四半期報告書-第86期第3四半期(令和3年9月1日-令和3年11月30日)
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルスの感染再拡大や半導体供給不足の影響はありましたが、米国と中国を中心に緩やかな回復が続きました。日本経済は、個人消費は伸び悩みましたが、製造業の生産活動が底堅く推移しました。
このような環境において、当第3四半期連結累計期間における売上高は、7,092億22百万円で前年同期比27.1%の増収となりました。
損益につきましては、売上総利益が483億45百万円(前年同期比25.6%増)、営業利益が171億39百万円(前年同期比82.8%増)、経常利益が215億40百万円(前年同期比61.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は154億91百万円(前年同期比68.7%増)となりました。
これを事業のセグメント別に見ますと、次のとおりであります。
(鉄鋼)
鉄鋼部門は、鋼材価格の上昇に加え、製造業向けを中心に増加しました。
特殊鋼部門は、自動車・産機・工作機械等の生産が回復し、国内外で増加しました。
海外は、鋼材価格の上昇に加え、生産活動の回復に伴い、米国・中国・アジア向けが増加しました。
鉄鋼セグメントの売上高は3,163億22百万円(前年同期比39.1%増)、営業利益は53億9百万円(前年同期比130.1%増)となりました。
(情報・電機)
非鉄金属部門は、銅・アルミ価格の上昇に加え、家電製品用部材及び車載用部品が増加しました。
エレクトロニクス部門は、樹脂材料等の不足による電気機器出荷減の影響はありましたが、車載部品、医療機器及び通信機器用部品に加え、半導体不足に対応した案件が増加しました。
情報・電機セグメントの売上高は1,541億26百万円(前年同期比32.0%増)、営業利益は36億41百万円(前年同期比115.5%増)となりました。
(産業資材)
化成品部門は、原材料価格の上昇に加え、国内外での自動車関連及び国内の住設向けが増加しました。
メカトロ部門は、車載部品・工具類が増加し、航空機向け部材も回復傾向となりました。
産業資材セグメントの売上高は1,937億79百万円(前年同期比12.5%増)、営業利益は49億1百万円(前年同期比71.1%増)となりました。
(生活産業)
配管建設部門は、エネルギー関連は減少しましたが、分譲マンションの販売及び住宅機器向け部材が増加しました。
食品部門は、鶏肉の輸入取引が減少しましたが、水産物の輸入取引は横ばいでした。
生活産業セグメントの売上高は449億93百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益は23億36百万円(前年同期比42.7%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は5,842億97百万円となり、売上債権やたな卸資産の増加及び保有株式の株価上昇に伴う投資有価証券評価額の増加などにより前連結会計年度末に比べて870億76百万円増加しました。 負債は3,201億42百万円となり、仕入債務や借入金の増加などにより前連結会計年度末に比べて649億62百万円増加しました。 純資産は2,641億54百万円となり、その他有価証券評価差額金や利益剰余金の増加などにより前連結会計年度末に比べて221億13百万円増加しました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当社は、2025年度を最終年度とするグループ新5ヵ年中期経営計画「Global Innovation Challenge 2025 (GIC 2025)」を策定しました。世界市場において新たな価値の提供に挑戦し続けることで、世界の産業と地域の持続的発展に貢献し、次なる時代を切り拓いてまいります。
Ⅰ. 企業理念
ものつくりに貢献するグローバル最適調達パートナー
Ⅱ. 基本方針
岡谷鋼機グループは、G(Global)、I(Innovation)、C(Challenge)を柱に取り組んでまいります。
G:岡谷グループの国内外の拠点を拡充し、地域に根差した事業を構築します。
I:デジタル技術を活用したビジネスモデル(DX)によって商社機能を柔軟に進化させ、顧客に新たな価値を提供します。
C:社員一人一人が明るく自由闊達な組織の中で主体的に挑戦します。
Ⅲ. 業績目標
*1.目標数値の算定にあたっては、「収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号)」を適用していません。
*2.将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(4) 研究開発活動
特記事項はありません
