有価証券報告書-第59期(平成30年3月1日-平成31年2月28日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境が改善する中、緩やかな回復基調が続きました。
当外食産業におきましては、原材料価格や物流費の上昇、人手不足に伴う人件費の上昇等、引き続き厳しい事業環境が続きました。
このような状況の中、当社グループにおきましては、お客様の満足度向上に努めるべく、商品力、店舗販売力の強化を目指すと共に、中長期での安定的な成長を見据え、さらなる事業基盤の強化に注力いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,539億14百万円(前年同期比5.6%増)、営業損失は5億1百万円(前年同期は、営業利益49億79百万円)、経常利益は1億43百万円(前年同期比97.3%減)、親会社株主に帰属する当期純損失は29億26百万円(前年同期は、親会社株主に帰属する当期純利益23億51百万円)となりました。売上高につきましては、既存店売上高が前年同期実績を上回ったこと、臺灣富禮納思股份有限公司などの新規連結や、新規出店により店舗数が増加したことが要因で前年同期実績を上回りました。利益面につきましては、主に商品力強化・人材確保・育成への投資、仕入コストの上昇により、前年同期実績を下回りました。また、親会社株主に帰属する当期純損失につきましては、前述の影響に加え、店舗の固定資産に係る減損損失が増加したことによるものです。
[国内における店舗展開の状況]
[海外における店舗展開の状況]
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
[ほっともっと事業]
新ブランドスローガン「やっぱり、お弁当屋さんのおべんとうはおいしい。」を策定し、従来のとんかつよりも食べ応えや食感にこだわることで付加価値を高めたロースかつシリーズを発売するなど定番商品の強化を図り、より価値のある商品の提供と、TVCMを中心とした新ブランドキャンペーンを展開いたしました。また、お客様の満足度向上のため、店舗の販売力を強化するべく、積極的に人材確保・育成を行いました。
以上の結果、売上高は1,100億36百万円(前年同期比4.2%増)、営業損失は8億60百万円(前年同期は、営業利益39億76百万円)となりました。売上高につきましては、既存店売上高の増加(前年同期比1.6%増)と、新規出店により店舗数が増加したことが要因で、前年同期実績を上回りました。利益面につきましては、主に商品力強化・人材確保・育成への投資、仕入コストの上昇により、前年同期実績を下回りました。
[やよい軒事業]
素材や手作り感にこだわった定食メニューをお手頃な価格で提供することを基本に、「カットステーキ定食」の発売を行うなど、ターゲットをより明確にした商品の開発や販売促進活動を展開いたしました。また、2019年1月から新商品のお知らせ、キャンペーン情報、お得なクーポンを配信する「やよい軒公式アプリ」を導入する等、お客様の来店促進を図りました。
以上の結果、売上高は311億65百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は12億98百万円(前年同期比11.4%減)となりました。売上高につきましては、既存店売上高の増加(前年同期比0.6%増)と、新規出店により店舗数が増加したことが要因で、前年同期実績を上回りました。営業利益につきましては、主に仕入コストの上昇により、前年同期実績を下回りました。
[MKレストラン事業]
豊富な具材と個性豊かなスープが選べるしゃぶしゃぶに、季節限定のスープや特選具材を取り揃えるなど、商品力の強化に努めました。また、広島県に初進出するなど、当連結会計年度末の店舗数は36店舗となりました。
以上の結果、売上高は34億40百万円(前年同期比0.2%減)、営業損失は55百万円(前年同期は、営業利益1億33百万円)となりました。売上高につきましては、新規出店により店舗数が増加したものの、既存店売上高の減少(前年同期比2.9%減)により、前年同期実績を下回りました。利益面につきましては、主に原価率の上昇、人件費の増加により、前年同期実績を下回りました。
[海外事業]
第1四半期連結会計期間から、新たに臺灣富禮納思股份有限公司(台湾)、BayPOS,Inc.(アメリカ)を連結対象としております。
当連結会計年度におきましては、事業規模拡大を目指して成長基盤強化に努めました。
以上の結果、売上高は38億19百万円(前年同期比93.6%増)、営業損失は6億78百万円(前年同期は、営業損失5億75百万円)となりました。
[その他]
宮島醤油フレーバー㈱は調味料・加工食品のOEM(相手先ブランド名製造)を主な事業としております。既存顧客への新商品提案を積極的に行うと共に、新規顧客獲得のための営業活動を実施いたしました。また、当社グループ店舗で使用する調味料等の開発も行っております。
