半期報告書-第171期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2020/12/28 9:10
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【項目】
107項目
(1)経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社、連結子会社及び持分法適用会社(以下「当社グループ」という。)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、企業収益は新型コロナウイルス感染症の影響により、大幅な減少が続いており、雇用情勢も弱い動きとなっているなかで、雇用者数の動きに底堅さも見られ、景気は依然として厳しい状況にあるが、持ち直しの動きが見られました。
地域経済においては、新型コロナウイルス感染症の影響等により投資活動は総じて弱含んでいるものの、生産活動や個人消費に持ち直しの兆しがみられ、春先からの厳しい状況は和らぎつつあります。
このような状況の中で、当社グループは、グループ中期経営計画(令和2年度~令和4年度)を基に、各事業分野の目標達成や事業基盤の充実を図り、連結業績向上及びグループ全体の成長・発展のため、相互に協力・連携に取り組みました。
当中間連結会計期間の財政状態は、総資産について前連結会計年度末に比べ5.5%減の26,961百万円となりました。
流動資産は、流動資産のその他に含まれる未収金が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ8.7%減の4,731百万円となりました。
固定資産は、建物及び構築物が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ4.8%減の22,229百万円となりました。
当中間連結会計期間の負債の合計は、前連結会計年度に比べ3.7%増の27,065百万円となりました。
流動負債は、短期借入金の減少により、前連結会計年度末に比べ9.3%減の9,725百万円となりました。
固定負債は、長期借入金の増加により、前連結会計年度末に比べ12.7%増の17,339百万円となりました。
当中間連結会計期間の純資産は、利益剰余金の減少により、前連結会計年度末の2,432百万円に比べ2,536百万円減少し△104百万円となりました。
今後も、当社グループ内での効率的な資金運用や遊休不動産の売却、事業収益による財務体質の改善に取り組んで参ります。
当中間連結会計期間の経営成績については、営業収益は前中間連結会計期間に比べ4,136百万円減少(41.7%減)し、5,775百万円となりました。営業損益は、前中間連結会計期間の営業損失118百万円に比べ1,800百万円悪化し、1,918百万円の営業損失となりました。経常損益は、前中間連結会計期間の経常損失255百万円に比べ1,499百万円悪化し、1,755百万円の経常損失となりました。親会社株主に帰属する中間純損益は、前中間連結会計期間の親会社株主に帰属する中間純損失212百万円に比べ2,341百万円悪化し、2,554百万円の親会社株主に帰属する中間純損失となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
イ.運輸業
鉄道事業は、定期外収入及び定期収入共に、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う利用者減少により減収となりました。乗合旅客自動車運送事業は、一般路線バスは、新型コロナウイルス感染症による学校の休校等に伴う利用者減少により減収となりました。高速バスは、新型コロナウイルス感染症による全路線運休の措置等の影響により減収となりました。貸切旅客自動車運送事業は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う受注減少により減収となりました。乗用旅客自動車運送事業は、慢性的な乗務員不足、新型コロナウイルス感染症の影響等により減収となりました。
この結果、営業収益は802百万円(前年同期比59.0%減)となりました。
(運輸業営業成績)
業種当中間連結会計期間
(自 令和2年4月1日
至 令和2年9月30日)
営業収益(百万円)前年同期比(%)
鉄道事業128△47.4
乗合旅客自動車運送事業271△68.8
貸切旅客自動車運送事業150△66.6
乗用旅客自動車運送事業262△37.3
消去△10△64.6
802△59.0

ロ.サービス業
航空代理業は、空港業務受託料が減額となり減収となりました。旅行業は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う社員旅行等の受注型旅行取消等により減収となりました。ホテル業は、新型コロナウイルス感染症に伴う休館等の影響により減収となりました。自動車教習業は、特殊車科収入の増加により増収となりました。調理食品製造販売業は、新型コロナウイルス感染症の影響による受注減少により減収となりました。観光施設管理運営業は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う県外からの団体客等の減少により減収となりました。
この結果、営業収益は737百万円(前年同期比58.3%減)となりました。
(サービス業営業成績)
業種当中間連結会計期間
(自 令和2年4月1日
至 令和2年9月30日)
営業収益(百万円)前年同期比(%)
航空代理業189△12.3
旅行業18△89.7
ホテル業234△74.4
自動車教習業950.8
調理食品製造販売業69△30.9
観光施設管理運営業143△49.9
消去△14△56.1
737△58.3

ハ.卸・小売業
百貨店業は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う物産展の延期、営業時間の短縮・臨時店休日の新設等による来店客数の減少等により減収となりました。土産品販売・飲食業は、松江地区の松江堀川地ビール館及び出雲地区の観光センターいずも等の各店舗において、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う出雲大社等への観光客の減少により減収となりました。自動車販売・整備業は、販売事業における新車販売は増収となったものの、整備業は総じて低調に推移し全体としては減収となりました。
この結果、営業収益は2,398百万円(前年同期比41.1%減)となりました。
(卸・小売業営業成績)
業種当中間連結会計期間
(自 令和2年4月1日
至 令和2年9月30日)
営業収益(百万円)前年同期比(%)
百貨店業2,071△36.8
土産品販売・飲食業75△85.9
自動車販売・整備業354△5.2
消去△103△11.8
2,398△41.1

