四半期報告書-第71期第3四半期(平成29年6月1日-平成29年8月31日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外の政治動向に対する根強い不透明感が残るものの、好調な企業収益を背景として設備投資意欲は改善基調にあり、雇用所得環境の改善に伴う個人消費の回復傾向などが下支えとなり、全体的には緩やかな回復基調が続きました。
海外では、各国ともに景気回復、持ち直し基調である一方で、トランプ政権の政策運営、北朝鮮情勢の動向、英国のEU離脱問題、中国の不動産バブルや過剰債務問題等の金融市場の動向等、景気の下押し懸念が続く情勢は続いており、先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況の中で、当社グループは、「マルカグローバルイノベーション 新たな創造更なる飛躍」を今年度のテーマに、中期経営計画の各種施策に取り組んでおり、足元の受注状況は堅調に積み上がってきております。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は37,752百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は1,236百万円(同6.8%増)、経常利益は1,417百万円(同26.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は906百万円(同29.7%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(産業機械)
国内販売は順調に伸ばしてきた受注が売上転化されたことにより、自動車業界を中心として好調に推移いたしました。商品別では工作機械や鍛圧機械の販売が増加いたしました。
米州は工作機械の販売が自動車業界を中心に好調を維持いたしました。
中国およびアジア地域は、景気減速の影響等により設備投資に慎重な状況が続きましたが、徐々に世界的な景気回復の兆候に伴い当社の受注状況も好転してまいりました。特に苦戦していたタイでは、自動車業界向けに鍛圧機械の販売が伸長し、前年同期を上回る売上となりました。
この結果、当部門の売上高は30,975百万円(前年同期比8.1%増)、営業利益は1,708百万円(同9.5%増)となりました。
(建設機械)
建設機械部門では、第2四半期まで苦戦していた主力販売商品である建設用クレーンの売上が当四半期で伸長し、基礎機械の販売も堅調に推移いたしました。業界別では基礎、土木建築向けが好調でした。営業利益につきましては経費が増加したことにより前年同期比で減少いたしました。
この結果、当部門の売上高は6,690百万円(前年同期比11.0%増)、営業利益は208百万円(同17.0%減)となりました。
(その他)
当セグメントは、保険部門の業績を示しております。
当部門の売上高は86百万円(前年同期比16.1%増)、営業利益は30百万円(同222.0%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(4)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設のうち、当第3四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
(注)1.上記金額には消費税等を含んでおりません。
2.各セグメントに帰属しない管理部門であります。
3.投資総額を1,200,000千円から1,246,490千円に変更しております。
4.完成後の増加能力については、設備の内容が土地・建物であるため、合理的に算出することが困難なことから記載しておりません。
また、前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の売却のうち、当第3四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
(注)1.上記金額には消費税等を含んでおりません。
2.売却による減少能力については、設備の内容が土地・建物であるため、合理的に算出することが困難なことから記載しておりません。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外の政治動向に対する根強い不透明感が残るものの、好調な企業収益を背景として設備投資意欲は改善基調にあり、雇用所得環境の改善に伴う個人消費の回復傾向などが下支えとなり、全体的には緩やかな回復基調が続きました。
海外では、各国ともに景気回復、持ち直し基調である一方で、トランプ政権の政策運営、北朝鮮情勢の動向、英国のEU離脱問題、中国の不動産バブルや過剰債務問題等の金融市場の動向等、景気の下押し懸念が続く情勢は続いており、先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況の中で、当社グループは、「マルカグローバルイノベーション 新たな創造更なる飛躍」を今年度のテーマに、中期経営計画の各種施策に取り組んでおり、足元の受注状況は堅調に積み上がってきております。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は37,752百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は1,236百万円(同6.8%増)、経常利益は1,417百万円(同26.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は906百万円(同29.7%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(産業機械)
国内販売は順調に伸ばしてきた受注が売上転化されたことにより、自動車業界を中心として好調に推移いたしました。商品別では工作機械や鍛圧機械の販売が増加いたしました。
米州は工作機械の販売が自動車業界を中心に好調を維持いたしました。
中国およびアジア地域は、景気減速の影響等により設備投資に慎重な状況が続きましたが、徐々に世界的な景気回復の兆候に伴い当社の受注状況も好転してまいりました。特に苦戦していたタイでは、自動車業界向けに鍛圧機械の販売が伸長し、前年同期を上回る売上となりました。
この結果、当部門の売上高は30,975百万円(前年同期比8.1%増)、営業利益は1,708百万円(同9.5%増)となりました。
(建設機械)
建設機械部門では、第2四半期まで苦戦していた主力販売商品である建設用クレーンの売上が当四半期で伸長し、基礎機械の販売も堅調に推移いたしました。業界別では基礎、土木建築向けが好調でした。営業利益につきましては経費が増加したことにより前年同期比で減少いたしました。
この結果、当部門の売上高は6,690百万円(前年同期比11.0%増)、営業利益は208百万円(同17.0%減)となりました。
(その他)
当セグメントは、保険部門の業績を示しております。
当部門の売上高は86百万円(前年同期比16.1%増)、営業利益は30百万円(同222.0%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(4)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設のうち、当第3四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
会社名 事業所名 | 所在地 | セグメント の名称 | 設備の内容 | 投資総額 (千円) | 資金調達 方法 | 完了年月 | 完成後の 増加能力 |
提出会社 | 大阪府 大阪市 | 産業機械 建設機械 その他 (注)2 | 本社移転用 土地、建物 | 1,246,490 | 自己資金 | 平成29年3月 | (注)4 |
(注)1.上記金額には消費税等を含んでおりません。
2.各セグメントに帰属しない管理部門であります。
3.投資総額を1,200,000千円から1,246,490千円に変更しております。
4.完成後の増加能力については、設備の内容が土地・建物であるため、合理的に算出することが困難なことから記載しておりません。
また、前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の売却のうち、当第3四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
会社名 事業所名 | 所在地 | セグメント の名称 | 設備の内容 | 期末帳簿価額 (千円) | 譲渡価額 (千円) | 売却年月 | 売却による 減少能力 |
㈱管製作所 | 山形県 天童市 | 産業機械 | 土地、建物等 | 84,300 | 90,000 | 平成29年6月 | (注)2 |
(注)1.上記金額には消費税等を含んでおりません。
2.売却による減少能力については、設備の内容が土地・建物であるため、合理的に算出することが困難なことから記載しておりません。