四半期報告書-第47期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/08/06 10:00
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種の進捗に伴い、主要国をはじめとして経済活動の正常化に向けた動きが見えつつありますが、収束はいまだ見通せず、先行き不透明感が払拭されない状況にあります。
このような状況の中、米国市場におきましては、空港セキュリティ関連業界の設備投資が回復していないことや、医療機器業界向け販売が低調だったことから、売上高は減少いたしました。一方、日本市場では、製造業の設備投資意欲が回復傾向になっていることや、半導体関連業界が引き続き好調なことから、各製品の販売が堅調に推移いたしました。
この結果、当社グループの売上高は6,878百万円(前年同期比3.2%増)となりました。利益面につきましては、 売上の増加や構造改革に伴う費用の削減効果などにより、営業利益は650百万円(同46.7%増)、経常利益は655百万円(同45.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は500百万円(同52.2%増)となりました。
なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
② 財政状態
当第1四半期連結会計期間末における資産の残高は24,111百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,334百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金の増加1,208百万円、棚卸資産の増加108百万円によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における負債の残高は11,083百万円となり、前連結会計年度末に比べ690百万円増加いたしました。これは主に仕入債務の増加275百万円、その他流動負債の増加222百万円、未払法人税等の増加161百万円によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は13,027百万円となり、前連結会計年度末に比べ643百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金の増加364百万円、為替換算調整勘定の増加289百万円によるものであります。
(2) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は254百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。