以上の結果、売上高は54億52百万円(前年同期比0.6%増)となりました。利益面につきましては、主に原価率の上昇、のれん代の償却により、営業損失1億55百万円(前年同期は、営業利益34百万円)となりました。
b.財政状態
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ41億12百万円減少し、873億87百万円となりました。内訳は、流動資産70億40百万円の減少、固定資産29億27百万円の増加であります。流動資産の減少は、現金及び預金69億25百万円の減少、受取手形及び売掛金4億8百万円の減少などによるものです。また、固定資産の増加は、有形固定資産18億89百万円の増加、無形固定資産5億31百万円の増加、投資その他の資産5億6百万円の増加によるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ13億62百万円増加し、267億63百万円となりました。内訳は、流動負債1億89百万円の減少、固定負債15億51百万円の増加であります。流動負債の減少は、短期借入金2億63百万円の増加、未払法人税等2億17百万円の減少、資産除去債務1億39百万円の減少などによるものです。固定負債の増加は、長期借入金12億1百万円の増加、資産除去債務4億56百万円の増加などによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ54億75百万円減少し、606億23百万円となりました。内訳は、利益剰余金53億75百万円の減少などであります。利益剰余金の減少は、配当支払による22億97百万円の減少、親会社株主に帰属する当期純損失による29億26百万円の減少などによるものです。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ39億60百万円減少し、72億21百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、61億14百万円(前連結会計年度に得られた資金は64億66百万円)となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純損失28億82百万円、減価償却費62億50百万円、減損損失24億90百万円、のれん償却額2億20百万円、有形及び無形固定資産除却損4億10百万円、売上債権の減少額4億63百万円、法人税等の支払額9億41百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、91億70百万円(前連結会計年度に使用した資金は84億32百万円)となりました。主な内訳は、定期預金の預入による支出35億47百万円及び払戻による収入65億12百万円、有形固定資産の取得による支出112億6百万円、無形固定資産の取得による支出9億80百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、9億45百万円(前連結会計年度に使用した資金は23億83百万円)となりました。主な内訳は、短期借入れによる収入10億40百万円及び返済による支出9億38百万円、長期借入れによる収入12億73百万円、配当金の支払額22億97百万円であります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 上記金額は、内部取引額を含む販売金額であります。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社)は見込生産によっておりますので、受注高及び受注残高について記載すべき
事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
④資本の財源及び資金の流動性について
当社グループの主たる運転資金及び設備投資資金につきましては、主に営業活動によって得られた自己資金を充当し、必要に応じて借入金等による資金調達を実施する方針としております。また、安定的な営業キャッシュ・フローの創出により、事業活動のための適切な資金確保、流動性の維持並びに健全な財政状態を目指してまいります。
⑤経営上の目標達成を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況について
