四半期報告書-第40期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/13 9:02
【資料】
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【項目】
33項目
文中における将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大による政府の緊急事態宣言の発出を受け、外出自粛や各自治体からの営業自粛要請等により、個人消費が急減するなど経済活動が大幅に落ち込み、非常に厳しい状況でありました。
外食業界におきましては、4月の緊急事態宣言以降休業や営業時間の短縮を余儀なくされ、5月の緊急事態宣言の解除後は個人消費は徐々に回復しつつありますが、依然として厳しい状況が続いております。
このような環境下で、当社は従業員のマスク着用、手指の消毒等、衛生管理を徹底しながら営業時間短縮等の対応を行い、営業を継続してまいりました。
店舗数につきましては、当第2四半期累計期間中に坂東ヨークタウン店を閉店しましたので、当第2四半期会計期間末の店舗数は59店舗となりました。
当第2四半期累計期間の業績につきましては、テイクアウトの強化等を行ったものの、来客数の大幅な減少により、売上高は2,669,729千円(前年同期比26.0%減)となりました。
利益面では固定費の削減に努めたものの、売上高の減少に伴う売上総利益の低下により、当第2四半期累計期間の営業損失は166,640千円(前年同期は営業利益84,944千円)、経常損失は152,691千円(前年同期は経常利益110,513千円)、四半期純損失は121,342千円(前年同期は四半期純利益70,079千円)と大幅な減収減益となり、極めて厳しい結果となりました。
(2)財政状態の状況
(資産の状況)
資産は、前事業年度末と比べ188,340千円増加し、3,388,577千円となりました。主な要因は現金及び預金の増加198,766千円によるものであります。
(負債の状況)
負債は、前事業年度末と比べ338,588千円増加し、1,595,906千円となりました。主な要因は短期借入金の増加500,000千円、未払消費税等の減少38,478千円及び買掛金の減少37,201千円によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末と比べて201,766千円増加し、492,517千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期累計期間における営業活動の結果、使用した資金は219,284千円(前年同期は75,239千円の獲得)となりました。これは主に税引前四半期純損失152,691千円を計上したことによるものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期累計期間における投資活動の結果、使用した資金は27,134千円(前年同期比79.5%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出45,978千円を計上したことによるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期累計期間における財務活動の結果、獲得した資金は448,184千円(前年同期比1,502.3%増)となりました。これは主に短期借入金の純増額500,000千円を計上したことによるものであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題において重要な変更はありません。
(5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第2四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。