四半期報告書-第61期第3四半期(令和2年9月1日-令和2年11月30日)
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、国内における消費活動は依然として厳しい状況にあるだけでなく、感染が再拡大するなど先行きも不透明な状況にあります。
当外食産業におきましては、原材料価格や物流費、人手不足に伴う人件費の上昇等による利益への圧迫や消費動向の多様化に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う外出自粛要請や店舗の営業時間短縮要請を受けるなど引き続き厳しい事業環境が続きましたが、中食産業におきましては、消費者の外出自粛に伴うテイクアウトやデリバリー需要の増加によって堅調に推移しております。
このような状況の中、当社グループにおきましては、お客様の満足度向上に努めるべく、既存ブランドの成長によるさらなる事業基盤の強化と、お客様や従業員の安全を考慮した店舗運営に注力しました。
既存ブランドの成長につきましては、当社グループ工場で製造した商材を活用したキャンペーン展開や業態別にターゲットを明確にした販売戦略、スマホアプリ等を活用したデジタルマーケティングやデリバリーサービス導入店舗の拡大等によって店頭売上の拡大に取り組むとともに、引き続きFC化の推進に注力しました。
店舗運営につきましては、デリバリーサービス導入店舗の拡大に加え、ほっともっとでは、電子マネーの全店舗導入や決済ブランドの拡充、ネット注文の増加など、非接触型へのオペレーションの改善を進めております。また、やよい軒ではテイクアウトメニューの拡大や客席への飛沫感染防止用パーテーションの設置、全店舗で「ごはんおかわりロボ」を導入し「おかわり処」を再開するなど、お客様が安全に食事をしていただける環境づくりを推進しました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の全世界における感染拡大の影響により、世界各国で入出国禁止等の渡航制限や外出制限などの措置が行われただけでなく、国内におきましても緊急事態宣言が発令され、当外食産業に多大な影響を与えました。
国内では、ほっともっとの当第3四半期連結累計期間の既存店売上高は前年同期比で3.3%増と好調に推移しましたが、やよい軒やMKレストランは回復傾向にはあるものの、やよい軒21.4%減、MKレストラン10.8%減と減少する結果となりました。
[国内における既存店売上高の前年同期比]
また、海外では、一部の国や地域によっては政府の要請により休業を余儀なくされるなど影響は大きく、加えて、それ以外の国や地域でも時短営業やデリバリーのみで営業をせざるを得ないといった制約を受けるなど厳しい事業環境が続きました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,050億19百万円(前年同期比6.9%減)、営業利益は1億86百万円(前年同期比11.2%増)、経常利益は6億59百万円(前年同期比7.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純損失は9億31百万円(前年同期は、親会社株主に帰属する四半期純損失9億49百万円)となりました。
売上高につきましては、ほっともっとの既存店売上高が増加したものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によるやよい軒やMKレストランの既存店売上高の減少や、前期に実施したほっともっと直営店190店舗の退店が要因で前年同期実績を下回りました。利益面につきましては、やよい軒やMKレストランの既存店売上高の減少があったものの、ほっともっとの既存店売上高の増加や前期の退店効果によって前年同期実績を上回りました。また、親会社株主に帰属する四半期純損失につきましては、店舗の固定資産に係る減損損失を計上したことが主な要因であります。
[国内における店舗展開の状況]
[海外における店舗展開の状況]
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
①ほっともっと事業
