四半期報告書-第41期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/10 9:05
【資料】
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【項目】
31項目
文中における将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大により、依然として厳しい状況が続いておりましたが、ワクチン接種の進展、政府や自治体による各種施策の効果もあり、新規感染者数は減少に転じ、緊急事態宣言解除後は緩やかな回復の兆しがみられる状況となりました。
外食業界におきましては、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が解除され、移動や外出の制限が緩和されたことにより、個人消費の回復がみられましたが、第6波への警戒感から本格的な回復基調にはいたりませんでした。
このような環境下で、当社は、従業員の毎日の体温測定を含めた健康状態の確認、マスク着用、手指の消毒等衛生管理の徹底、従業員の新型コロナウイルスワクチン接種率向上への取組、さらに、店舗でのアルコール消毒液の設置や客席の入替時の拭き上げの徹底等、感染予防対策を行いながら、営業を継続してまいりました。
店舗数につきましては、当第3四半期累計期間中に出退店を行いませんでしたので、前期末と変わらず59店舗でした。
当第3四半期累計期間の業績につきましては、10月及び11月の来客数は前期のテレビ効果による増加分を上回ることは出来なかったものの、9月末の緊急事態宣言解除による外食機会の増加や期間限定「超大型爆弾ハンバーグ」の投入等の販売促進により、当第3四半期累計期間を通じて来客数が堅調に推移したことにより、売上高は4,864,448千円(前年同期比7.3%増)となりました。
利益面では、売上高の増加により、当第3四半期累計期間の営業利益は233,190千円(前年同期比88.1%増)、助成金収入356,907千円を営業外収益に計上したことから経常利益は600,037千円(前年同期比295.3%増)、四半期純利益は386,343千円(前年同期比371.0%増)と、増収及び大幅な増益となりました。
(2)財政状態の状況
(資産の状況)
資産は、前事業年度末と比べ566,014千円増加し、3,784,745千円となりました。主な要因は現金及び預金の増加509,692千円及び売掛金の増加96,500千円によるものであります。
(負債の状況)
負債は、前事業年度末と比べ208,609千円増加し、1,401,608千円となりました。主な要因は未払法人税等の増加84,588千円及び買掛金の増加52,760千円並びに未払金の増加29,905千円によるものであります。
(純資産の状況)
純資産の状況につきましては、前事業年度末に比べて357,405千円増加し、2,383,137千円となりました。これは主として四半期純利益の計上によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題において重要な変更はありません。
(4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。