当社グループは、お客様の満足度向上に努めるべく、商品力と店舗販売力の強化に取り組みながら、FC化の推進や、内製化の推進に取り組んでまいります。商品力の強化につきましては、当社グループだから提供できる、競合他社が真似出来ない商品を提供することで優位性を構築いたします。「ほっともっと」では、付加価値を高めた商品でプロモーションの展開を行うことで顧客満足度の向上を目指してまいります。「やよい軒」では、「最高の普通を。」をコンセプトにマーケティング施策を実行し顧客満足度の向上を目指してまいります。「MKレストラン」では、タイスキ専門店へのリブランディングによる売上の拡大と店舗収益の向上に努めてまいります。店舗販売力の強化につきましては、クルーの確保、育成に注力すると共に、クルーの満足度向上を図り、併せて新規厨房機器やシステム投資による店舗オペレーションの改善を実現することにより強化してまいります。新規出店につきましては、国内は「ほっともっと」61店舗、「やよい軒」30店舗、「MKレストラン」2店舗の合計93店舗を計画しております。また、海外は「やよい軒」を中心に合計48店舗を計画しております。なお、国内の「ほっともっと」及び「やよい軒」につきましては、既存店の収益性向上を最優先課題とし、店舗の個別採算性を重視した出店戦略を推進し、同時にフランチャイズ展開も推進してまいります。また、製造小売チェーンへの転換による更なる収益性の向上にむけて、食品総合工場や関係会社の工場の安定稼動や稼働率を向上させることで、当社グループとしての利益の最大化を目指してまいります。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境が改善する中、緩やかな回復基調が続きました。
当外食産業におきましては、原材料価格や物流費の上昇、人手不足に伴う人件費の上昇等、引き続き厳しい事業環境が続きました。
このような状況の中、当社グループにおきましては、お客様の満足度向上に努めるべく、商品力、店舗販売力の強化を目指すと共に、中長期での安定的な成長を見据え、さらなる事業基盤の強化に注力いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,539億14百万円(前年同期比5.6%増)、営業損失は5億1百万円(前年同期は、営業利益49億79百万円)、経常利益は1億43百万円(前年同期比97.3%減)、親会社株主に帰属する当期純損失は29億26百万円(前年同期は、親会社株主に帰属する当期純利益23億51百万円)となりました。売上高につきましては、既存店売上高が前年同期実績を上回ったこと、臺灣富禮納思股份有限公司などの新規連結や、新規出店により店舗数が増加したことが要因で前年同期実績を上回りました。利益面につきましては、主に商品力強化・人材確保・育成への投資、仕入コストの上昇により、前年同期実績を下回りました。また、親会社株主に帰属する当期純損失につきましては、前述の影響に加え、店舗の固定資産に係る減損損失が増加したことによるものです。
[国内における店舗展開の状況]
| 前連結会計 年度末 | 新規出店 | 退店 | 当連結会計 年度末 | 改装・移転 | ||
| ほっともっと | 2,723店 | 54店 | 29店 | 2,748店 | 88店 | |
| やよい軒 | 351店 | 28店 | 2店 | 377店 | 3店 | |
| MKレストラン | 33店 | 3店 | - | 36店 | 2店 | |
| 合計 | 3,107店 | 85店 | 31店 | 3,161店 | 93店 |
[海外における店舗展開の状況]
| 展開エリア | 前連結会計 年度末 | 新規出店 | 退店 | 当連結会計 年度末 | ||
| ほっともっと | 中国 | 2店 | - | - | 2店 | |
| 韓国 | 12店 | 4店 | 1店 | 15店 | ||
| オーストラリア | 1店 | - | - | 1店 | ||
| やよい軒 | タイ | 167店 | 22店 | 2店 | 187店 | |
| シンガポール | 8店 | - | - | 8店 | ||
| オーストラリア | 4店 | 1店 | 1店 | 4店 | ||
| 台湾 | 12店 | 6店 | - | 18店 | ||
| アメリカ | 3店 | 1店 | 1店 | 3店 | ||
| フィリピン | 2店 | 1店 | - | 3店 | ||
| マレーシア | 1店 | - | - | 1店 | ||
| 合計 | - | 212店 | 35店 | 5店 | 242店 |
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
[ほっともっと事業]
新ブランドスローガン「やっぱり、お弁当屋さんのおべんとうはおいしい。」を策定し、従来のとんかつよりも食べ応えや食感にこだわることで付加価値を高めたロースかつシリーズを発売するなど定番商品の強化を図り、より価値のある商品の提供と、TVCMを中心とした新ブランドキャンペーンを展開いたしました。また、お客様の満足度向上のため、店舗の販売力を強化するべく、積極的に人材確保・育成を行いました。
