四半期報告書-第63期第2四半期(令和1年5月1日-令和1年7月31日)

【提出】
2019/09/06 9:09
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【項目】
29項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析をおこなっております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、輸出を中心に弱さは続いているものの、雇用・所得環境の改善や個人消費の持ち直し等も見られ、全体として緩やかな回復基調となっております。一方世界経済におきましては、米中貿易摩擦の継続等、通商問題の動向及び為替市場の変動等、依然として不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、「第6次中期経営計画(2018年1月期~2019年12月期)」においてスローガンを“Building our dreams into the future~Global Number Oneの育児用品メーカーになるための橋をかける~”と掲げ、その最終年度としてさらなる成長に向けた取り組みを行っております。また3つの基本戦略を定め、グループ事業の拡大と経営品質の向上を目指しております。
1)Pigeon Wayに基づき、社会の中で「なくてはならない会社」、そして、我々のVision「世界中の赤ちゃんとご家族に最も信頼される育児用品メーカー“Global Number One”」の実現に向け、必要な施策を立案し、実行する。
2)事業収益性・効率性の改善やキャッシュ・フローの最大化により、企業価値のさらなる向上を目指すとともに、中長期的に成長が持続するための組織体制、マネジメントシステム、ガバナンス体制を整備・強化する。
3)第6次中期経営計画の3年間に、重点商品に対する経営資源の優先的投入と戦略的投資を行い、その後のピジョンの二桁成長につながる土台作りを行う。
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は887億14百万円となり、前連結会計年度末と比べ30億95百万円の増加となりました。流動資産は24億40百万円の増加、固定資産は6億54百万円の増加となりました。
流動資産の増加の主な要因は、現金及び預金が12億4百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が34億37百万円、商品及び製品が4億24百万円増加したことによるものです。
固定資産の増加の主な要因は、有形固定資産のその他が3億84百万円増加したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は200億32百万円となり、前連結会計年度末と比べ9億96百万円の増加となりました。流動負債は4億78百万円の増加、固定負債は5億18百万円の増加となりました。
流動負債の増加の主な要因は、流動負債のその他が7億69百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が10億56百万円、電子記録債務が5億11百万円増加したことによるものです。
固定負債の増加の主な要因は、固定負債のその他が10億33百万円増加したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は686億81百万円となり、前連結会計年度末と比べ20億98百万円の増加となりました。
純資産の増加の主な要因は、為替換算調整勘定が3億53百万円減少したものの、利益剰余金が24億94百万円増加したことによるものです。
②経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におきましては、上記事業方針に基づき各事業・機能戦略に取り組んでまいりました結果、売上高は525億19百万円(前年同期比0.6%減)となりました。利益面におきましては、売上原価率が前期比で約0.5ポイント上昇したことに加え、販売費及び一般管理費の増加等もあり、営業利益は92億57百万円(前年同期比15.1%減)、経常利益は96億8百万円(前年同期比17.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は65億65百万円(前年同期比19.0%減)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間の海外連結子会社等の財務諸表項目(収益及び費用)の主な為替換算レートは次のとおりです。
・米ドル:110.05円(108.67円)
・中国元: 16.20円( 17.08円)
注:( )内は前年同期の為替換算レート
当社グループの報告セグメントは「国内ベビー・ママ事業」、「子育て支援事業」、「ヘルスケア・介護事業」、「中国事業」、「シンガポール事業」並びに「ランシノ事業」の計6セグメントとなっております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
・国内ベビー・ママ事業
