有価証券報告書-第27期(平成26年3月1日-平成27年2月28日)

【提出】
2015/05/28 13:05
【資料】
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【項目】
114項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、経営成績または財政状態に重要な影響を及ぼすと思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は83,898百万円(前年同期比4.6%減)、営業利益は168百万円(前年同期比80.9%減)、経常利益は371百万円(前年同期比65.4%減)、当期純損失は113百万円(前年同期は1,130百万円の当期純利益)となりました。
① 売上高
売上高は、前連結会計年度と比べ4,082百万円減少し、83,898百万円となりました。
セグメント別では、WonderGOO事業で45,656百万円(前年同期比12.5%減)、WonderREX事業で5,973百万円(前年同期比4.8%増)、TSUTAYA事業で15,383百万円(前年同期比21.1%増)、新星堂事業で16,615百万円(前年同期比3.1%減)、その他事業で269百万円(前年同期比0.7%増)となりました。なお、商品別販売実績は「第2 事業の状況 2 生産、受注及び販売の状況」 に記載しております。
② 販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比べ188百万円減少し、27,124百万円となりました。これは主に、物流費が246百万円減少したことによるものです。
③ 営業利益
営業利益は、前連結会計年度と比べ716百万円減少し、168百万円となりました。
④ 経常利益
経常利益は、前連結会計年度と比べ700百万円減少し、371百万円となりました。
⑤ 当期純利益
当期純利益は、前連結会計年度と比べて1,244百万円減少し113百万円の当期純損失となりました。これは主に、前連結会計年度において固定資産の売却益が1,263百万円あったことによるものです。
(3)当連結会計年度の財政状態の分析
① 資産、負債及び純資産の状況
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、23,698百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,114百万円増加いたしました。これは主に未収入金が277百万円減少したものの、商品が1,084百万円増加したことによるものです。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、17,108百万円となり、前連結会計年度末に比べ530百万円減少いたしました。これは主に有形固定資産が53百万円減少、無形固定資産が115百万円減少、投資その他の資産が361百万円減少したことによるものです。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、19,481百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,087百万円増加いたしました。これは主に未払費用が465百万円減少、買掛金が456百万円、未払消費税等が270百万円増加したことによるものです。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、7,675百万円となり、前連結会計年度末に比べ1百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が585百万円減少したものの、リース債務が725百万円増加したことによるものです。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、13,649百万円となり、前連結会計年度末に比べ502百万円減少いたしました。これは主に少数株主持分の324百万円減少、当期純損失113百万円、剰余金の配当134百万円の支払いによるものです。
(4)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況については、「第2事業の状況1.業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」にて記載したとおりです。