四半期報告書-第40期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/12 9:02
【資料】
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【項目】
30項目
文中における将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであり、将来に関する事項には、不確実性を内在あるいは、リスクを含んでいるため、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性もあります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大による政府の緊急事態宣言の発出を受け、外出自粛や各自治体からの営業自粛要請等により、個人消費が急減するなど経済活動が大幅に落ち込み、非常に厳しい状況でありました。
外食業界におきましては、4月の緊急事態宣言以降休業や営業時間の短縮を余儀なくされました。5月の緊急事態宣言の解除後、Gotoキャンペーンなどの下支えもあり個人消費は徐々に回復しつつありましたが、12月に入り感染再拡大による地方自治体による深夜営業自粛要請など、さらに厳しい状況になりました。
このような環境下で、当社は従業員のマスク着用、手指の消毒等、衛生管理を徹底しながら営業時間短縮等の対応を行い、営業を継続してまいりました。
店舗数につきましては、当第3四半期累計期間中に坂東ヨークタウン店を閉店しましたが、お持ち帰り専門の新業態、「フラガ★デリカ桐生巴町店」を開店しましたので、当第3四半期会計期間末の店舗数は60店舗となりました。
当第3四半期累計期間の業績につきましては、4月から9月までは来客数が大幅に減少したものの、10月にテレビ番組で紹介されたことから来客数が増加したことにより、売上高は4,535,403千円(前年同期比14.4%減)となりました。利益面では、10月以降の売上総利益の回復に加え、固定費の削減に努めたことなどから当第3四半期累計期間の営業利益は123,939千円(前年同期比39.6%増)、経常利益は151,810千円(前年同期比25.3%増)、四半期純利益は82,028千円(前年同期比19.2%増)と、減収増益となりました。
(2)財政状態の状況
(資産の状況)
資産は、前事業年度末と比べ226,366千円増加し、3,426,603千円となりました。主な要因は現金及び預金の増加182,219千円及び売掛金の増加119,246千円並びに有形固定資産の減少54,684千円によるものであります。
(負債の状況)
負債は、前事業年度末と比べ173,242千円増加し、1,430,560千円となりました。主な要因は有利子負債の増加220,658千円及び賞与引当金の減少42,291千円によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題において重要な変更はありません。
(4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。