有価証券報告書-第60期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が持続するなど景気は緩やかな回復基調が持続しております。しかし、米中貿易摩擦を背景に中国経済の減速が見られ、欧州においても英国のEU離脱交渉への不安感の高まりなどから減速基調で推移しております。
宝飾業界におきましては、依然としてジュエリーに対する消費マインドが向上しているとは言えず、ジュエリー市場全体が大きな伸びを欠いている状況となっております。
このような状況にあって、当社は従来通り催事関係を営業活動の中心にすえて、商品力の強化を図り販売促進活動にも積極的に取り組んで参りましたが、売上高は前年を下回る結果となりました。
利益面においては、売上総利益は、付加価値の高い商品の販売やコスト低減により前期を上回ることができました。しかし営業利益は、人件費の増加、貸倒引当金繰入額の発生、60周年記念事業等の経費の増加により昨年を大きく下回る結果となりました。経常利益は、コミットメントフィー及び不動産賃貸原価の減少により営業外の収支が改善した事により、営業利益のマイナスを埋め、ほぼ前期と同水準となりました。また、昨年10月に前代表取締役による不適切な取引が判明し、第3四半期において有価証券報告書及び訂正四半期報告書並びに訂正決算短信を公表いたしました。これに伴い、過年度決算訂正関連費用として91百万円の特別損失が発生したため、当期純損失となりました。
その結果、売上高4,626百万円(前期比5.7%減)、営業利益21百万円(前期比66.3%減)、経常利益82百万円(前期比0.1%増)、当期純損失24百万円(前期は当期純利益56百万円)となりました。
なお、当社は、ジュエリーの総合商社として単一の事業分野で営業活動を行っており、単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
また、財政状態につきましては、当事業年度末の総資産は、前事業年度と比べ39百万円(0.6%)増加し6,967百万円となりました。主な変動内訳は、商品の増加255百万円、投資有価証券の減少70百万円、長期貸付金の減少62百万円、現金及び預金の減少58百万円等であります。
負債合計は、前事業年度と比べ128百万円(3.6%)増加し3,740百万円となりました。主な変動内訳は、短期借入金の増加217百万円、社債の減少40百万円、長期借入金の減少24百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少14百万円等であります。
純資産合計は、前事業年度と比べ89百万円(2.7%)減少し3,226万円となりました。主な変動内訳は、利益剰余金の減少59百万円、その他有価証券評価差額金の減少29百万円等によるものです。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度と比べ、58百万円(12.8%)減少し397百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、資金は208百万円の減少となりました。主な変動内訳は、売上債権の減少53百万円、減価償却費43百万円、たな卸資産の増加255百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、資金は57百万円の増加となりました。主な変動内訳は、貸付金の回収による収入40百万円、投資有価証券の売却による収入29百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、資金は93百万円の増加となりました。主な変動内訳は、短期借入による収入1,597百万円、長期借入による収入551百万円、短期借入金の返済による支出1,380百万円、長期借入金の返済による支出590百万円等であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a 仕入実績
当事業年度における仕入実績を商品群ごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 上記金額は仕入価格によっており、消費税等は含まれておりません。
2 上記金額のうち、輸入仕入実績は394,197千円であります。
3 当社は、単一セグメントであるため、商品群別に記載しております。
b 販売実績
当事業年度における販売実績を商品群ごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
3 当社は、単一セグメントであるため、商品群別に記載しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。
② 当事業年度の経営成績の分析
当事業年度の経営成績の分析につきましては、「第2[事業の状況]3[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)[経営成績等の状況の概要]①[財政状態及び経営成績の状況]」をご参照下さい。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2[事業の状況]2[事業等のリスク]」をご参照下さい。
④ 当事業年度の財政状態の分析
当事業年度の財政状態の分析につきましては、第2[事業の状況]3[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)[経営成績等の状況の概要]①[財政状態及び経営成績の状況]」をご参照下さい。
⑤ キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2[事業の状況]3[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)[経営成績等の状況の概要]②[キャッシュ・フローの状況]」に記載のとおりであります。
⑥ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金需要は、大きく分けて運転資金・設備投資資金となっており、営業活動から獲得する自己資金及び金 融機関からの借入による調達を基本としております。
また、資金調達の安定性と機動性を確保するとともに、金融市場の急激な環境変化にも対応できる流動性の確保 を図るため取引3金融機関とコミットメント契約、取引1金融機関と当座貸越契約を締結しております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が持続するなど景気は緩やかな回復基調が持続しております。しかし、米中貿易摩擦を背景に中国経済の減速が見られ、欧州においても英国のEU離脱交渉への不安感の高まりなどから減速基調で推移しております。
宝飾業界におきましては、依然としてジュエリーに対する消費マインドが向上しているとは言えず、ジュエリー市場全体が大きな伸びを欠いている状況となっております。
このような状況にあって、当社は従来通り催事関係を営業活動の中心にすえて、商品力の強化を図り販売促進活動にも積極的に取り組んで参りましたが、売上高は前年を下回る結果となりました。
