四半期報告書-第86期第2四半期(令和3年6月1日-令和3年8月31日)
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルスの感染再拡大や半導体供給不足等の影響はありましたが、米国と中国を中心に景気回復が進みました。日本経済は、個人消費は伸び悩みましたが、製造業の生産活動は回復傾向が続きました。
このような環境において、当第2四半期連結累計期間における売上高は、4,583億97百万円で前年同期比25.7%の増収となりました。
損益につきましては、売上総利益が313億83百万円(前年同期比29.9%増)、営業利益が106億39百万円(前年同期比116.5%増)、経常利益が129億22百万円(前年同期比72.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は88億19百万円(前年同期比78.0%増)となりました。
これを事業のセグメント別に見ますと、次のとおりであります。
(鉄鋼)
鉄鋼部門は、鋼材価格の上昇に加え、製造業向けを中心に増加しました。
特殊鋼部門は、自動車・産機・工作機械等の生産が回復し、国内外で増加しました。
海外は、鋼材価格の上昇に加え、生産活動の回復に伴い、米国・中国・アジア向けが増加しました。
鉄鋼セグメントの売上高は2,027億24百万円(前年同期比35.3%増)、営業利益は31億51百万円(前年同期比307.2%増)となりました。
(情報・電機)
非鉄金属部門は、銅・アルミ価格の上昇に加え、好調な家電関連に支えられた電子部品用材料及び車載部品用材料が増加しました。
エレクトロニクス部門は、パソコン向けを中心に半導体供給不足の影響はありましたが、車載部品、FA及び医療機器関連が増加しました。
情報・電機セグメントの売上高は987億1百万円(前年同期比31.1%増)、営業利益は20億85百万円(前年同期比109.2%増)となりました。
(産業資材)
化成品部門は、原材料価格の上昇に加え、国内外での自動車関連及び国内の住設向けが増加しました。
メカトロ部門は、航空機向け部材及び自動車関連の設備は減少しましたが、車載部品・工具類が増加しました。
産業資材セグメントの売上高は1,275億71百万円(前年同期比12.8%増)、営業利益は31億33百万円(前年同期比96.2%増)となりました。
(生活産業)
配管建設部門は、エネルギー関連は減少しましたが、分譲マンションの販売及び住宅機器向け部材が増加しました。
食品部門は、鶏肉の輸入取引は減少しましたが、水産物の輸入取引が増加しました。
生活産業セグメントの売上高は293億99百万円(前年同期比10.9%増)、営業利益は16億18百万円(前年同期比58.9%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は5,460億8百万円となり、売上債権やたな卸資産の増加及び株式相場の上昇に伴う投資有価証券評価額の増加などにより前連結会計年度末に比べて487億87百万円増加しました。 負債は2,860億30百万円となり、借入金の増加などにより前連結会計年度末に比べて308億50百万円増加しました。 純資産は2,599億78百万円となり、その他有価証券評価差額金の増加や利益剰余金の増加などにより前連結会計年度末に比べて179億37百万円増加しました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、営業活動及び投資活動の支出超過を借入金により充当した結果、98億9百万円となり、前連結会計年度末に比べて1億40百万円増加しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間においては、税金等調整前四半期純利益の計上などにより収入は増加しましたが、売上債権やたな卸資産の増加などにより、90億61百万円の支出超過(前年同四半期は164億47百万円の収入超過)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間においては、有形固定資産の取得などにより、104億38百万円(前年同四半期は45億9百万円)の支出超過となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間においては、借入金の増加などにより、196億52百万円の収入超過(前年同四半期は123億47百万円の支出超過)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当社は、2025年度を最終年度とするグループ新5ヵ年中期経営計画「Global Innovation Challenge 2025 (GIC 2025)」を策定しました。世界市場において新たな価値の提供に挑戦し続けることで、世界の産業と地域の持続的発展に貢献し、次なる時代を切り拓いてまいります。
Ⅰ. 企業理念
ものつくりに貢献するグローバル最適調達パートナー
Ⅱ. 基本方針
岡谷鋼機グループは、G(Global)、I(Innovation)、C(Challenge)を柱に取り組んでまいります。
G:岡谷グループの国内外の拠点を拡充し、地域に根差した事業を構築します。
I:デジタル技術を活用したビジネスモデル(DX)によって商社機能を柔軟に進化させ、顧客に新たな価値を提供します。
C:社員一人一人が明るく自由闊達な組織の中で主体的に挑戦します。
Ⅲ. 業績目標
*1.目標数値の算定にあたっては、「収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号)」を適用していません
*2.将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(5) 研究開発活動
特記事項はありません。
