また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
c.資本の財源および資金の流動性
当社グループの資金需要の主なものは、原材料購入等の製造費用、販売費及び一般管理等の運転資金、および設備投資によるものであります。
これらに必要な資金については自己資金をもって充当することを基本とし、必要に応じて銀行借入等を行うこととしています。
また、当連結会計年度末における借入等の有利子負債の残高は20億4百万円で、現金及び現金同等物の残高は30億7千8百万円となっております。