有価証券報告書-第32期(平成27年11月1日-平成28年10月31日)
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
平成27年10月31日現在の繰延税金資産の総額は、連結貸借対照表の以下の項目に含まれております。
流動資産……繰延税金資産 57,396千円
固定資産……繰延税金資産 474,662千円
平成28年10月31日現在の繰延税金資産の総額は、連結貸借対照表の以下の項目に含まれております。
流動資産……繰延税金資産 48,476千円
固定資産……繰延税金資産 432,797千円
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」(平成28年法律第13号)が平成28年3月29日に国会で成立し、平成28年4月1日以後に開始する連結会計年度から法人税率等の引下げ等が行われることとなりました。これに伴い、当社及び国内連結子会社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、平成28年11月1日に開始する連結会計年度及び平成29年11月1日に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異については30.69%に、平成30年11月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異については、30.46%となります。
この税率変更により、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は24,514千円減少し、法人税等調整額が24,020千円、その他有価証券評価差額金が493千円、それぞれ増加しております。
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度 (平成27年10月31日) | 当連結会計年度 (平成28年10月31日) | |
(繰延税金資産) | ||
役員退職慰労引当金 | 20,178千円 | 19,171千円 |
賞与引当金 | 19,698千円 | 19,334千円 |
未払事業税 | 22,207千円 | 14,852千円 |
退職給付に係る負債 | 27,679千円 | 24,824千円 |
未払事業所税 | 13,176千円 | 11,915千円 |
貸倒引当金 | 128千円 | 141千円 |
減損損失 | 279,217千円 | 235,780千円 |
減価償却費 | 93,853千円 | 88,334千円 |
資産除去債務 | 152,762千円 | 147,815千円 |
株式報酬費用 | 2,644千円 | 2,512千円 |
繰越欠損金 | 34,007千円 | 32,955千円 |
その他 | 11,829千円 | 17,790千円 |
繰延税金資産小計 | 677,383千円 | 615,429千円 |
評価性引当額 | △61,268千円 | △58,852千円 |
繰延税金資産合計 | 616,115千円 | 556,576千円 |
(繰延税金負債) | ||
建設協力金に係る割引計算額 | △29,417千円 | △27,138千円 |
資産除去費用 | △54,638千円 | △48,164千円 |
繰延税金負債合計 | △84,056千円 | △75,302千円 |
繰延税金資産の純額 | 532,058千円 | 481,274千円 |
平成27年10月31日現在の繰延税金資産の総額は、連結貸借対照表の以下の項目に含まれております。
流動資産……繰延税金資産 57,396千円
固定資産……繰延税金資産 474,662千円
平成28年10月31日現在の繰延税金資産の総額は、連結貸借対照表の以下の項目に含まれております。
流動資産……繰延税金資産 48,476千円
固定資産……繰延税金資産 432,797千円
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
前連結会計年度 (平成27年10月31日) | 当連結会計年度 (平成28年10月31日) | |
法定実効税率 | 35.4% | 32.8% |
(調整) | ||
住民税均等割 | 4.5% | 5.4% |
評価性引当額の増減 | △2.5% | △2.0% |
交際費等 | 1.1% | 0.3% |
繰越欠損金の期限切れ | 1.6% | 1.7% |
税率変更による期末繰延資産の減額修正 | 8.4% | 4.6% |
その他 | 0.0% | △1.5% |
税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 48.5% | 41.3% |
3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」(平成28年法律第13号)が平成28年3月29日に国会で成立し、平成28年4月1日以後に開始する連結会計年度から法人税率等の引下げ等が行われることとなりました。これに伴い、当社及び国内連結子会社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、平成28年11月1日に開始する連結会計年度及び平成29年11月1日に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異については30.69%に、平成30年11月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異については、30.46%となります。
この税率変更により、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は24,514千円減少し、法人税等調整額が24,020千円、その他有価証券評価差額金が493千円、それぞれ増加しております。