有価証券報告書-第102期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状況、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における世界経済を振り返りますと、中国に始まった新型コロナウィルス感染症の拡大が世界全体に広がり、各国において感染防止対策として一時的な経済活動の制限により個人消費・設備投資が大幅に縮小し、一部ではリーマンショックを上回る景気後退がみられました。世界全体では感染拡大傾向は止まらなかったものの、年央以降は中国における感染の収束に伴う経済活動の活発化と世界経済への波及効果、各国政府による積極的な財政政策の実施、米国等におけるワクチン接種開始に伴う感染収束期待などにより下げ止まりの傾向が見られました。 当社の業績は、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、当連結会計年度の売上高は93,892百万円(前年同期比21.0%減)、経常利益4,047百万円(同72.1%減)、親会社株主に帰属する純利益1,410百万円(同83.7%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
1.国内事業
国内事業では、新型コロナウィルス感染拡大の影響により自動車業界を中心に設備投資が縮小したため、新規顧客の開拓強化等を行ったものの、売上高は29,436百万円(前連結会計年度比 15.9%減)、営業損失は1,383百万円(同 119.39%減)となりました。
2.海外事業
海外事業全体としましては、新型コロナウィルス感染拡大の影響及び為替相場変動の影響により、売上高は64,455百万円(前連結会計年度比 23.1%減)、営業利益は2,764百万円(同 56.5%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の連結キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローは4,881百万円の創出、有価証券取得を中心とした投資活動によるキャッシュ・フローは9,803百万円の支出となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは3,819百万円のプラスとなりました。その他に、現金及び現金同等物に係る換算差額711百万円のマイナス調整があり、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末比1,814百万円減少の69,052百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益4,483百万円、減価償却費6,315百万円、売上債権の減少2,458百万円等によるキャッシュの増加があり、法人税等の支払額1,032百万円、たな卸資産の増加3,915百万円、仕入債務の減少1,340百万円等によるキャッシュの減少により、営業活動によるキャッシュ・フローは4,881百万円の収入(前連結会計年度は9,625百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有価証券の償還による収入126,277百万円、投資有価証券の売却1,617百万円、有形固定資産の売却による収入1,188百万円等によるキャッシュの増加があり、有価証券の取得による支出121,700百万円、投資有価証券の取得による支出2,585百万円、有形固定資産の取得による支出13,832百万円、無形固定資産の取得による支出1,099百万円等によるキャッシュの減少により、投資活動によるキャッシュ・フローは9,803百万円の支出(前連結会計年度は12,338百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
短期借入金の増加6,000百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出1,711百万円等により、財務活動によるキャッシュ・フローは3,819百万円の収入(前連結会計年度は1,324百万円の支出)となりました。
③生産、受注及び販売の状況
1.生産実績
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去前の数値によっております。
2.金額は内部振替価格によっております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.受注状況
当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
3.販売実績
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.販売実績が総販売実績の100分の10以上となる相手先はないため、主要な顧客別の売上状況は記載を省略しております。
3.同種の機種でもその構造、形式等は一様ではないため数量表示は困難であるので記載しておりません。
4.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計基準に準拠して作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積もりが必要な事項につきましては合理的な基準に基づき会計上の見積もりを行っております。経営者はこれらの見積もりについて過去の実績等を勘案して合理的に判断しておりますが、実際の結果は、これらの見積もりと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表作成において採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
1.売上高
売上高は前連結会計年度に対し24,915百万円(21.0%)減少の93,892百万円となりました。
2.売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は前連結会計年度に対し、7,196百万円(12.9%)減少の48,739百万円となり、売上高に対する売上原価の比率は51.9%となりました。
販売費及び一般管理費は、7,071百万円(14.7%)減少の40,950百万円となり、売上高に対する比率43.6%となりました。
販売費及び一般管理費に含まれている研究開発費は235百万円(5.7%)減少の3,915百万円となり売上高に対する比率は4.2%となりました。研究開発活動についての詳細は、第2事業の状況 5研究開発活動 として開示しております。