持ち帰り弁当のトップブランドとして、安心・安全な品質管理体制のもと、おいしいごはんにこだわり、厳選した高品質の国産米を使用し、店内調理によるできたてのお弁当を提供することを基本に、当社グループ工場の活用によって商品の品質向上やボリュームアップを行うなど、付加価値の高い商品の提供によってお客様満足度の向上を目指しました。また、当社グループ工場で製造し美味しさと品質にこだわったロースかつを使用した『かつ丼フェア』の実施や、『博多明太マヨから揚弁当』や『ツナマヨ塩こんぶのり弁当』等、ライトユーザーである若年層をターゲットとした商品の販売で継続的な来店を促進しました。さらに、デリバリーサービス実施店舗の拡大や『ほっともっと公式アプリ』の開始、QRコード決済や電子マネーの全店舗導入による非接触型決済の拡充を行い、引き続きお客様の幅広いニーズへの対応を図りました。
以上の結果、売上高は779億97百万円(前年同期比2.3%減)、営業利益は29億36百万円(前年同期は、営業損失43百万円)となりました。売上高につきましては、既存店売上高の増加(前年同期比3.3%増)があったものの、前期の直営店190店舗退店の影響があったことが要因で、前年同期実績を下回りました。営業利益につきましては、既存店売上高の増加や前期の直営店190店舗退店効果等によって黒字に転換しました。
②やよい軒事業
素材や手作り感にこだわった定食メニューをお手頃な価格で提供することを基本に、従来のヘビーユーザー向け商品施策に加え、ミドル・ライトユーザー向け商品の販売や、『チキン南蛮定食』や『味噌かつ煮定食』が過去最大の割引となる特別価格490円でご提供するキャンペーンを実施するなど、お客様の来店促進に注力しました。また、デリバリーサービス実施店舗の拡大に加え、6月にテイクアウトメニューの拡大や客席への飛沫感染防止用パーテーションの設置、9月末には全店舗に「ごはんおかわりロボ」を導入し「おかわり処」を再開するなど、お客様が安全に食事をしていただける環境づくりを推進しました。
以上の結果、売上高は185億4百万円(前年同期比19.9%減)、営業損失は20億34百万円(前年同期は、営業利益8億55百万円)となりました。売上高につきましては、回復傾向にあるものの新型コロナウイルス感染症の感染拡大による既存店売上高の減少(前年同期比21.4%減)が要因で、前年同期実績を下回りました。利益面につきましては、既存店売上高の減少が要因で前年同期実績を下回りました。
③MKレストラン事業
豊富な具材と個性豊かなスープが選べるしゃぶしゃぶに、九州に馴染み深い甘みのある濃口醤油に鰹の旨みと魚醤を加えた、にんにくが香る期間限定の『もつ鍋醤油スープ』に加え、特選具材や飲茶メニューを取り揃えるなど商品力を強化しました。また、ファミリー層をターゲットとした販促施策の定期的な実施により、お客様の来店の促進に努めました。さらに、不採算店舗7店舗の退店を行い、収益性の改善を図りました。
以上の結果、売上高は16億63百万円(前年同期比32.7%減)、営業損失は2億65百万円(前年同期は、営業損失2億65百万円)となりました。売上高につきましては、回復傾向にあるものの新型コロナウイルス感染症の感染拡大による既存店売上高の減少(前年同期比10.8%減)や店舗の一時休業、不採算店舗の退店により前年同期実績を下回りました。利益面につきましては、既存店売上高は減少したものの、不採算店舗の退店効果もあり前年同期実績を上回りました。
④海外事業
海外事業につきましては、マーケットに応じた売上向上施策や食材の現地化による店舗原価低減等により既存店の収益力を強化し、事業の黒字化を目指しました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、一部の国や地域によっては政府の要請により休業を余儀なくされるなど影響は大きく、加えて、それ以外の国や地域でも時短営業やデリバリーのみで営業をせざるを得ないといった制約を受けるなど厳しい状況が続きました。
以上の結果、売上高は20億89百万円(前年同期比30.9%減)、営業損失は6億3百万円(前年同期は、営業損失4億30百万円)となりました。
⑤その他
㈱エムエスエフ(旧・宮島醤油フレーバー㈱、2020年3月1日をもって商号変更)は、調味料・加工食品のOEM(相手先ブランド名製造)を主な事業としており、既存取引先への新商品提案を積極的に行うとともに、新規取引先獲得のための営業活動を実施しました。また、当社グループ店舗で使用する調味料等の開発も行っており、商品数の拡大にも注力しました。
