有価証券報告書-第52期(2022/03/01-2023/02/28)

【提出】
2023/05/25 11:48
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【項目】
128項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
また、当連結会計年度より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。そのため、経営成績の状況の説明において、売上高については前年同期比(%)を記載しておりません。
詳細は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 会計方針の変更」に記載のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化するなか、ウィズコロナのもと行動制限の緩和などにより社会経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、長期化するロシア・ウクライナ情勢の悪化、エネルギー資源の高騰、世界的な金融引き締めなどによる円安進行など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
ペット業界におきましては、原油・原材料価格の高騰による仕入価格の上昇、海外商品の供給不安、人手不足による人件費や物流コストの上昇など、ペット関連市場を取り巻く経営環境は依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の下、ペットフード・ペット用品の卸売事業につきましては、営業本部を中心に徹底した単品管理による利益改善を行うとともに、物流面ではエリア別に物流センターの運営・配送業務などを見直すことで更なるローコストオペレーションを実践してまいりました。
また、教育事業部では、ペット業界に携わる方々へ正しい情報をタイムリーに提供する事を目的としたeラーニングサービス『エコースタディー』をリリースいたしました。2019年の事業部新設以降、社内の従業員教育とともに得意先様の人材育成へのサポートにも注力しておりますが、リアルでの研修に加え、オンラインによるサービスを展開したことにより、更なる関係強化を図ってまいりました。
一方、ペッツバリュー株式会社では、「ペットオーナーの悩みに寄り添えるお店」をコンセプトに店舗開発事業におけるサービスレベルの向上に取り組み、管理店舗数は258店舗となっております。専門店事業では専門店商材の販路拡大、商品開発事業ではオリジナル商品の開発に注力するとともに、既存商品の拡販に努めてまいりました。
また、株式会社I&Iでは、お客様へのプロモーション戦略の強化並びに新たなチャネル開拓への取り組みなどにより、卸売事業の販売促進企画に注力してまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の当社グループの売上高は、969億5千5百万円となりました。また、単品管理の徹底による売上総利益の改善及び生産性向上を目的とした業務の効率化により、営業利益は8億5千8百万円(前期比83.9%増)となりました。
経常利益は8億9千7百万円(前期比87.4%増)となり、また、親会社株主に帰属する当期純利益は5億9千万円(前期比104.9%増)となりました。
② 財政状態の状況
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ22億8千8百万円増加し、316億6千7百万円となりました。これは、主に受取手形及び売掛金が21億4千3百万円増加したことによるものであります。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ18億3千9百万円増加し、220億8千3百万円となりました。これは、主に短期借入金が5億円減少したものの、支払手形及び買掛金が16億3千5百万円、未払金が1億6千5百万円、未払法人税等が2億2千9百万円、賞与引当金が2億4千6百万円それぞれ増加したことによるものであります。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ4億4千9百万円増加し、95億8千3百万円となりました。これは、主に利益剰余金が4億5千1百万円増加したことによるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5千5百万円増加し(前期は8億1千3百万円の減少)、36億8千8百万円となりました。これは、投資活動によるキャッシュ・フローが4千7百万円の支出超過となり、財務活動によるキャッシュ・フローが6億5千3百万円の支出超過となったものの、営業活動によるキャッシュ・フローが7億5千6百万円の収入超過となったことによるものであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動の結果得られた資金は7億5千6百万円となりました(前期は23億1千万円の支出超過)。これは、主に売上債権の増加額21億4千3百万円があったものの、税金等調整前当期純利益8億7千7百万円を計上したこと、仕入債務の増加額16億4千4百万円、未払金の増加額1億5千2百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動の結果使用した資金は4千7百万円となりました(前期は6千5百万円の支出超過)。これは、主に保険積立金の解約による収入1千4百万円があったものの、有形固定資産の取得による支出2千1百万円、無形固定資産の取得による支出1千4百万円、差入保証金の差入による支出1千7百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動の結果使用した資金は6億5千3百万円となりました(前期は15億6千3百万円の収入超過)。これは、主に短期借入金の純減額5億円、配当金の支払額1億3千8百万円があったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注実績
該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。なお、当社グループは単一セグメントであるため、品目別に販売実績を記載しております。
品目別当連結会計年度
(自 2022年3月1日
至 2023年2月28日)
金額(千円)構成比(%)前年同期比(%)
ペットフード
ドッグフード12,864,64513.3-
キャットフード27,945,04828.8-
スナックフード27,309,76028.2-
鳥・小動物・観賞魚等フード3,420,5933.5-
小計71,540,04673.8-
ペット用品
犬・猫用品21,024,59221.7-
その他用品3,977,0874.1-
小計25,001,67925.8-
その他413,5910.4-
合計96,955,316100.0-

