四半期報告書-第32期第3四半期(令和1年11月1日-令和2年1月31日)

【提出】
2020/03/06 15:02
【資料】
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【項目】
37項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2019年5月1日~2020年1月31日)における世界経済は、欧州においては、2020年1月31日をもって英国がEUを離脱し、今後はEU各国との通商交渉が残るなど先行き不透明な状況となり、米中貿易摩擦については双方が関税の一部引き下げで歩み寄りの姿勢を見せておりますが、依然として先行きの見通しが難しい状況が続いております。わが国経済につきましても、米中貿易摩擦や新型コロナウィルスの感染拡大による経済への影響などが懸念され、先行き不透明感が増してきております。
このような経営環境の中、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は1,726百万円(前年同期比18.2%減)、営業利益は40百万円(前年同期比83.1%減)、経常利益は77百万円(前年同期比57.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は54百万円(前年同期比65.6%減)となりました。
また、当社は新事業の創出に取り組むべく、長尺FPC(フレキシブル基板)をシームレスに連続露光可能なロールtoロール型シームレスレーザー直描露光機を開発し発表致しました。今後、長尺FPCは自動車分野をはじめとして、航空機、宇宙産業、ドローン、ウエアラブル機器、各種ロボット、医療機器など多くの分野で利用が拡大していくものと思われます。すでに2020年1月に開催されました「インターネプコンジャパン」におきましては、当該装置に関するお問い合わせを複数頂いております。今後は新製品を国内外の展示会に出展するなど、受注獲得を目指すべく営業活動を行い、本事業が当社の成長を牽引し当社の大きな柱となるよう積極的に取り組んでまいります。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①半導体パッケージ基板・精密基板検査装置関連事業(当社)
当第3四半期連結累計期間の前半におきましては、米中貿易摩擦の影響により、ユーザーが投資判断を先送りする傾向にありましたが、当期間の後半より、主に当社が現在戦略的に取り組んでおりますロールtoロール型検査装置の商談が進展し、期末に向けてキャッチアップするべく取り組んでおります。また、2019年12月に本社工場の増築工事が完了し、工場面積が倍増となり生産能力も2倍強に増強されたため、今後の事業拡大に対応できるようになりました。
なお、2019年5月から2020年1月までの受注状況については、主に新規の国内顧客からFPC用ロールtoロール型検査装置及びフラットベッド型検査装置を複数台受注し、この間の受注額は886百万円(前年同期は1,743百万円)となっております。これにより、2020年1月末時点における受注残高は849百万円(前年同期は1,531百万円)となっております。
この結果、当事業の売上高は1,358百万円(前年同期比19.1%減)となり、セグメント利益は106百万円(前年同期比57.2%減)となりました。
②精密基板製造装置関連事業(First EIE SA)
当第3四半期連結累計期間におきましては、当事業の主力製品でありますフォトプロッター(基板のフィルム原版を印刷する装置)が売上を牽引しておりますが、米中貿易摩擦等の影響により中国市場において投資のタイミングを先延ばしする傾向が見られ、当第3四半期連結累計期間の売上高は当初計画を下回りました。
この結果、当事業の売上高は368百万円(前年同期比14.8%減)となり、セグメント損失は69百万円(前年同期はセグメント損失16百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産の部は、前連結会計年度末に比べ409百万円増加し、3,436百万円となりました。これは主に、現金及び預金434百万円の減少、工場増築に伴う建物及び構築物(純額)347百万円の増加及び転換社債取得に伴う投資有価証券500百万円の増加によるものであります。
負債の部では、前連結会計年度末に比べ240百万円減少し、1,524百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金154百万円の減少、前受金173百万円の減少、長期借入金188百万円の増加によるものであります。
純資産の部では、前連結会計年度末に比べ650百万円増加し、1,911百万円となりました。これは主に、資本金288百万円の増加、資本剰余金288百万円の増加及び親会社株主に帰属する四半期純利益54百万円の計上によるものであります。
(3)重要な会計方針及び見積り
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した重要な会計方針及び見積りについて、変更及び追加があった事項は、次のとおりであります。
投資有価証券
当社は、2019年12月及び2020年1月にTHEケンコウFUTURE投資事業有限責任組合の業務執行組合員である株式会社ウィズ・パートナーズからクラーロ株式会社第1回無担保転換社債型新株予約権付社債(以下「本転換社債」といいます。)500百万円を取得いたしました。本転換社債の発行先であるパスイメージング株式会社の財政状態及び経営成績が著しく悪化した場合は、評価損の計上が必要となる可能性があります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、中国湖北省の武漢で発生したコロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、中国企業に納入予定となっている完成済み装置の出荷遅延が発生しております。今後、早期納入に向けて状況を注視しながら、適切に対処してまいります。また、当社では従業員への感染防止策及び感染者が出た場合の対策として、厚生労働省の指針に従って対応しております。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、121百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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