当事業の売上高は、引き続きインバウンド需要の軟調な推移等を背景に、179億64百万円(前年同期比2.5%減)となりました。セグメント利益は、売上高の減少や原価率の上昇に加え、販売費及び一般管理費の増加もあり、前年実績を下回る29億71百万円(前年同期比15.5%減)となりました。当事業におきましては、5月に、「エアタイヤ搭載による快適な走行性」はそのままに、重さ・サイズ・使い勝手を向上した3輪エアタイヤベビーカー「palskip(パルスキップ)」を新発売しました。さらに6月には、キャスターにボールベアリングを採用してなめらかな押し心地と乗り心地が進化したベビーカー「Runfee(ランフィ) RA9」の企業・数量限定品「Runfee Lino’n(ランフィ リノン)RA9L ボタニカルズー」を発売し、順調に売上を拡大しております。また、ダイレクト・コミュニケーションの一環であるイベントとして、出産前の方を対象としたプレママクラス、母子に寄り添う子育て中の母乳育児をテーマとした医療従事者向けのピジョンセミナーなどを当第2四半期連結累計期間において16回開催し、合計で約1,500名の方にご参加いただいております。妊娠・出産・育児シーンの女性を応援するサイト「ピジョンインフォ」におきましても、お客様がさらに使いやすくなるよう改善を進めてまいります。
・子育て支援事業
当事業の売上高は19億20百万円(前年同期比25.1%減)、セグメント利益は42百万円(前年同期比41.9%減)となり前年実績を下回りました。なお、2018年3月をもちまして独立行政法人国立病院機構の保育施設運営事業を終了したことが、業績変動の主たる要因となっております。当第2四半期連結累計期間におきましては、事業所内保育施設73箇所にてサービスを展開しております。今後もサービス内容の質的向上を図りながら、事業を展開してまいります。
・ヘルスケア・介護事業
当事業の売上高は、34億80百万円(前年同期比1.1%減)、セグメント利益は2億21百万円(前年同期比7.7%減)となりました。当事業におきましては、2月に発売した介護施設利用者の「座位姿勢保持」を重視した新シリーズ「プロフィットケア」、また入浴できない時でも体を清潔に保てるスキンケア商品「看護から生まれた『清潔ケア』シリーズ」に関するWEB特設サイトを5月に開設するなど、商品周知及び販売拡大に取り組んでおります。引き続き、競争優位性のある新商品の投入、介護サービスの品質向上など施策実行を徹底してまいります。
・中国事業
当事業の売上高は176億72百万円(前年同期比1.8%増)、セグメント利益は62億91百万円(前年同期比1.7%増)となりました。当事業におきましては、主力商品である哺乳器及び乳首の販売が堅調に拡大する中、「薬用スキンケア(ももの葉)シリーズ」に加え、さく乳器の販売も順調に推移しております。引き続き拡大が見込まれるEコマースを中心に取り組み強化を行うとともに、SNSを活用した直接的な消費者とのコミュニケーションの活性化、また実店舗での店頭販促や新商品の配荷促進、病産院活動等のオフライン活動の強化も引き続き実施し、お客様との接点を増やし、事業拡大に向けた取り組みを進めてまいります。
・シンガポール事業
当事業におきましては、売上高は60億79百万円(前年同期比2.8%増)となりましたが、原価率の上昇等により、セグメント利益は13億5百万円(前年同期比9.2%減)となりました。ASEAN地域・中東諸国・インド等、当事業の管轄エリアにおきましては、中間層向け商品の開発・投入を推進するとともに、引き続き当社ブランドの市場浸透を目指して積極的な営業・マーケティング活動を展開してまいります。
・ランシノ事業
当事業におきましては、売上高は65億72百万円(前年同期比4.1%増)となりましたが、販売費及び一般管理の増加等もありセグメント利益は9億6百万円(前年同期比9.9%減)となりました。北米ではDMEチャネルでのさく乳器の売上が順調に推移しており、更なる強化及び拡大を進めてまいります。また、中国市場(LANSINOH LABORATORIES SHANGHAI)及び欧州での一層の事業拡大に向け、Eコマースの強化に加え、マーケティング活動、ブランド強化等の取り組みを進めてまいります。
・その他
当事業の売上高は7億25百万円(前年同期比15.4%増)となり、セグメント利益は44百万円(前年同期比23.6%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ12億4百万円減少し、297億45百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は53億31百万円(前年同期は43億42百万円の獲得)となりました。これは主に売上債権の増加38億42百万円、法人税等の支払額32億68百万円等の減少要因に対し、税金等調整前四半期純利益96億75百万円、減価償却費18億53百万円等の増加要因によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は21億47百万円(前年同期は25億19百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出18億93百万円、無形固定資産の取得による支出4億1百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は42億95百万円(前年同期は42億58百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額40億72百万円等の減少要因によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は15億59百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数に著しい増減はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの生産、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。
(8)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。
(9)資本の財源及び資金の流動性
当第2四半期連結累計期間において、資本の財源及び資金の流動性の重要な変更はありません。

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