四半期報告書-第33期第1四半期(平成30年11月1日-平成31年1月31日)

【提出】
2019/03/13 15:20
【資料】
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【項目】
27項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、企業業績や雇用環境の改善が続き、緩やかな回復を続けております。一方、通商問題や金融資本市場の変動等、世界経済の不確実性が懸念される状況にあります。
当社グループが属する不動産業界におきましては、金融機関の融資姿勢の厳格化等、懸念材料はあるものの、総じて好調を維持しています。
このような状況の下、当社グループは、不動産管理運営事業で安定収益を確保する一方、都心部の利便性の高い立地にフォーカスした賃貸物件の企画開発に注力し優良な保有物件を増加させてまいりました。また保有する物件の一部を販売いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績として、売上高は1,137,840千円(前年同期:1,590,289千円、前年同期比:28.5%減)、営業利益は301,695千円(前年同期:302,610千円、前年同期比:0.3%減)、経常利益は287,426千円(前年同期:289,256千円、前年同期比:0.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は184,270千円(前年同期:189,855千円、前年同期比:2.9%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
<不動産管理運営事業>当セグメントにおきましては、賃貸住宅のサブリース運営業務および賃貸管理業務を、顧客サービスの質の向上を主眼としてグループ一丸となり取り組んでまいりました。この結果、不動産管理運営事業の売上高は682,861千円(前年同期:678,122千円、前年同期比:0.7%増)、セグメント利益は122,150千円(前年同期:127,327千円、前年同期比:4.1%減)となりました。
<不動産開発販売事業>当セグメントにおきましては、介護付有料老人ホーム1棟を販売致しました。この結果、不動産開発販売事業の売上高は432,714千円(前年同期:905,449千円、前年同期比:52.2%減)、セグメント利益は219,197千円(前年同期:213,860千円、前年同期比:2.5%増)となりました。
<不動産仲介コンサル事業>当セグメントにおきましては、効果的かつ効率的な運営を目指し取り組んでまいりました。この結果、不動産仲介コンサル事業の売上高は22,264千円(前年同期:20,606千円、前年同期比:8.1%増)、セグメント利益は287千円(前年同期:109千円、前年同期比:162.3%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産の状況)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は10,842,753千円となり、前連結会計年度末に比べ97,364千円増加しました。これは主として、介護付き有料老人ホームの売却等による現金及び預金の増加88,541千円であります。
(負債の状況)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は7,599,389千円となり、前連結会計年度末に比べ32,552千円減少しました。これは主として、営業未払金の減少21,429千円であります。
(純資産の状況)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は3,243,364千円となり、前連結会計年度末に比べ129,916千円増加しました。これは主として、利益剰余金の増加130,196千円であります。これらの結果、自己資本比率は29.9%となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。