四半期報告書-第72期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/13 16:14
【資料】
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【項目】
31項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が続く中で、当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、外食の自粛やインバウンドの激減、さらには国内移動制限による国内観光の不振など、経済活動が大きく制限された状況から徐々に日常を取り戻しつつありますが、消費活動や設備投資などの景気の先行きは依然不透明な状況が続いております。
主要なお客様である外食、宿泊施設、病院、老健、福祉施設またレジャー施設等への影響が極めて大きい環境下、当社グループは社員の健康と安全を確保しつつ、お客様のコロナ禍での新しいニーズ、ご要望に、迅速且つ的確にお応えすべく、生産、物流、設計、施工、営業、サービスの一貫体制を一層強化するとともに、利益率の改善、経費の削減に努め、収益体質を強化してまいりました。しかしながら、依然として国内経済活動の低迷の影響を受けております。
こうしたことから、当第2四半期連結累計期間の売上高は140億6百万円(前年同期比24.1%減)となりました。利益面につきましては、経常利益は1億3千2百万円(前年同期比85.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3千万円(前年同期比95.0%減)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、総資産は、売上債権の減少等により、前連結会計年度末比36億8千9百万円減の321億8千7百万円となりました。負債につきましては、仕入債務の減少等により、前連結会計年度末比35億6千万円減の137億3千2百万円となりました。純資産は、前連結会計年度末比1億2千9百万円減の184億5千5百万円となりました。
なお、当社及び連結子会社の事業は、業務用厨房機器の製造・販売及び保守修理であり、単一のセグメントであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ2億6千7百万円増加し、90億1千5百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は10億6千7百万円(前年同期は15億1千7百万円の獲得)となりました。
これは主に、売上債権の減少および仕入債務の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は13億2千2百万円(前年同期は4億4千5百万円の使用)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は5億1千3百万円(前年同期は5億4千5百万円の使用)となりました。
これは主に、長期借入金の増加によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億4千3百万円であります。
主なものは、製品の品質及び安全性の向上に向けた開発並びに製品の省人化・省力化を目的とした食器自動洗浄システムの開発等であります。
(6) 従業員数
当第2四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数に著しい増減はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。
(8) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に完成したものは次のとおりであります。
株式会社フジマックにて、前連結会計年度に総工費約13億円で建設中でありました建物(延床面積約550坪)は2020年6月末に完成引渡しを受け、7月より本社ビルとして稼働しております。