以上の結果、売上高は47億65百万円(前年同期比10.3%増)となりました。利益面につきましては、のれんの償却があったものの、生産量が増加したことによって営業利益は2億17百万円(前年同期比141.8%増)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ34億45百万円減少し、827億34百万円となりました。内訳は、流動資産4億26百万円の減少、固定資産30億19百万円の減少であります。流動資産の減少は、現金及び預金18億77百万円の減少、受取手形及び売掛金5億93百万円の増加、商品及び製品8億95百万円の増加などによるものです。また、固定資産の減少は、有形固定資産25億19百万円の減少などによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ14億43百万円減少し、292億44百万円となりました。内訳は、流動負債16億26百万円の減少、固定負債1億83百万円の増加であります。流動負債の減少は、流動負債のその他に含まれる未払消費税等13億61百万円の減少などによるものです。固定負債の増加は、固定負債のその他に含まれるリース債務2億61百万円の増加、資産除去債務69百万円の減少などによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ20億1百万円減少し、534億89百万円となりました。主な内訳は、利益剰余金21億29百万円の減少などであります。利益剰余金の減少は、親会社株主に帰属する四半期純損失9億31百万円の計上、配当支払による11億49百万円の減少などによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
特記すべき事項はありません。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、国内における消費活動は依然として厳しい状況にあるだけでなく、感染が再拡大するなど先行きも不透明な状況にあります。
当外食産業におきましては、原材料価格や物流費、人手不足に伴う人件費の上昇等による利益への圧迫や消費動向の多様化に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う外出自粛要請や店舗の営業時間短縮要請を受けるなど引き続き厳しい事業環境が続きましたが、中食産業におきましては、消費者の外出自粛に伴うテイクアウトやデリバリー需要の増加によって堅調に推移しております。
このような状況の中、当社グループにおきましては、お客様の満足度向上に努めるべく、既存ブランドの成長によるさらなる事業基盤の強化と、お客様や従業員の安全を考慮した店舗運営に注力しました。
既存ブランドの成長につきましては、当社グループ工場で製造した商材を活用したキャンペーン展開や業態別にターゲットを明確にした販売戦略、スマホアプリ等を活用したデジタルマーケティングやデリバリーサービス導入店舗の拡大等によって店頭売上の拡大に取り組むとともに、引き続きFC化の推進に注力しました。
店舗運営につきましては、デリバリーサービス導入店舗の拡大に加え、ほっともっとでは、電子マネーの全店舗導入や決済ブランドの拡充、ネット注文の増加など、非接触型へのオペレーションの改善を進めております。また、やよい軒ではテイクアウトメニューの拡大や客席への飛沫感染防止用パーテーションの設置、全店舗で「ごはんおかわりロボ」を導入し「おかわり処」を再開するなど、お客様が安全に食事をしていただける環境づくりを推進しました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の全世界における感染拡大の影響により、世界各国で入出国禁止等の渡航制限や外出制限などの措置が行われただけでなく、国内におきましても緊急事態宣言が発令され、当外食産業に多大な影響を与えました。
国内では、ほっともっとの当第3四半期連結累計期間の既存店売上高は前年同期比で3.3%増と好調に推移しましたが、やよい軒やMKレストランは回復傾向にはあるものの、やよい軒21.4%減、MKレストラン10.8%減と減少する結果となりました。
[国内における既存店売上高の前年同期比]
| 第1四半期 連結会計期間 (3~5月) | 第2四半期 連結会計期間 (6~8月) | 当第3四半期 連結会計期間 (9~11月) | 当第3四半期 連結累計期間 (3~11月) | |
| ほっともっと | +2.4% | +4.1% | +3.3% | +3.3% |
| やよい軒 | △35.8% | △20.9% | △5.0% | △21.4% |
| MKレストラン | △23.8% | △10.7% | △2.7% | △10.8% |