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルスの感染再拡大や半導体供給不足等の影響はありましたが、米国と中国を中心に景気回復が進みました。日本経済は、個人消費は伸び悩みましたが、製造業の生産活動は回復傾向が続きました。
このような環境において、当第2四半期連結累計期間における売上高は、4,583億97百万円で前年同期比25.7%の増収となりました。
損益につきましては、売上総利益が313億83百万円(前年同期比29.9%増)、営業利益が106億39百万円(前年同期比116.5%増)、経常利益が129億22百万円(前年同期比72.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は88億19百万円(前年同期比78.0%増)となりました。
これを事業のセグメント別に見ますと、次のとおりであります。
(鉄鋼)
鉄鋼部門は、鋼材価格の上昇に加え、製造業向けを中心に増加しました。
特殊鋼部門は、自動車・産機・工作機械等の生産が回復し、国内外で増加しました。
海外は、鋼材価格の上昇に加え、生産活動の回復に伴い、米国・中国・アジア向けが増加しました。
鉄鋼セグメントの売上高は2,027億24百万円(前年同期比35.3%増)、営業利益は31億51百万円(前年同期比307.2%増)となりました。
(情報・電機)
非鉄金属部門は、銅・アルミ価格の上昇に加え、好調な家電関連に支えられた電子部品用材料及び車載部品用材料が増加しました。
エレクトロニクス部門は、パソコン向けを中心に半導体供給不足の影響はありましたが、車載部品、FA及び医療機器関連が増加しました。
情報・電機セグメントの売上高は987億1百万円(前年同期比31.1%増)、営業利益は20億85百万円(前年同期比109.2%増)となりました。
(産業資材)
化成品部門は、原材料価格の上昇に加え、国内外での自動車関連及び国内の住設向けが増加しました。
メカトロ部門は、航空機向け部材及び自動車関連の設備は減少しましたが、車載部品・工具類が増加しました。
産業資材セグメントの売上高は1,275億71百万円(前年同期比12.8%増)、営業利益は31億33百万円(前年同期比96.2%増)となりました。
(生活産業)
配管建設部門は、エネルギー関連は減少しましたが、分譲マンションの販売及び住宅機器向け部材が増加しました。
食品部門は、鶏肉の輸入取引は減少しましたが、水産物の輸入取引が増加しました。
生活産業セグメントの売上高は293億99百万円(前年同期比10.9%増)、営業利益は16億18百万円(前年同期比58.9%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は5,460億8百万円となり、売上債権やたな卸資産の増加及び株式相場の上昇に伴う投資有価証券評価額の増加などにより前連結会計年度末に比べて487億87百万円増加しました。 負債は2,860億30百万円となり、借入金の増加などにより前連結会計年度末に比べて308億50百万円増加しました。 純資産は2,599億78百万円となり、その他有価証券評価差額金の増加や利益剰余金の増加などにより前連結会計年度末に比べて179億37百万円増加しました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、営業活動及び投資活動の支出超過を借入金により充当した結果、98億9百万円となり、前連結会計年度末に比べて1億40百万円増加しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間においては、税金等調整前四半期純利益の計上などにより収入は増加しましたが、売上債権やたな卸資産の増加などにより、90億61百万円の支出超過(前年同四半期は164億47百万円の収入超過)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間においては、有形固定資産の取得などにより、104億38百万円(前年同四半期は45億9百万円)の支出超過となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間においては、借入金の増加などにより、196億52百万円の収入超過(前年同四半期は123億47百万円の支出超過)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当社は、2025年度を最終年度とするグループ新5ヵ年中期経営計画「Global Innovation Challenge 2025 (GIC 2025)」を策定しました。世界市場において新たな価値の提供に挑戦し続けることで、世界の産業と地域の持続的発展に貢献し、次なる時代を切り拓いてまいります。
Ⅰ. 企業理念
ものつくりに貢献するグローバル最適調達パートナー
Ⅱ. 基本方針
岡谷鋼機グループは、G(Global)、I(Innovation)、C(Challenge)を柱に取り組んでまいります。
G:岡谷グループの国内外の拠点を拡充し、地域に根差した事業を構築します。
I:デジタル技術を活用したビジネスモデル(DX)によって商社機能を柔軟に進化させ、顧客に新たな価値を提供します。
C:社員一人一人が明るく自由闊達な組織の中で主体的に挑戦します。
Ⅲ. 業績目標
2021年度 | 2025年度 | |
連結売上高 *1 | 9,000億円 | 1兆円以上 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 150億円 | 200億円以上 |
*1.目標数値の算定にあたっては、「収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号)」を適用していません
*2.将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(5) 研究開発活動
特記事項はありません。