利益面においては、売上総利益は、付加価値の高い商品の販売やコスト低減により前期を上回ることができました。しかし営業利益は、人件費の増加、貸倒引当金繰入額の発生、60周年記念事業等の経費の増加により昨年を大きく下回る結果となりました。経常利益は、コミットメントフィー及び不動産賃貸原価の減少により営業外の収支が改善した事により、営業利益のマイナスを埋め、ほぼ前期と同水準となりました。また、昨年10月に前代表取締役による不適切な取引が判明し、第3四半期において有価証券報告書及び訂正四半期報告書並びに訂正決算短信を公表いたしました。これに伴い、過年度決算訂正関連費用として91百万円の特別損失が発生したため、当期純損失となりました。
その結果、売上高4,626百万円(前期比5.7%減)、営業利益21百万円(前期比66.3%減)、経常利益82百万円(前期比0.1%増)、当期純損失24百万円(前期は当期純利益56百万円)となりました。
なお、当社は、ジュエリーの総合商社として単一の事業分野で営業活動を行っており、単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
また、財政状態につきましては、当事業年度末の総資産は、前事業年度と比べ39百万円(0.6%)増加し6,967百万円となりました。主な変動内訳は、商品の増加255百万円、投資有価証券の減少70百万円、長期貸付金の減少62百万円、現金及び預金の減少58百万円等であります。
負債合計は、前事業年度と比べ128百万円(3.6%)増加し3,740百万円となりました。主な変動内訳は、短期借入金の増加217百万円、社債の減少40百万円、長期借入金の減少24百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少14百万円等であります。
純資産合計は、前事業年度と比べ89百万円(2.7%)減少し3,226万円となりました。主な変動内訳は、利益剰余金の減少59百万円、その他有価証券評価差額金の減少29百万円等によるものです。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度と比べ、58百万円(12.8%)減少し397百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、資金は208百万円の減少となりました。主な変動内訳は、売上債権の減少53百万円、減価償却費43百万円、たな卸資産の増加255百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、資金は57百万円の増加となりました。主な変動内訳は、貸付金の回収による収入40百万円、投資有価証券の売却による収入29百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、資金は93百万円の増加となりました。主な変動内訳は、短期借入による収入1,597百万円、長期借入による収入551百万円、短期借入金の返済による支出1,380百万円、長期借入金の返済による支出590百万円等であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a 仕入実績
当事業年度における仕入実績を商品群ごとに示すと、次のとおりであります。
| 商品群 | 仕入高(千円) | 前年同期比(%) |
| ファッションジュエリー | 607,318 | 115.1 |
| ダイヤモンドジュエリー | 865,033 | 100.8 |
| カラーストーンジュエリー | 394,243 | 107.2 |
| パールジュエリー | 255,636 | 91.2 |
| デザイナーズジュエリー | 1,073,286 | 84.9 |
| インポートジュエリー | 40,465 | 115.5 |
| その他 | 152,028 | 62.3 |
| 合計 | 3,388,011 | 94.7 |
(注) 1 上記金額は仕入価格によっており、消費税等は含まれておりません。
2 上記金額のうち、輸入仕入実績は394,197千円であります。
3 当社は、単一セグメントであるため、商品群別に記載しております。
b 販売実績
当事業年度における販売実績を商品群ごとに示すと、次のとおりであります。
| 商品群 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| ファッションジュエリー | 790,388 | 105.4 |
| ダイヤモンドジュエリー | 1,062,023 | 91.9 |
| カラーストーンジュエリー | 486,657 | 103.1 |
| パールジュエリー | 437,719 | 103.3 |
| デザイナーズジュエリー | 1,651,686 | 92.4 |
| インポートジュエリー | 85,559 | 86.8 |
| その他 | 112,765 | 51.1 |
| 合計 | 4,626,800 | 94.3 |
(注) 1 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前事業年度 | 当事業年度 | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| ㈱さが美 | 676,229 | 13.8 | 707,124 | 15.3 |
| エステールホールディングス㈱ | 659,361 | 13.4 | 603,244 | 13.0 |
3 当社は、単一セグメントであるため、商品群別に記載しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。
② 当事業年度の経営成績の分析
当事業年度の経営成績の分析につきましては、「第2[事業の状況]3[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)[経営成績等の状況の概要]①[財政状態及び経営成績の状況]」をご参照下さい。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2[事業の状況]2[事業等のリスク]」をご参照下さい。
④ 当事業年度の財政状態の分析
当事業年度の財政状態の分析につきましては、第2[事業の状況]3[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)[経営成績等の状況の概要]①[財政状態及び経営成績の状況]」をご参照下さい。
⑤ キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2[事業の状況]3[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)[経営成績等の状況の概要]②[キャッシュ・フローの状況]」に記載のとおりであります。
⑥ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金需要は、大きく分けて運転資金・設備投資資金となっており、営業活動から獲得する自己資金及び金 融機関からの借入による調達を基本としております。
また、資金調達の安定性と機動性を確保するとともに、金融市場の急激な環境変化にも対応できる流動性の確保 を図るため取引3金融機関とコミットメント契約、取引1金融機関と当座貸越契約を締結しております。