(注)1.総販売実績に対し10%以上に該当する販売先はありません。
2.当連結会計年度の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。そのため、当連結会計年度における販売実績については、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、前年同期比(%)は記載しておりません。
d.仕入実績
当連結会計年度における仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。なお、当社グループは単一セグメントであるため、品目別に仕入実績を記載しております。
品目別当連結会計年度
(自 2022年3月1日
至 2023年2月28日)
金額(千円)構成比(%)前年同期比(%)
ペットフード
ドッグフード11,577,57213.5104.3
キャットフード25,369,53929.6110.2
スナックフード23,872,12127.8108.4
鳥・小動物・観賞魚等フード2,940,1823.498.9
小計63,759,41474.3107.8
ペット用品
犬・猫用品18,510,55721.6103.2
その他用品3,308,4033.886.8
小計21,818,96025.4100.3
その他200,4070.3117.7
合計85,778,781100.0105.8

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.当社グループの当連結会計年度の経営成績等
当連結会計年度より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。そのため、売上高、売上総利益、販売費及び一般管理費については前年同期比(%)を記載しておりません。
(売上高)
売上高は前期と比べ50億2千4百万円増加し、969億5千5百万円となりました。これは主にキャットフード市場を中心に機能性フードやグルメフードなどの高付加価値フードの需要が高まったことにより売上が好調に推移したこと、また、価格改定により商品単価が上昇したことによるものであります。
(売上総利益)
売上総利益は前期と比べ4億7百万円増加し、111億9千万円となりました。これは主に「収益認識会計基準」を適用したことにより、5億6百万円減少したものの、キャットフードやスナックフードの売上高が好調であったことによるものであります。
(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費は前期と比べ1千5百万円増加し、103億3千2百万円となりました。これは主に「収益認識会計基準」を適用したことにより5億6百万円減少したものの、賞与引当金繰入額および荷造運搬費の合計額が4億1千9百万円増加したことによるものであります。
(営業利益)
営業利益は前期と比べ3億9千1百万円(83.9%)増加し、8億5千8百万円となりました。
(営業外損益)
営業外損益においては前期と比べ受取保険金が1千5百万円増加したこと、また、営業外費用が前期より3百万円減少したこと等により、前期と比べ2千7百万円増加しました。
(経常利益)
経常利益は前期と比べ4億1千8百万円(87.4%)増加し、8億9千7百万円となりました。
(特別損益)
特別損益においては災害による損失を1千8百万円計上したものの、事業再編損が1千1百万円減少したこと等により、前期と比べ3百万円減少しました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は前期と比べ3億2百万円(104.9%)増加し、5億9千万円となりました。
(売上高営業利益率)
売上高営業利益率は前期と比べ0.4ポイント増加し0.9%となりました。
(ROE(自己資本当期純利益率))
ROEは前期と比べ3.1ポイント増加し6.3%となりました。
b.当社グループの資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした長期的な資金需要は、主に物流設備投資及び情報システム投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの短期借入又は長期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は37億4千1百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は36億8千8百万円となっております。
② 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。これらの見積りについては過去の実績等を勘案し、合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴い、実際の結果と異なる場合があります。

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