四半期報告書-第67期第1四半期(平成28年4月1日-平成28年6月30日)

【提出】
2016/08/12 15:18
【資料】
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【項目】
29項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、日本銀行によるマイナス金利政策や政府による消費税増税の延期などの政策決定が打ち出される一方で、世界経済の見通しの不透明感による影響を受けて、株価の乱高下が続き、また為替も円高傾向が進行するなど、全体的に不安定な傾向で推移しました。その中にあって不動産市場は都市部を中心に堅調な推移を継続しました。
このような状況下、当社グループは、「快適な都市環境・オフィス空間の提供をサポートするトータルプロパティコーディネーター」として、「リニューアル事業」、「駐車場運営管理事業」、「住宅・ビル管理事業」の主力3事業に加え、保険代理店事業の強化に努めてまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高532,088千円(前年同期比37,662千円増)、営業利益79,194千円(同43,178千円増)、経常利益81,696千円(同41,841千円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益50,574千円(同26,283千円増)となり、順調に推移致しました。。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①リニューアル
原状回復工事の受注が増加した結果、売上高は149,947千円(前年同期比13,629千円増)、営業利益は20,307千円(同18,970千円増)となりました。
②駐車場
大型貸駐車場の稼働が好調に推移した結果、売上高は230,943千円(前年同期比29,432千円増)、営業利益は30,939千円(同14,273千円増)となりました。
③住宅・ビル管理
住宅補修収入がやや低調に推移した結果、売上高は133,826千円(前年同期比12,022千円減)、営業利益は15,784千円(同174千円増)となりました。
④その他
前期に子会社化した保険代理店事業における手数料収入が好調に推移した結果、売上高は17,372千円(前年同期比6,622千円増)、営業利益は12,162千円(同9,759千円増)となりました。
(2) 財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ231.111千円減少致しました。これは主に現金及び預金が210,984千円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ237,485千円減少致しました。これは主に保険代理業務等における預り金が126,508千円減少、工事未払金が68,381千円減少、未払法人税等が37,582千円減少したことよるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ6,374千円増加致しました。これは主に配当金の支払43,099千円、親会社株主に帰属する四半期純利益50,574千円を計上したことによるものであります。
以上の結果、総資産は2,768,298千円、負債合計は449,546千円、純資産合計は2,318,752千円、自己資本比率は83.8%、1株当たり純資産額は215円21銭となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において当社が対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
特記すべき事項はありません。
(5) 従業員数
当第1四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい増減はありません。
(7) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変動はありません。