以上の結果、売上高は1,100億36百万円(前年同期比4.2%増)、営業損失は8億60百万円(前年同期は、営業利益39億76百万円)となりました。売上高につきましては、既存店売上高の増加(前年同期比1.6%増)と、新規出店により店舗数が増加したことが要因で、前年同期実績を上回りました。利益面につきましては、主に商品力強化・人材確保・育成への投資、仕入コストの上昇により、前年同期実績を下回りました。
[やよい軒事業]
素材や手作り感にこだわった定食メニューをお手頃な価格で提供することを基本に、「カットステーキ定食」の発売を行うなど、ターゲットをより明確にした商品の開発や販売促進活動を展開いたしました。また、2019年1月から新商品のお知らせ、キャンペーン情報、お得なクーポンを配信する「やよい軒公式アプリ」を導入する等、お客様の来店促進を図りました。
以上の結果、売上高は311億65百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は12億98百万円(前年同期比11.4%減)となりました。売上高につきましては、既存店売上高の増加(前年同期比0.6%増)と、新規出店により店舗数が増加したことが要因で、前年同期実績を上回りました。営業利益につきましては、主に仕入コストの上昇により、前年同期実績を下回りました。
[MKレストラン事業]
豊富な具材と個性豊かなスープが選べるしゃぶしゃぶに、季節限定のスープや特選具材を取り揃えるなど、商品力の強化に努めました。また、広島県に初進出するなど、当連結会計年度末の店舗数は36店舗となりました。
以上の結果、売上高は34億40百万円(前年同期比0.2%減)、営業損失は55百万円(前年同期は、営業利益1億33百万円)となりました。売上高につきましては、新規出店により店舗数が増加したものの、既存店売上高の減少(前年同期比2.9%減)により、前年同期実績を下回りました。利益面につきましては、主に原価率の上昇、人件費の増加により、前年同期実績を下回りました。
[海外事業]
第1四半期連結会計期間から、新たに臺灣富禮納思股份有限公司(台湾)、BayPOS,Inc.(アメリカ)を連結対象としております。
当連結会計年度におきましては、事業規模拡大を目指して成長基盤強化に努めました。
以上の結果、売上高は38億19百万円(前年同期比93.6%増)、営業損失は6億78百万円(前年同期は、営業損失5億75百万円)となりました。
[その他]
宮島醤油フレーバー㈱は調味料・加工食品のOEM(相手先ブランド名製造)を主な事業としております。既存顧客への新商品提案を積極的に行うと共に、新規顧客獲得のための営業活動を実施いたしました。また、当社グループ店舗で使用する調味料等の開発も行っております。
以上の結果、売上高は54億52百万円(前年同期比0.6%増)となりました。利益面につきましては、主に原価率の上昇、のれん代の償却により、営業損失1億55百万円(前年同期は、営業利益34百万円)となりました。
b.財政状態
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ41億12百万円減少し、873億87百万円となりました。内訳は、流動資産70億40百万円の減少、固定資産29億27百万円の増加であります。流動資産の減少は、現金及び預金69億25百万円の減少、受取手形及び売掛金4億8百万円の減少などによるものです。また、固定資産の増加は、有形固定資産18億89百万円の増加、無形固定資産5億31百万円の増加、投資その他の資産5億6百万円の増加によるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ13億62百万円増加し、267億63百万円となりました。内訳は、流動負債1億89百万円の減少、固定負債15億51百万円の増加であります。流動負債の減少は、短期借入金2億63百万円の増加、未払法人税等2億17百万円の減少、資産除去債務1億39百万円の減少などによるものです。固定負債の増加は、長期借入金12億1百万円の増加、資産除去債務4億56百万円の増加などによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ54億75百万円減少し、606億23百万円となりました。内訳は、利益剰余金53億75百万円の減少などであります。利益剰余金の減少は、配当支払による22億97百万円の減少、親会社株主に帰属する当期純損失による29億26百万円の減少などによるものです。