3.営業利益
営業利益は前連結会計年度に対し、10,647百万円(71.7%)減少の4,202百万円となりました。
4.営業外収益、営業外費用
営業外収益は前連結会計年度に対し、310百万円(21.2%)増加の1,778百万円となりました。
営業外費用は前連結会計年度に対し、102百万円(5.6%)増加の1,932百万円となりました。
5.経常利益
経常利益は前連結会計年度に対し、10,438百万円(72.1%)減少の4,047百万円となりました。
6.特別利益、特別損失
特別利益は、691百万円となりました。
特別損失は、前連結会計年度に対し、471百万円(64.9%)減少の255百万円となりました。
7.親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に対し、7,259百万円(83.7%)減少の1,410百万円となりました。
③資本の財源および資金の流動性についての分析
1.財政状態の状況
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に対し1,434百万円(0.6%)増加の241,679百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に対し4,168百万円(2.4%)減少の168,247百万円となりました。この内、有価証券が6,584百万円(9.5%)減少の62,791百万円、現金及び預金が1,383百万円(3.3%)増加の42,712百万円となる一方で、たな卸資産が3,102百万円(7.8%)増加の42,772百万円となりました。
有形固定資産は、前連結会計年度末に対し7,250百万円(14.6%)増加の56,890百万円となりました。
投資その他の資産は前連結会計年度末に対し2,281百万円(13.7%)減少の14,318百万円となりました。この内、投資有価証券が610百万円(6.0%)減少の9,564百万円、繰延税金資産が1,638百万円(32.4%)減少の3,414百万円となりました。
固定資産合計では前連結会計年度末に対し5,602百万円(8.3%)増加の73,432百万円となりました。
当連結会計年度末の流動負債及び固定負債の合計は、前連結会計年度末に対し3,332百万円(10.0%)増加の36,597百万円となりました。前連結会計年度末に対し短期借入金が5,964百万円(906.6%)増加の6,622百万円となりました。
当連結会計年度末の非支配株主持分を除く純資産は、前連結会計年度末に対し444百万円(0.2%)減少の198,415百万円となり、自己資本比率は82.1%となりました。
2.キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの分析については、第2「事業の状況」3「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況をご参照ください。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状況、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における世界経済を振り返りますと、中国に始まった新型コロナウィルス感染症の拡大が世界全体に広がり、各国において感染防止対策として一時的な経済活動の制限により個人消費・設備投資が大幅に縮小し、一部ではリーマンショックを上回る景気後退がみられました。世界全体では感染拡大傾向は止まらなかったものの、年央以降は中国における感染の収束に伴う経済活動の活発化と世界経済への波及効果、各国政府による積極的な財政政策の実施、米国等におけるワクチン接種開始に伴う感染収束期待などにより下げ止まりの傾向が見られました。 当社の業績は、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、当連結会計年度の売上高は93,892百万円(前年同期比21.0%減)、経常利益4,047百万円(同72.1%減)、親会社株主に帰属する純利益1,410百万円(同83.7%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
1.国内事業
国内事業では、新型コロナウィルス感染拡大の影響により自動車業界を中心に設備投資が縮小したため、新規顧客の開拓強化等を行ったものの、売上高は29,436百万円(前連結会計年度比 15.9%減)、営業損失は1,383百万円(同 119.39%減)となりました。
2.海外事業
海外事業全体としましては、新型コロナウィルス感染拡大の影響及び為替相場変動の影響により、売上高は64,455百万円(前連結会計年度比 23.1%減)、営業利益は2,764百万円(同 56.5%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の連結キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローは4,881百万円の創出、有価証券取得を中心とした投資活動によるキャッシュ・フローは9,803百万円の支出となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは3,819百万円のプラスとなりました。その他に、現金及び現金同等物に係る換算差額711百万円のマイナス調整があり、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末比1,814百万円減少の69,052百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益4,483百万円、減価償却費6,315百万円、売上債権の減少2,458百万円等によるキャッシュの増加があり、法人税等の支払額1,032百万円、たな卸資産の増加3,915百万円、仕入債務の減少1,340百万円等によるキャッシュの減少により、営業活動によるキャッシュ・フローは4,881百万円の収入(前連結会計年度は9,625百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有価証券の償還による収入126,277百万円、投資有価証券の売却1,617百万円、有形固定資産の売却による収入1,188百万円等によるキャッシュの増加があり、有価証券の取得による支出121,700百万円、投資有価証券の取得による支出2,585百万円、有形固定資産の取得による支出13,832百万円、無形固定資産の取得による支出1,099百万円等によるキャッシュの減少により、投資活動によるキャッシュ・フローは9,803百万円の支出(前連結会計年度は12,338百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
