四半期報告書-第49期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/12 12:59
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が拡大と沈静を繰り返す中で、一時的には企業収益の改善の兆しも見られたものの、感染症再拡大の兆候が表れ、感染収束時期を見通す事が出来ず、消費マインドに更なる減退が見られるなど、依然として過去に経験のない先行き不透明な状況で推移いたしました。
外食産業におきましては、GoToキャンペーンなどの支援策を受け、一時的には個人消費の持ち直しが見られたものの、新型コロナウイルス感染症拡大の防止策に伴う「3密空間」の回避や外出自粛、インバウンド需要の消失などの影響により、極めて厳しい経営環境が続きました。
このような状況の中、引き続き当社グループにおいては、当社ビジョン「おいしい出会いを創りたい」の実現、及び更なる企業価値向上を図るべくコア事業(卸売り事業)への集中やグループシナジーの強化に注力して参りました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
① 財政状態
(資産の状況)
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は、228億17百万円(前連結会計年度末は189億81百万円)となり、38億35百万円増加いたしました。現金及び預金の減少(76億20百万円から72億74百万円、3億45百万円減)があったものの、受取手形及び売掛金の増加(21億10百万円から62億82百万円、41億72百万円増)が主な要因であります。
(負債の状況)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は、62億58百万円(前連結会計年度末は20億69百万円)となり、41億88百万円増加いたしました。未払法人税等の減少(1億51百万円から35百万円、1億15百万円減)があったものの、支払手形及び買掛金の増加(10億99百万円から42億80百万円、31億80百万円増)並びに短期借入金の増加(32百万円から10億9百万円、9億77百万円増)が主な要因であります。
(純資産の状況)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、165億58百万円(前連結会計年度末は169億11百万円)となり、3億52百万円減少いたしました。親会社株主に帰属する四半期純損失2億11百万円並びに剰余金の配当1億38百万円が主な要因であります。
② 経営成績
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高131億64百万円(前年同四半期比40.8%減)、営業損失3億円(前年同四半期は営業利益6億31百万円)、経常損失2億30百万円(前年同四半期は経常利益6億75百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失2億11百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益4億51百万円)となりました。
なお、当社グループは、業務用加工食材事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。