四半期報告書-第98期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/14 11:57
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における国内経済は、輸出や生産に弱さがみられたものの設備投資の増加や雇用情勢の改善など景気は緩やかな回復基調が続きました。先行きにつきましても緩やかながら回復が続くことが期待されますが、海外経済の動向や為替・株価の変動影響に加え、消費税率引上げ後の動向、相次ぐ自然災害の影響に留意する必要があります。一方、世界経済は、全体としては緩やかに回復しているもののアジアや欧州では一部で弱さがみられ、通商問題の動向、中国経済の先行きにも留意する必要があります。
また、最も影響を受ける自動車業界の市場におきましては、国内市場は景気回復に伴う販売の持ち直しや消費税率引上げ前の駆け込み需要等により底堅く推移しました。海外市場は経済見通しが不透明な状況下、中国での販売が低迷するほか北米・欧州でも減速感が強まっており、全体としては低調となっております。
この状況下、当社グループは、「基盤強化」、「永続的発展」、「企業風土改革」を柱とする経営方針を掲げ、国内外で競争力を高める施策を積極的に展開してまいりました。国内事業は、中空エンジンバルブの量産拡大やPBWの量産開始等の増収要因はありましたものの、精密鍛造歯車や二輪車用エンジンバルブの受注減少等により前年同期に比べ減収となりました。海外事業は、アジアの一部地域では生産が拡大しましたものの、中国・北米の受注減少や為替換算の影響等により海外事業全体としては前年同期に比べ減収となりました。
この結果、売上高は、213億23百万円(前年同期比6.4%減)となりました。
損益面につきましては、国内外事業における受注減少に伴う固定費の圧迫やその他コストの増加等により、売上原価率は前年同期の85.3%から、当第2四半期連結累計期間は86.6%に増加しております。また、販売費及び一般管理費は、各種コストの発生等により増加したことなどから、対売上高率は前年同期の8.0%から、当第2四半期連結累計期間は9.8%に増加しております。なお、通貨別の為替の変動につきましては、当社の連結子会社のある国では、前年同四半期と比べ、人民元・インドルピー・台湾ドル・ポーランドズロチ・米ドル・インドネシアルピア・ベトナムドンが円高に進んだ一方、タイバーツは円安に進みました。
この結果、営業利益は7億66百万円(前年同期比49.7%減)となりました。
営業外収益は、前年同期と比べ3百万円増加し、3億13百万円となっております。営業外収益の増加の主なものは、持分法投資利益の増加によるものであります。営業外費用は、前年同期と比べ33百万円減少し、1億9百万円となっております。営業外費用の減少の主なものは、支払利息の減少によるものであります。
この結果、経常利益は9億71百万円(前年同期比42.6%減)となりました。
また、特別損失の計上額の増加及び海外合弁事業の減益等により、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億67百万円(前年同期比63.6%減)となりました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(小型エンジンバルブ)
国内事業は、中空エンジンバルブの量産拡大等により四輪車用エンジンバルブが前年同期に比べ増収となりました。二輪車用エンジンバルブは中大型向け製品の低調により減収となりました。海外事業は、アジア地域では、インドネシアにおける生産拡大等の増収要因はありましたものの、中国における受注減少や為替換算の影響等により減収となりました。北米地域では、セダンタイプの車種の販売不調に伴う受注減少や為替換算の影響等により減収となりました。欧州地域では、既存製品の受注が増加しましたものの為替換算の影響により横ばいとなりました。
汎用エンジンバルブは、海外向け製品の増加により微増となりました。
当セグメントの損益面につきましては、中空エンジンバルブの量産拡大、ベトナムにおけるコスト削減等の増益要因はありましたものの、中国・北米の受注減少、国内外事業におけるコスト増加、中国子会社立ち上げコストの発生等により前年同期に比べ減益となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、161億73百万円(前年同期比8.6%減)、セグメント利益(営業利益)は、4億93百万円(前年同期比67.6%減)となりました。
(舶用部品)
舶用関連製品につきましては、海外向け製品の好調や拡販の成果等により船舶用の組付部品・補給部品の受注は増加しましたものの、主力の発電機用製品が減少し、前年同期に比べ減収となりました。
当セグメントの損益面につきましては、生産性改善等に伴うコスト削減や拡販効果により増益となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、17億51百万円(前年同期比0.9%減)、セグメント利益(営業利益)は、1億8百万円(前年同期比20.7%増)となりました。
(可変動弁・歯車・PBW)
可変動弁につきましては、量産終了に伴い、前年同期に比べ減収となりました。
精密鍛造歯車につきましては、生産能力に応じた受注の適正化や海外向け製品の減少等により自動車用製品が前年同期に比べ減収となりました。産業機械用製品につきましては微減となりました。
PBWにつきましては、当該製品の本格的な量産を開始したことにより大幅な増収となりました。
当セグメントの損益面につきましては、PBWの量産立ち上がりの効果等により黒字化しました。
この結果、当セグメントの売上高は、24億79百万円(前年同期比4.7%増)、セグメント利益(営業利益)は、87百万円(前年同期はセグメント損失(営業損失)99百万円)となりました。
(その他)
バルブリフターにつきましては、関連会社への生産移管に伴う受注減少等により減収となりました。
工作機械につきましては、グループ内部での取引が増加し増収となりました。
ロイヤルティーにつきましては、グループ内部での取引が増加し増収となりました。
農作物につきましては、事業規模は依然小さいものの販路拡大により増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、19億23百万円(前年同期比8.2%増)、セグメント利益(営業利益)は、65百万円(前年同期はセグメント損失(営業損失)53百万円)となりました。
なお、当セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高10億4百万円を含んでおります。

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、577億36百万円となり、前連結会計年度末と比べ4億69百万円増加しました。この主な要因は、現金及び預金が6億62百万円、商品及び製品が5億45百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が6億88百万円減少したことなどによるものであります。
負債総額は274億84百万円となり、前連結会計年度末と比べ7億円増加しました。この主な要因は、長期借入金が11億68百万円、短期借入金が7億54百万円増加した一方、その他に含まれるもののうち設備未払金が12億63百万円減少したことなどによるものであります。
純資産総額は302億51百万円となり、前連結会計年度末と比べ2億30百万円減少しました。この主な要因は、為替換算調整勘定が2億25百万円、非支配株主持分が1億80百万円減少したことなどによるものであります。
なお、通貨別の為替の変動につきましては、当社の連結子会社のある国では、前連結会計年度末と比べ、米ドル・人民元・インドルピー・台湾ドル・ポーランドズロチ・ベトナムドンが円高に進み、タイバーツが円安に進みました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は55億97百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により、30億31百万円の資金増加(前年同四半期は、37億85百万円の資金増加)となりました。これは主に、減価償却費22億69百万円を計上したことや、税金等調整前四半期純利益8億53百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により、40億42百万円の資金減少(前年同四半期は、24億63百万円の資金減少)となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出39億27百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により、16億83百万円の資金増加(前年同四半期は、5億16百万円の資金減少)となりました。これは主に、短期借入金が7億97百万円増加したことや、長期借入れによる収入20億98百万円があった一方、長期借入金の返済による支出9億17百万円があったことによるものであります。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は241,165千円であります。

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