短期借入金の増加6,000百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出1,711百万円等により、財務活動によるキャッシュ・フローは3,819百万円の収入(前連結会計年度は1,324百万円の支出)となりました。
③生産、受注及び販売の状況
1.生産実績
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| 国内事業 | 48,893,130 | 90.82 |
| 海外事業 | 1,418,138 | 70.75 |
| 合計 | 50,311,268 | 90.10 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去前の数値によっております。
2.金額は内部振替価格によっております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.受注状況
当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
3.販売実績
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| 国内事業 | 29,436,843 | 84.09 |
| 海外事業 | 64,455,420 | 76.92 |
| 合計 | 93,892,264 | 79.03 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.販売実績が総販売実績の100分の10以上となる相手先はないため、主要な顧客別の売上状況は記載を省略しております。
3.同種の機種でもその構造、形式等は一様ではないため数量表示は困難であるので記載しておりません。
4.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計基準に準拠して作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積もりが必要な事項につきましては合理的な基準に基づき会計上の見積もりを行っております。経営者はこれらの見積もりについて過去の実績等を勘案して合理的に判断しておりますが、実際の結果は、これらの見積もりと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表作成において採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容
1.売上高
売上高は前連結会計年度に対し24,915百万円(21.0%)減少の93,892百万円となりました。
2.売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は前連結会計年度に対し、7,196百万円(12.9%)減少の48,739百万円となり、売上高に対する売上原価の比率は51.9%となりました。
販売費及び一般管理費は、7,071百万円(14.7%)減少の40,950百万円となり、売上高に対する比率43.6%となりました。
販売費及び一般管理費に含まれている研究開発費は235百万円(5.7%)減少の3,915百万円となり売上高に対する比率は4.2%となりました。研究開発活動についての詳細は、第2事業の状況 5研究開発活動 として開示しております。
3.営業利益
営業利益は前連結会計年度に対し、10,647百万円(71.7%)減少の4,202百万円となりました。
4.営業外収益、営業外費用
営業外収益は前連結会計年度に対し、310百万円(21.2%)増加の1,778百万円となりました。
営業外費用は前連結会計年度に対し、102百万円(5.6%)増加の1,932百万円となりました。
5.経常利益
経常利益は前連結会計年度に対し、10,438百万円(72.1%)減少の4,047百万円となりました。
6.特別利益、特別損失
特別利益は、691百万円となりました。
特別損失は、前連結会計年度に対し、471百万円(64.9%)減少の255百万円となりました。
7.親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に対し、7,259百万円(83.7%)減少の1,410百万円となりました。
③資本の財源および資金の流動性についての分析
1.財政状態の状況
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に対し1,434百万円(0.6%)増加の241,679百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に対し4,168百万円(2.4%)減少の168,247百万円となりました。この内、有価証券が6,584百万円(9.5%)減少の62,791百万円、現金及び預金が1,383百万円(3.3%)増加の42,712百万円となる一方で、たな卸資産が3,102百万円(7.8%)増加の42,772百万円となりました。
有形固定資産は、前連結会計年度末に対し7,250百万円(14.6%)増加の56,890百万円となりました。
投資その他の資産は前連結会計年度末に対し2,281百万円(13.7%)減少の14,318百万円となりました。この内、投資有価証券が610百万円(6.0%)減少の9,564百万円、繰延税金資産が1,638百万円(32.4%)減少の3,414百万円となりました。
固定資産合計では前連結会計年度末に対し5,602百万円(8.3%)増加の73,432百万円となりました。
当連結会計年度末の流動負債及び固定負債の合計は、前連結会計年度末に対し3,332百万円(10.0%)増加の36,597百万円となりました。前連結会計年度末に対し短期借入金が5,964百万円(906.6%)増加の6,622百万円となりました。
当連結会計年度末の非支配株主持分を除く純資産は、前連結会計年度末に対し444百万円(0.2%)減少の198,415百万円となり、自己資本比率は82.1%となりました。
2.キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの分析については、第2「事業の状況」3「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況をご参照ください。