また、海外では、一部の国や地域によっては政府の要請により休業を余儀なくされるなど影響は大きく、加えて、それ以外の国や地域でも時短営業やデリバリーのみで営業をせざるを得ないといった制約を受けるなど厳しい事業環境が続きました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,050億19百万円(前年同期比6.9%減)、営業利益は1億86百万円(前年同期比11.2%増)、経常利益は6億59百万円(前年同期比7.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純損失は9億31百万円(前年同期は、親会社株主に帰属する四半期純損失9億49百万円)となりました。
売上高につきましては、ほっともっとの既存店売上高が増加したものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によるやよい軒やMKレストランの既存店売上高の減少や、前期に実施したほっともっと直営店190店舗の退店が要因で前年同期実績を下回りました。利益面につきましては、やよい軒やMKレストランの既存店売上高の減少があったものの、ほっともっとの既存店売上高の増加や前期の退店効果によって前年同期実績を上回りました。また、親会社株主に帰属する四半期純損失につきましては、店舗の固定資産に係る減損損失を計上したことが主な要因であります。
[国内における店舗展開の状況]
| 前連結会計 年度末 | 新規出店 | 退店 | 当第3四半期 連結会計期間末 | 改装・移転 | |
| ほっともっと | 2,527店 | 4店 | 36店 | 2,495店 | 28店 |
| やよい軒 | 382店 | 9店 | 18店 | 373店 | 13店 |
| MKレストラン | 32店 | 1店 | 7店 | 26店 | - |
| 合計 | 2,941店 | 14店 | 61店 | 2,894店 | 41店 |
[海外における店舗展開の状況]
| 展開エリア | 前連結会計 年度末 | 新規出店 | 退店 | 当第3四半期 連結会計期間末 | |
| ほっともっと | 中国 | 3店 | - | 1店 | 2店 |
| 韓国 | 10店 | - | - | 10店 | |
| シンガポール | 1店 | - | - | 1店 | |
| やよい軒 | タイ | 198店 | 1店 | 4店 | 195店 |
| シンガポール | 10店 | 1店 | 2店 | 9店 | |
| オーストラリア | 6店 | - | - | 6店 | |
| 台湾 | 21店 | 2店 | 2店 | 21店 | |
| アメリカ | 3店 | 1店 | - | 4店 | |
| フィリピン | 5店 | - | - | 5店 | |
| マレーシア | 2店 | 1店 | - | 3店 | |
| 合計 | ― | 259店 | 6店 | 9店 | 256店 |
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
①ほっともっと事業
持ち帰り弁当のトップブランドとして、安心・安全な品質管理体制のもと、おいしいごはんにこだわり、厳選した高品質の国産米を使用し、店内調理によるできたてのお弁当を提供することを基本に、当社グループ工場の活用によって商品の品質向上やボリュームアップを行うなど、付加価値の高い商品の提供によってお客様満足度の向上を目指しました。また、当社グループ工場で製造し美味しさと品質にこだわったロースかつを使用した『かつ丼フェア』の実施や、『博多明太マヨから揚弁当』や『ツナマヨ塩こんぶのり弁当』等、ライトユーザーである若年層をターゲットとした商品の販売で継続的な来店を促進しました。さらに、デリバリーサービス実施店舗の拡大や『ほっともっと公式アプリ』の開始、QRコード決済や電子マネーの全店舗導入による非接触型決済の拡充を行い、引き続きお客様の幅広いニーズへの対応を図りました。
以上の結果、売上高は779億97百万円(前年同期比2.3%減)、営業利益は29億36百万円(前年同期は、営業損失43百万円)となりました。売上高につきましては、既存店売上高の増加(前年同期比3.3%増)があったものの、前期の直営店190店舗退店の影響があったことが要因で、前年同期実績を下回りました。営業利益につきましては、既存店売上高の増加や前期の直営店190店舗退店効果等によって黒字に転換しました。
②やよい軒事業
素材や手作り感にこだわった定食メニューをお手頃な価格で提供することを基本に、従来のヘビーユーザー向け商品施策に加え、ミドル・ライトユーザー向け商品の販売や、『チキン南蛮定食』や『味噌かつ煮定食』が過去最大の割引となる特別価格490円でご提供するキャンペーンを実施するなど、お客様の来店促進に注力しました。また、デリバリーサービス実施店舗の拡大に加え、6月にテイクアウトメニューの拡大や客席への飛沫感染防止用パーテーションの設置、9月末には全店舗に「ごはんおかわりロボ」を導入し「おかわり処」を再開するなど、お客様が安全に食事をしていただける環境づくりを推進しました。
