四半期報告書-第16期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および当社の関係会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢が改善するなど、緩やかな回復基調が続いているものの、米国の政策動向や世界的な地政学リスク等の不確実性の高まりにより、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、新たに策定した3カ年の中期経営計画「タカラバイオ中期経営計画2019」のもと、「バイオ産業支援事業」、「遺伝子医療事業」、「医食品バイオ事業」の3つの事業部門戦略の推進とこれを支える経営基盤を強化し、グローバル企業かつ再生医療等製品企業としてのプレゼンスを向上させ、飛躍的な成長を目指していくための取り組みを推進いたしました。
その結果、売上高は新規連結子会社の寄与に加え、受託サービスが前年同期比で大きく上回り、22,646百万円(前年同期比109.7%)となりました。売上原価は売上高の増加により、また新規連結子会社の取得にともなう無形資産償却費の計上もあり、9,879百万円(前年同期比121.9%)となりましたので、売上総利益は12,766百万円(前年同期比101.8%)となりました。販売費及び一般管理費は新規連結子会社の人件費やのれん償却額等の増加により、11,157百万円(前年同期比113.7%)となりましたので、営業利益は1,608百万円(前年同期比59.0%)と減益となりました。
営業利益の減益にともない、経常利益は1,762百万円(前年同期比61.4%)、税金等調整前四半期純利益は1,742百万円(前年同期比66.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,068百万円(前年同期比68.5%)と減益となりました。
セグメントの状況は次のとおりであります。
[バイオ産業支援]
バイオテクノロジー関連分野の研究開発活動がますます広がりを見せるなか、当社グループは、こうした研究開発活動を支援する製品・商品やサービスを中心に展開する当事業をコアビジネスと位置づけております。
当第3四半期連結累計期間の品目別売上高の状況については、理化学機器は前年同期比で減少いたしましたものの、研究用試薬および受託サービスの売上高は前年同期比で増加いたしました。
以上の結果、外部顧客に対する売上高は20,405百万円(前年同期比110.8%)と増収となり、売上総利益は11,783百万円(前年同期比101.8%)と増加いたしました。販売費及び一般管理費は上述の新規連結子会社人件費やのれん償却額等の増加により、8,087百万円(前年同期比117.1%)と増加いたしましたので、営業利益は3,696百万円(前年同期比79.1%)と前年同期を下回りました。
[遺伝子医療]
当事業では、高効率遺伝子導入技術レトロネクチン法、高効率リンパ球増殖技術であるレトロネクチン拡大培養法、siTCR等の自社技術を利用した、がん等の遺伝子治療の早期商業化を進めております。
当第3四半期連結累計期間は、腫瘍溶解性ウイルスHF10に関する開発・販売実施許諾対価料として、500百万円が発生いたしました。
以上の結果、当事業の外部顧客に対する売上高は、500百万円(前年同期比100.0%)となり、売上総利益も500百万円(前年同期比100.0%)となりました。販売費及び一般管理費は研究開発費の増加により1,302百万円(前年同期比105.9%)となりましたので、営業損失は802百万円(前年同期営業損失730百万円)となりました。
[医食品バイオ]
当事業では、食から医という「医食同源」のコンセプトに基づき、当社グループ独自の先端バイオテクノロジーを駆使して食物の科学的根拠を明確にした機能性食品素材の開発、製造および販売を行っており、ガゴメ昆布フコイダン関連製品、寒天アガロオリゴ糖関連製品、明日葉カルコン関連製品、ボタンボウフウイソサミジン関連製品、ヤムイモヤムスゲニン関連製品およびキノコ関連製品等を中心に事業を展開しております。
当第3四半期連結累計期間は、健康食品関連製品の売上高が前年同期比で減少いたしましたものの、キノコ関連製品の売上高は前年同期比で増加いたしましたので、外部顧客に対する売上高は1,740百万円(前年同期比100.9%)と増収となり、売上総利益は482百万円(前年同期比105.1%)と増加いたしました。販売費及び一般管理費は371百万円(前年同期比100.8%)と若干増加いたしましたものの、営業利益は110百万円(前年同期比123.1%)と前年同期を上回りました。
(2)財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は66,759百万円となり、前連結会計年度末に比べて384百万円減少いたしました。これは主に、無形固定資産の増加12,170百万円があったものの、現金及び預金の減少13,351百万円があったことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は6,443百万円となり、前連結会計年度末に比べて714百万円減少いたしました。これは主に、引当金の減少197百万円、流動負債のその他に含まれる未払金の減少434百万円があったことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は60,315百万円となり、前連結会計年度末に比べて330百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加587百万円によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、587百万円の収入となり、前年同期に比べて900百万円の収入減少となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の減少882百万円によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、13,147百万円の支出となり、前年同期の収入から支出に転じ、22,625百万円の支出増加となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が12,396百万円発生したことや、有価証券の売却及び償還による収入10,177百万円がなくなったことによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,067百万円の支出となり、前年同期に比べて821百万円の支出増加となりました。これは主に、社債の償還による支出が546百万円発生したことや、配当金の支払額の増加264百万円によるものであります。
以上の結果、現金及び現金同等物に係る換算差額を含めた当第3四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、8,355百万円となり、前連結会計年度末より13,845百万円の減少となりました。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。
