四半期報告書-第97期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/14 11:55
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29項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における国内経済は、生産・設備投資の増加や企業収益・雇用情勢の改善など景気は緩やかな回復基調が続きました。先行きにつきましても引き続き回復していくことが期待されますが、海外経済の不確実性や為替・株価の変動影響に留意する必要があります。一方、世界経済は、中国やその他新興国の経済の先行き、通商問題の動向などに留意する必要はあるものの、全体としては緩やかに回復しています。
また、当社グループが最も影響を受ける自動車業界の市場におきましては、国内市場は販売・輸出ともに底堅く推移しました。海外市場は全体としては堅調に推移しているものの、経済見通しが不透明な状況下、中国の販売が停滞するなど失速感が色濃くなっております。
この状況下、当社グループは、「基盤強化」、「永続的発展」、「企業風土改革」を柱とする経営方針を掲げ、国内外で競争力を高める施策を積極的に展開してまいりました。国内事業は、中空エンジンバルブの量産拡大、PBWの量産開始、自動車用精密鍛造歯車の好調等により前年同期に比べ大幅な増収となりました。海外事業は、アジア地域では生産が拡大したものの、北米の受注減少や為替換算の影響等により海外事業全体としては前年同期に比べ減収となりました。
この結果、売上高は、349億47百万円(前年同期比3.2%増)となりました。
損益面につきましては、北米における受注減少やアジア地域におけるコスト増加等の減益要因はありましたものの、国内事業の生産拡大やコスト削減等の効果により増益となりました。売上原価率は前年同期の84.8%から、当第3四半期連結累計期間は85.2%と、0.4%増加しております。また、販売費及び一般管理費は、諸経費の削減に取組んだことや、納期順守のための特別輸送費用が減少したことなどから、対売上高率は前年同期の8.8%から、当第3四半期連結累計期間は7.9%と、0.9%減少しております。なお、通貨別の為替の変動につきましては、当社の連結子会社のある国では、前年同四半期と比べ、インドネシアルピア・人民元・ベトナムドン・インドルピーが円高に進んだ一方、米ドル・台湾ドル・タイバーツ・ポーランドズロチは円安に進みました。
この結果、営業利益は、24億10百万円(前年同期比9.9%増)となりました。
営業外収益は、前年同期と比べ72百万円増加し、4億85百万円となりました。営業外収益の増加の主なものは、受取配当金や受取利息、持分法投資利益によるものであります。営業外費用は、前年同期と比べ53百万円減少し、1億80百万円となりました。営業外費用の減少の主なものは、為替差損の減少によるものであります。
この結果、経常利益は27億15百万円(前年同期比14.5%増)となりました。
また、海外合弁事業が減益となった一方で当社事業が増益となったことなどから、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億8百万円(前年同期比147.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(小型エンジンバルブ)
国内事業は、中空エンジンバルブの量産拡大や北米・中国向け製品の好調等により四輪車用エンジンバルブが前年同期に比べ大幅な増収となりました。二輪車用エンジンバルブは前年同期と同水準となりました。海外事業は、アジア地域では、為替換算の影響やベトナムにおける受注減少等の減収要因はありましたものの、インドネシア・インドにおける生産拡大等により増収となりました。北米地域では、一部製品の生産拠点移管に伴う受注減少や為替換算の影響等により大幅な減収となりました。欧州地域では、既存製品の受注増加等により増収となりました。
汎用エンジンバルブは、海外向け製品の増加により増収となりました。
当セグメントの損益面につきましては、国内事業は中空エンジンバルブの量産拡大や生産性改善等に伴うコスト削減により増益となりましたものの、北米における受注減少やアジア地域におけるコスト増加、中国子会社立ち上げコスト発生等の影響により前年同期に比べ減益となりました。
なお、当第3四半期連結会計期間より、中国における小型エンジンバルブ製造の子会社である日照日鍛汽門有限公司を新たに連結しております。
この結果、当セグメントの売上高は、269億97百万円(前年同期比1.0%増)、セグメント利益(営業利益)は、21億65百万円(前年同期比3.9%減)となりました。
なお、当セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
(舶用部品)
舶用関連製品につきましては、海運・造船市場の本格的な回復には至っていないものの、海外向け製品の好調や拡販の成果等により船舶用および発電機用の組付部品・補給部品の受注が増加し、前年同期に比べ増収となりました。
当セグメントの損益面につきましては、生産性改善等に伴うコスト削減や拡販効果により増益となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、26億54百万円(前年同期比5.7%増)、セグメント利益(営業利益)は、1億67百万円(前年同期比108.2%増)となりました。
(可変動弁・歯車・PBW)
可変動弁につきましては、量産終了に伴い、前年同期に比べ減収となりました。
精密鍛造歯車につきましては、海外向け製品の好調等により自動車用製品が前年同期に比べ大幅な増収となりました。産業機械用製品は微増となりました。
PBWにつきましては、当該製品の本格的な量産を開始したことにより大幅な増収となりました。
当セグメントの損益面につきましては、PBWの量産立ち上がりの効果等によりセグメント損失(営業損失)が縮小しました。
この結果、当セグメントの売上高は、37億53百万円(前年同期比26.7%増)、セグメント損失(営業損失)は、65百万円(前年同期はセグメント損失(営業損失)2億36百万円)となりました。
(その他)
バルブリフターにつきましては、中国・欧州向け製品の好調等により増収となりました。
工作機械につきましては、グループ内部での取引が増加し増収となりました。
ロイヤルティーにつきましては、グループ内部での取引が増加し増収となりました。
農作物につきましては、事業規模はまだ小さいものの販路拡大により増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、34億3百万円(前年同期比26.9%増)、セグメント利益(営業利益)は、92百万円(前年同期はセグメント損失(営業損失)5百万円)となりました。
なお、当セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、595億67百万円となり、前連結会計年度末と比べ29億89百万円増加しました。この主な要因は、現金及び預金が19億67百万円、建設仮勘定が11億10百万円、受取手形及び売掛金が6億67百万円増加した一方、投資有価証券が8億9千万円、機械装置及び運搬具(純額)が1億97百万円、建物及び構築物(純額)が1億68百万円減少したことなどによるものであります。
負債総額は282億94百万円となり、前連結会計年度末と比べ29億24百万円増加しました。この主な要因は、短期借入金が17億52百万円、社債が4億46百万円、支払手形及び買掛金が3億9百万円増加した一方、繰延税金負債が3億10百万円、長期借入金が3億1百万円減少したことなどによるものであります。
純資産総額は312億72百万円となり、前連結会計年度末と比べ64百万円増加しました。この主な要因は、利益剰余金が9億62百万円、非支配株主持分が98百万円増加した一方、その他有価証券評価差額金が6億96百万円、為替換算調整勘定が3億83百万円減少したことなどによるものであります。
なお、通貨別の為替の変動につきましては、当社の連結子会社のある国では、前連結会計年度末と比べ、台湾ドル・インドネシアルピア・人民元・ポーランドズロチ・ベトナムドン・インドルピーが円高に進んだ一方、米ドル・タイバーツが円安に進みました。
(2) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は329,708千円であります。

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