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルスの感染再拡大や半導体供給不足の影響はありましたが、米国と中国を中心に緩やかな回復が続きました。日本経済は、個人消費は伸び悩みましたが、製造業の生産活動が底堅く推移しました。
このような環境において、当第3四半期連結累計期間における売上高は、7,092億22百万円で前年同期比27.1%の増収となりました。
損益につきましては、売上総利益が483億45百万円(前年同期比25.6%増)、営業利益が171億39百万円(前年同期比82.8%増)、経常利益が215億40百万円(前年同期比61.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は154億91百万円(前年同期比68.7%増)となりました。
これを事業のセグメント別に見ますと、次のとおりであります。
(鉄鋼)
鉄鋼部門は、鋼材価格の上昇に加え、製造業向けを中心に増加しました。
特殊鋼部門は、自動車・産機・工作機械等の生産が回復し、国内外で増加しました。
海外は、鋼材価格の上昇に加え、生産活動の回復に伴い、米国・中国・アジア向けが増加しました。
鉄鋼セグメントの売上高は3,163億22百万円(前年同期比39.1%増)、営業利益は53億9百万円(前年同期比130.1%増)となりました。
(情報・電機)
非鉄金属部門は、銅・アルミ価格の上昇に加え、家電製品用部材及び車載用部品が増加しました。
エレクトロニクス部門は、樹脂材料等の不足による電気機器出荷減の影響はありましたが、車載部品、医療機器及び通信機器用部品に加え、半導体不足に対応した案件が増加しました。
情報・電機セグメントの売上高は1,541億26百万円(前年同期比32.0%増)、営業利益は36億41百万円(前年同期比115.5%増)となりました。
(産業資材)
化成品部門は、原材料価格の上昇に加え、国内外での自動車関連及び国内の住設向けが増加しました。
メカトロ部門は、車載部品・工具類が増加し、航空機向け部材も回復傾向となりました。
産業資材セグメントの売上高は1,937億79百万円(前年同期比12.5%増)、営業利益は49億1百万円(前年同期比71.1%増)となりました。
(生活産業)
配管建設部門は、エネルギー関連は減少しましたが、分譲マンションの販売及び住宅機器向け部材が増加しました。
食品部門は、鶏肉の輸入取引が減少しましたが、水産物の輸入取引は横ばいでした。
生活産業セグメントの売上高は449億93百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益は23億36百万円(前年同期比42.7%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は5,842億97百万円となり、売上債権やたな卸資産の増加及び保有株式の株価上昇に伴う投資有価証券評価額の増加などにより前連結会計年度末に比べて870億76百万円増加しました。 負債は3,201億42百万円となり、仕入債務や借入金の増加などにより前連結会計年度末に比べて649億62百万円増加しました。 純資産は2,641億54百万円となり、その他有価証券評価差額金や利益剰余金の増加などにより前連結会計年度末に比べて221億13百万円増加しました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当社は、2025年度を最終年度とするグループ新5ヵ年中期経営計画「Global Innovation Challenge 2025 (GIC 2025)」を策定しました。世界市場において新たな価値の提供に挑戦し続けることで、世界の産業と地域の持続的発展に貢献し、次なる時代を切り拓いてまいります。
Ⅰ. 企業理念
ものつくりに貢献するグローバル最適調達パートナー
Ⅱ. 基本方針
岡谷鋼機グループは、G(Global)、I(Innovation)、C(Challenge)を柱に取り組んでまいります。
G:岡谷グループの国内外の拠点を拡充し、地域に根差した事業を構築します。
I:デジタル技術を活用したビジネスモデル(DX)によって商社機能を柔軟に進化させ、顧客に新たな価値を提供します。
C:社員一人一人が明るく自由闊達な組織の中で主体的に挑戦します。
Ⅲ. 業績目標
2021年度 | 2025年度 | |
連結売上高 *1 | 9,000億円 | 1兆円以上 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 150億円 | 200億円以上 |
*1.目標数値の算定にあたっては、「収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号)」を適用していません。
*2.将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(4) 研究開発活動
特記事項はありません