(5)事業上および財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、3,417百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の除却等のうち、独身寮を平成29年4月に、大津事業所の土地・建物を平成29年9月に売却いたしました。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢が改善するなど、緩やかな回復基調が続いているものの、米国の政策動向や世界的な地政学リスク等の不確実性の高まりにより、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、新たに策定した3カ年の中期経営計画「タカラバイオ中期経営計画2019」のもと、「バイオ産業支援事業」、「遺伝子医療事業」、「医食品バイオ事業」の3つの事業部門戦略の推進とこれを支える経営基盤を強化し、グローバル企業かつ再生医療等製品企業としてのプレゼンスを向上させ、飛躍的な成長を目指していくための取り組みを推進いたしました。
その結果、売上高は新規連結子会社の寄与に加え、受託サービスが前年同期比で大きく上回り、22,646百万円(前年同期比109.7%)となりました。売上原価は売上高の増加により、また新規連結子会社の取得にともなう無形資産償却費の計上もあり、9,879百万円(前年同期比121.9%)となりましたので、売上総利益は12,766百万円(前年同期比101.8%)となりました。販売費及び一般管理費は新規連結子会社の人件費やのれん償却額等の増加により、11,157百万円(前年同期比113.7%)となりましたので、営業利益は1,608百万円(前年同期比59.0%)と減益となりました。
営業利益の減益にともない、経常利益は1,762百万円(前年同期比61.4%)、税金等調整前四半期純利益は1,742百万円(前年同期比66.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,068百万円(前年同期比68.5%)と減益となりました。
セグメントの状況は次のとおりであります。
[バイオ産業支援]
バイオテクノロジー関連分野の研究開発活動がますます広がりを見せるなか、当社グループは、こうした研究開発活動を支援する製品・商品やサービスを中心に展開する当事業をコアビジネスと位置づけております。
当第3四半期連結累計期間の品目別売上高の状況については、理化学機器は前年同期比で減少いたしましたものの、研究用試薬および受託サービスの売上高は前年同期比で増加いたしました。
以上の結果、外部顧客に対する売上高は20,405百万円(前年同期比110.8%)と増収となり、売上総利益は11,783百万円(前年同期比101.8%)と増加いたしました。販売費及び一般管理費は上述の新規連結子会社人件費やのれん償却額等の増加により、8,087百万円(前年同期比117.1%)と増加いたしましたので、営業利益は3,696百万円(前年同期比79.1%)と前年同期を下回りました。
[遺伝子医療]
当事業では、高効率遺伝子導入技術レトロネクチン法、高効率リンパ球増殖技術であるレトロネクチン拡大培養法、siTCR等の自社技術を利用した、がん等の遺伝子治療の早期商業化を進めております。
当第3四半期連結累計期間は、腫瘍溶解性ウイルスHF10に関する開発・販売実施許諾対価料として、500百万円が発生いたしました。
以上の結果、当事業の外部顧客に対する売上高は、500百万円(前年同期比100.0%)となり、売上総利益も500百万円(前年同期比100.0%)となりました。販売費及び一般管理費は研究開発費の増加により1,302百万円(前年同期比105.9%)となりましたので、営業損失は802百万円(前年同期営業損失730百万円)となりました。
[医食品バイオ]
当事業では、食から医という「医食同源」のコンセプトに基づき、当社グループ独自の先端バイオテクノロジーを駆使して食物の科学的根拠を明確にした機能性食品素材の開発、製造および販売を行っており、ガゴメ昆布フコイダン関連製品、寒天アガロオリゴ糖関連製品、明日葉カルコン関連製品、ボタンボウフウイソサミジン関連製品、ヤムイモヤムスゲニン関連製品およびキノコ関連製品等を中心に事業を展開しております。
当第3四半期連結累計期間は、健康食品関連製品の売上高が前年同期比で減少いたしましたものの、キノコ関連製品の売上高は前年同期比で増加いたしましたので、外部顧客に対する売上高は1,740百万円(前年同期比100.9%)と増収となり、売上総利益は482百万円(前年同期比105.1%)と増加いたしました。販売費及び一般管理費は371百万円(前年同期比100.8%)と若干増加いたしましたものの、営業利益は110百万円(前年同期比123.1%)と前年同期を上回りました。
(2)財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は66,759百万円となり、前連結会計年度末に比べて384百万円減少いたしました。これは主に、無形固定資産の増加12,170百万円があったものの、現金及び預金の減少13,351百万円があったことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は6,443百万円となり、前連結会計年度末に比べて714百万円減少いたしました。これは主に、引当金の減少197百万円、流動負債のその他に含まれる未払金の減少434百万円があったことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は60,315百万円となり、前連結会計年度末に比べて330百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加587百万円によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、587百万円の収入となり、前年同期に比べて900百万円の収入減少となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の減少882百万円によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、13,147百万円の支出となり、前年同期の収入から支出に転じ、22,625百万円の支出増加となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が12,396百万円発生したことや、有価証券の売却及び償還による収入10,177百万円がなくなったことによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,067百万円の支出となり、前年同期に比べて821百万円の支出増加となりました。これは主に、社債の償還による支出が546百万円発生したことや、配当金の支払額の増加264百万円によるものであります。
以上の結果、現金及び現金同等物に係る換算差額を含めた当第3四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、8,355百万円となり、前連結会計年度末より13,845百万円の減少となりました。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。
(5)事業上および財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、3,417百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の除却等のうち、独身寮を平成29年4月に、大津事業所の土地・建物を平成29年9月に売却いたしました。