四半期報告書-第36期第1四半期(令和3年11月1日-令和4年1月31日)

【提出】
2022/03/15 14:59
【資料】
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【項目】
37項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により依然として厳しい状況にあります。
当社グループが属する不動産業界におきましては、オフィス市況は軟調な状態が続く一方、賃貸住宅の賃料水準にはほぼ影響も見られず、堅調に推移しております。
このような状況の下、当社グループは賃貸事業用不動産の運営管理事業で安定収益を確保してまいりました。また、都心部にフォーカスした賃貸物件の企画開発に注力し優良な社有物件を増加させてまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績として、売上高は1,350,248千円(前年同期:708,703千円、前年同期比:90.5%増)、営業利益は310,969千円(前年同期:87,772千円、前年同期比:254.3%増)、経常利益は292,760千円(前年同期:70,695千円、前年同期比:314.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は191,689千円(前年同期:40,330千円、前年同期比:375.3%増)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
<運営管理事業>当セグメントにおきましては、賃貸事業用不動産(社有及びサブリース物件)の運営、管理受託物件のサービス提供にあたり、品質の向上を主眼にグループ一丸で取り組んでまいりました。業務の効率化、システム化も順調に進捗し、入居者サービス用アプリが各種事務手続きを簡素化し、迅速で円滑な情報共有を実現するなど効果を発揮しております。この結果、運営管理事業の売上高は714,138千円(前年同期:708,703千円、前年同期比:0.8%増)、セグメント利益は148,627千円(前年同期:135,456千円、前年同期比:9.7%増)となりました。
<開発販売事業>当セグメントにおきましては、賃貸事業用マンション2棟(50室)を販売いたしました。この結果、開発販売事業の売上高は640,655千円(前年同期:売上計上なし)、セグメント利益は201,913千円(前年同期:セグメント損失10,925千円)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産の状況)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は13,222,423千円となり、前連結会計年度末に比べ201,234千円減少しました。これは主として、社有物件の売却等により販売用不動産の減少389,662千円であります。
(負債の状況)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は9,453,482千円となり、前連結会計年度末に比べ235,061千円減少しました。これは主として、長期借入金の減少293,604千円であります。
(純資産の状況)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は3,768,940千円となり、前連結会計年度末に比べ33,826千円増加しました。これは主として、利益剰余金の増加34,989千円であります。これらの結果、自己資本比率は28.5%となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。