有価証券報告書-第103期(令和3年1月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/03/29 12:20
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【項目】
129項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状況、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における世界経済は国や地域によるばらつきはありながらも新型コロナウィルス感染症のワクチン普及に伴い総じて回復に向かいました。
しかしながら、感染力の強い新型コロナウィルス変異株の拡大、半導体など電子部品の供給不足、エネルギー価格の上昇、緊迫するウクライナ情勢などの要因により、依然として経済の先行きは不透明な状況にあります。
米国・欧州・中国の海外主要市場では旺盛な消費意欲を背景に、当社グループの主要な市場である自動車をはじめ企業の設備投資は堅調でありました。
日本国内では海外市場に比べ回復のスピードは鈍かったものの、自動車のEV化や自動運転に必要な制御装置など新しい技術のための測定需要が増えてきております。
係る状況の中、当社の業績は当連結会計年度の売上高が117,029百万円(前年同期比24.6%増)、経常利益11,246百万円(同177.9%増)、親会社株主に帰属する純利益8,027百万円(同469.2%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
1.国内事業
国内事業では、新型コロナウィルス感染症の影響による落ち込みからは回復基調にあるものの、電子部品供給不足などが足かせとなり、売上高は31,140百万円(前連結会計年度比5.8%増)、営業利益は431百万円(前連結会計年度は1,383百万円の赤字)となりました。
2.海外事業
海外事業では、米国・欧州・中国での内需回復による自動車や通信機器などの需要拡大、及び、為替相場変動の影響により、売上高は85,889百万円(前連結会計年度比33.3%増)、営業利益は9,659百万円(同 249.4%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の連結キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローは13,953百万円の創出、有価証券取得を中心とした投資活動によるキャッシュ・フローは20,872百万円の支出となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは2,370百万円のプラスとなりました。その他に、現金及び現金同等物に係る換算差額2,451百万円の調整があり、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末比2,096百万円減少の66,955百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益10,996百万円、減価償却費7,040百万円、仕入債務の増加2,088百万円等によるキャッシュの増加があり、法人税等の支払額2,400百万円、たな卸資産の増加1,509百万円、退職給付に係る負債の減少1,570百万円等によるキャッシュの減少により、営業活動によるキャッシュ・フローは13,953百万円の収入(前連結会計年度は4,881百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有価証券の償還による収入117,000百万円、投資有価証券の売却2,453百万円等によるキャッシュの増加があり、有価証券の取得による支出117,700百万円、投資有価証券の取得による支出3,338百万円、有形固定資産の取得による支出12,658百万円、無形固定資産の取得による支出6,548百万円等によるキャッシュの減少により、投資活動によるキャッシュ・フローは20,872百万円の支出(前連結会計年度は9,803百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
短期借入金の増加4,500百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出1,967百万円等により、財務活動によるキャッシュ・フローは2,370百万円の収入(前連結会計年度は3,819百万円の収入)となりました。


③生産、受注及び販売の状況
1.生産実績
セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)
国内事業53,764,167109.96
海外事業1,304,98892.02
合計55,069,156109.46

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去前の数値によっております。
2.金額は内部振替価格によっております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.受注状況
当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
3.販売実績
セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)
国内事業31,140,115105.79
海外事業85,889,666133.25
合計117,029,782124.64

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.販売実績が総販売実績の100分の10以上となる相手先はないため、主要な顧客別の売上状況は記載を省略しております。
3.同種の機種でもその構造、形式等は一様ではないため数量表示は困難であるので記載しておりません。
4.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計基準に準拠して作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積もりが必要な事項につきましては合理的な基準に基づき会計上の見積もりを行っております。経営者はこれらの見積もりについて過去の実績等を勘案して合理的に判断しておりますが、実際の結果は、これらの見積もりと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表作成において採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
1.売上高
売上高は前連結会計年度に対し23,137百万円(24.6%)増加の117,029百万円となりました。
2.売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は前連結会計年度に対し、11,570百万円(23.7%)増加の60,310百万円となり、売上高に対する売上原価の比率は51.5%となりました。
販売費及び一般管理費は、4,766百万円(11.6%)増加の45,717百万円となり、売上高に対する比率39.1%となりました。
販売費及び一般管理費に含まれている研究開発費は345百万円(8.8%)減少の3,570百万円となり売上高に対する比率は3.1%となりました。研究開発活動についての詳細は、「第2 事業の状況 5 研究開発活動」として開示しております。
3.営業利益
営業利益は前連結会計年度に対し、6,800百万円(161.8%)増加の11,002百万円となりました。
4.営業外収益、営業外費用
営業外収益は前連結会計年度に対し、34百万円(2.0%)減少の1,743百万円となりました。
営業外費用は前連結会計年度に対し、433百万円(22.4%)減少の1,498百万円となりました。
5.経常利益
経常利益は前連結会計年度に対し、7,199百万円(177.9%)増加の11,246百万円となりました。
6.特別利益、特別損失
特別利益は、前連結会計年度に対し、691百万円(100.0%)減少となり当期発生はありません。
特別損失は、前連結会計年度に対し、5百万円(2.0%)減少の250百万円となりました。
7.親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に対し、6,617百万円(469.2%)増加の8,027百万円となりました。
③資本の財源および資金の流動性についての分析
1.財政状態の状況
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に対し18,781百万円(7.8%)増加の260,460百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に対し8,301百万円(4.9%)増加の176,549百万円となりました。この内、有価証券が6,927百万円(11.0%)減少の55,863百万円となる一方で、現金及び預金が8,799百万円(20.6%)増加の51,511百万円、たな卸資産が3,107百万円(7.3%)増加の45,880百万円となりました。
有形固定資産は、前連結会計年度末に対し6,037百万円(10.6%)増加の62,928百万円となりました。
無形固定資産は、前連結会計年度末に対し6,332百万円(284.9%)増加の8,555百万円となりました。
投資その他の資産は、前連結会計年度末に対し1,891百万円(13.2%)減少の12,427百万円となりました。この内、投資有価証券が1,899百万円(19.9%)減少の7,665百万円、繰延税金資産が73百万円(2.2%)減少の3,341百万円となりました。
固定資産合計では、前連結会計年度末に対し10,479百万円(14.3%)増加の83,911百万円となりました。
当連結会計年度末の流動負債及び固定負債の合計は、前連結会計年度末に対し6,924百万円(18.9%)増加の43,521百万円となりました。前連結会計年度末に対し短期借入金が4,569百万円(69.0%)増加の11,191百万円となりました。
当連結会計年度末の非支配株主持分を除く純資産は、前連結会計年度末に対し11,245百万円(5.7%)増加の209,660百万円となり、自己資本比率は80.5%となりました。
2.キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。

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