有価証券報告書-第30期(平成29年3月1日-平成30年2月28日)

【提出】
2018/05/24 13:27
【資料】
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【項目】
109項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、経営成績または財政状態に重要な影響を及ぼすと思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は72,954百万円(前年同期比1.7%減)、営業利益は296百万円(前年同期は478百万円の営業損失)、経常利益は475百万円(前年同期は278百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は448百万円(前年同期は1,124百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
① 売上高
売上高は、前連結会計年度と比べ1,241百万円減少し、72,954百万円となりました。
セグメント別では、WonderGOO事業で38,009百万円(前年同期比2.1%減)、WonderREX事業で7,811百万円(前年同期比5.1%増)、TSUTAYA事業で15,237百万円(前年同期比0.6%増)、新星堂事業で11,368百万円(前年同期比8.7%減)となりました。なお、商品別販売実績は「第2 事業の状況 2 生産、受注及び販売の状況」 に記載しております。
② 販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比べ1,401百万円減少し、24,098百万円となりました。これは主に、従業員給料及び賞与が457百万円減少したことによるものです。
③ 営業利益
営業利益は、296百万円(前年同期は営業損失478百万円)となりました。
④ 経常利益
経常利益は、475百万円(前年同期は経常損失278百万円)となりました。
⑤ 親会社株主に帰属する当期純損失
親会社株主に帰属する当期純損失は、448百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失1,124百万円)となりました。
(3)当連結会計年度の財政状態の分析
① 資産、負債及び純資産の状況
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、21,724百万円となり、前連結会計年度末に比べ419百万円増加いたしました。これは主に未収入金が65百万円、商品が890百万円減少したものの、現金及び預金が1,547百万円増加したことによるものです。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、13,009百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,328百万円減少いたしました。これは主に有形固定資産が1,047百万円、無形固定資産が7百万円、投資その他の資産が274百万円減少したことによるものです。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、17,920百万円となり、前連結会計年度末に比べ198百万円減少いたしました。これは主に短期借入金が120百万円、未払消費税等が198百万円増加したものの、1年内返済予定の長期借入金が552百万円減少したことによるものです。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、7,101百万円となり、前連結会計年度末に比べ368百万円減少いたしました。これは主に社債が280百万円増加したものの、リース債務が313百万円、長期借入金が336百万円減少したことによるものです。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、9,712百万円となり、前連結会計年度末に比べ342百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失448百万円、剰余金の配当55百万円の支払いによるものです。
(4)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況については、「第2事業の状況1.業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」にて記載したとおりです。