以上の結果、売上高は185億4百万円(前年同期比19.9%減)、営業損失は20億34百万円(前年同期は、営業利益8億55百万円)となりました。売上高につきましては、回復傾向にあるものの新型コロナウイルス感染症の感染拡大による既存店売上高の減少(前年同期比21.4%減)が要因で、前年同期実績を下回りました。利益面につきましては、既存店売上高の減少が要因で前年同期実績を下回りました。
③MKレストラン事業
豊富な具材と個性豊かなスープが選べるしゃぶしゃぶに、九州に馴染み深い甘みのある濃口醤油に鰹の旨みと魚醤を加えた、にんにくが香る期間限定の『もつ鍋醤油スープ』に加え、特選具材や飲茶メニューを取り揃えるなど商品力を強化しました。また、ファミリー層をターゲットとした販促施策の定期的な実施により、お客様の来店の促進に努めました。さらに、不採算店舗7店舗の退店を行い、収益性の改善を図りました。
以上の結果、売上高は16億63百万円(前年同期比32.7%減)、営業損失は2億65百万円(前年同期は、営業損失2億65百万円)となりました。売上高につきましては、回復傾向にあるものの新型コロナウイルス感染症の感染拡大による既存店売上高の減少(前年同期比10.8%減)や店舗の一時休業、不採算店舗の退店により前年同期実績を下回りました。利益面につきましては、既存店売上高は減少したものの、不採算店舗の退店効果もあり前年同期実績を上回りました。
④海外事業
海外事業につきましては、マーケットに応じた売上向上施策や食材の現地化による店舗原価低減等により既存店の収益力を強化し、事業の黒字化を目指しました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、一部の国や地域によっては政府の要請により休業を余儀なくされるなど影響は大きく、加えて、それ以外の国や地域でも時短営業やデリバリーのみで営業をせざるを得ないといった制約を受けるなど厳しい状況が続きました。
以上の結果、売上高は20億89百万円(前年同期比30.9%減)、営業損失は6億3百万円(前年同期は、営業損失4億30百万円)となりました。
⑤その他
㈱エムエスエフ(旧・宮島醤油フレーバー㈱、2020年3月1日をもって商号変更)は、調味料・加工食品のOEM(相手先ブランド名製造)を主な事業としており、既存取引先への新商品提案を積極的に行うとともに、新規取引先獲得のための営業活動を実施しました。また、当社グループ店舗で使用する調味料等の開発も行っており、商品数の拡大にも注力しました。
以上の結果、売上高は47億65百万円(前年同期比10.3%増)となりました。利益面につきましては、のれんの償却があったものの、生産量が増加したことによって営業利益は2億17百万円(前年同期比141.8%増)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ34億45百万円減少し、827億34百万円となりました。内訳は、流動資産4億26百万円の減少、固定資産30億19百万円の減少であります。流動資産の減少は、現金及び預金18億77百万円の減少、受取手形及び売掛金5億93百万円の増加、商品及び製品8億95百万円の増加などによるものです。また、固定資産の減少は、有形固定資産25億19百万円の減少などによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ14億43百万円減少し、292億44百万円となりました。内訳は、流動負債16億26百万円の減少、固定負債1億83百万円の増加であります。流動負債の減少は、流動負債のその他に含まれる未払消費税等13億61百万円の減少などによるものです。固定負債の増加は、固定負債のその他に含まれるリース債務2億61百万円の増加、資産除去債務69百万円の減少などによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ20億1百万円減少し、534億89百万円となりました。主な内訳は、利益剰余金21億29百万円の減少などであります。利益剰余金の減少は、親会社株主に帰属する四半期純損失9億31百万円の計上、配当支払による11億49百万円の減少などによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
特記すべき事項はありません。