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ39億60百万円減少し、72億21百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、61億14百万円(前連結会計年度に得られた資金は64億66百万円)となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純損失28億82百万円、減価償却費62億50百万円、減損損失24億90百万円、のれん償却額2億20百万円、有形及び無形固定資産除却損4億10百万円、売上債権の減少額4億63百万円、法人税等の支払額9億41百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、91億70百万円(前連結会計年度に使用した資金は84億32百万円)となりました。主な内訳は、定期預金の預入による支出35億47百万円及び払戻による収入65億12百万円、有形固定資産の取得による支出112億6百万円、無形固定資産の取得による支出9億80百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、9億45百万円(前連結会計年度に使用した資金は23億83百万円)となりました。主な内訳は、短期借入れによる収入10億40百万円及び返済による支出9億38百万円、長期借入れによる収入12億73百万円、配当金の支払額22億97百万円であります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2018年3月1日 至 2019年2月28日) | 前年同期比(%) |
| 金額(百万円) | ||
| ほっともっと事業 | 21,074 | 104.8 |
| やよい軒事業 | 2,993 | 88.1 |
| MKレストラン事業 | 330 | 97.2 |
| 海外事業 | 37 | 56.6 |
| その他 | - | - |
| 合計 | 24,436 | 102.2 |
(注)1 上記金額は、内部取引額を含む販売金額であります。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社)は見込生産によっておりますので、受注高及び受注残高について記載すべき
事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2018年3月1日 至 2019年2月28日) | 前年同期比(%) |
| 金額(百万円) | ||
| ほっともっと事業 | 110,036 | 104.2 |
| やよい軒事業 | 31,165 | 106.3 |
| MKレストラン事業 | 3,440 | 99.8 |
| 海外事業 | 3,819 | 193.6 |
| その他 | 5,452 | 100.6 |
| 合計 | 153,914 | 105.6 |
(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
④資本の財源及び資金の流動性について
当社グループの主たる運転資金及び設備投資資金につきましては、主に営業活動によって得られた自己資金を充当し、必要に応じて借入金等による資金調達を実施する方針としております。また、安定的な営業キャッシュ・フローの創出により、事業活動のための適切な資金確保、流動性の維持並びに健全な財政状態を目指してまいります。
⑤経営上の目標達成を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況について
当社グループは、お客様の満足度向上に努めるべく、商品力と店舗販売力の強化に取り組みながら、FC化の推進や、内製化の推進に取り組んでまいります。商品力の強化につきましては、当社グループだから提供できる、競合他社が真似出来ない商品を提供することで優位性を構築いたします。「ほっともっと」では、付加価値を高めた商品でプロモーションの展開を行うことで顧客満足度の向上を目指してまいります。「やよい軒」では、「最高の普通を。」をコンセプトにマーケティング施策を実行し顧客満足度の向上を目指してまいります。「MKレストラン」では、タイスキ専門店へのリブランディングによる売上の拡大と店舗収益の向上に努めてまいります。店舗販売力の強化につきましては、クルーの確保、育成に注力すると共に、クルーの満足度向上を図り、併せて新規厨房機器やシステム投資による店舗オペレーションの改善を実現することにより強化してまいります。新規出店につきましては、国内は「ほっともっと」61店舗、「やよい軒」30店舗、「MKレストラン」2店舗の合計93店舗を計画しております。また、海外は「やよい軒」を中心に合計48店舗を計画しております。なお、国内の「ほっともっと」及び「やよい軒」につきましては、既存店の収益性向上を最優先課題とし、店舗の個別採算性を重視した出店戦略を推進し、同時にフランチャイズ展開も推進してまいります。また、製造小売チェーンへの転換による更なる収益性の向上にむけて、食品総合工場や関係会社の工場の安定稼動や稼働率を向上させることで、当社グループとしての利益の最大化を目指してまいります。