ニ.建設業
建設業は、建築の民間工事の減少等により減収となりました。
この結果、営業収益は1,465百万円(前年同期比14.3%減)となりました。
(建設業営業成績)
業種当中間連結会計期間
(自 令和2年4月1日
至 令和2年9月30日)
営業収益(百万円)前年同期比(%)
建設業1,870△12.7
消去△405△6.4
1,465△14.3

ホ.その他事業
不動産業は、前中間連結会計期間の不動産商品の売上の反動等により減収となりました。広告代理業は、新型コロナウイルス感染症による影響が大きく、イベントの中止等により減収となりました。古代出雲歴史博物館は、新型コロナウイルス感染症の影響等により減収となりました。
この結果、営業収益は372百万円(前年同期比8.5%減)となりました。
(その他事業営業成績)
業種当中間連結会計期間
(自 令和2年4月1日
至 令和2年9月30日)
営業収益(百万円)前年同期比(%)
不動産業501△3.5
その他495△22.2
消去△624△16.7
372△8.5

② キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前中間連結会計期間末に比べ347百万円減少し、当中間連結会計期間末には2,141百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は699百万円(前年同期は706百万円の獲得)となりました。減少の主な要因は、税金等調整前中間純損失が2,254百万円増加したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は49百万円(前年同期は33百万円の使用)となりました。増加の主な要因は、固定資産の取得による支出が77百万円減少したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は865百万円(前年同期は450百万円の使用)となりました。増加の主な要因は、長期借入れによる収入が増加したこと等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ。)の販売品目は受注生産形態をとらないものが多いため、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。
このため生産、受注及び販売の実績については、「① 財政状態及び経営成績の状況」におけるセグメントごとの経営成績に関連付けて示しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ.当社グループの当中間連結会計期間の経営成績について
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績は、新型コロナウイルス感染症の影響等により運輸業、サービス業、卸・小売業を中心に大幅な減収となった結果、営業収益は前中間連結会計期間と比較して4,136百万円(前年同期比41.7%減)減少し、5,775百万円となりました。営業費は前中間連結会計期間と比較して2,335百万円減少しましたが、営業損失は前中間連結会計期間の118百万円に対し、1,918百万円となりました。経常損失は、その他の営業外収益が前中間連結会計期間の44百万円と比較して360百万円と増加しましたが、前中間連結会計期間の255百万円に対して1,755百万円となりました。親会社株主に帰属する中間純損失は、前中間連結会計期間の212百万円と比較して2,341百万円悪化し、2,554百万円となりました。
ロ.当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは地域に根ざした企業であり、当地域の観光動向や経済状況の変化等に大きく左右される特性をもっていることから、その動向等を的確に捉えることが重要であると考えております。また、運輸、観光、卸・小売業に資源を集中し、安定的な収益の確保を図るとともに、グループ経営資源を有効活用できる新規事業を模索し、積極的に新しい分野へ進出しグループの活性化を図ることとしております。
ハ.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための指標等について
当社グループは、創立120周年を迎える令和14年までを長期経営戦略期間とし、中期経営計画において、長期ビジョンを達成する為に三カ年ごとにテーマを設け、方針並びに施策を策定し、その達成に向け当社グループが総合力を発揮して取り組んでおります。令和2年度から4年度までは、構造改革期とし、交通事業の再編、業績不振会社の対策及び再編、海外インバウンドへの取り組み、BCP策定への取り組み、イノベーションコンテストへの取り組み、商品開発への取り組み、外国人支援機関調査、人材育成・採用の強化、グループ事業施設の整備、業務改善の推進を重点施策とし、当社グループ経営理念を基に時代の変化を的確に捉え、新商品・サービスに積極的に取り組み経営基盤の強化を図って参ります。
ニ.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容について
運輸業は、新型コロナウイルス感染症の影響等による利用者減少により、減収減益となりました。サービス業は、新型コロナウイルス感染症の影響等により減収減益となりました。卸・小売業は、新型コロナウイルス感染症の影響等による来店客数の減少等により、減収減益となりました。建設業は、建築の民間工事の減少等により減収減益となりました。その他事業は、不動産業・広告代理業・自動車リース代理業・保険代理業等を行っておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響等により減収減益となりました。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資本の流動性に係る情報
イ.キャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの当中間連結会計期間のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
ロ.資本の財源及び資金の流動性について
当社グループは、運輸業、ホテル業、百貨店業等の大規模な設備を運用し収益を得ており、これらの設備の修繕や更新等、計画的・継続的な設備投資を行う必要があります。これらの資金の大部分は金融機関による借入れによって調達していますが、このほか、当社グループ内での資金流用により効率的な運用を行うことで賄っております。今後もグループ内での効率的な資金運用や遊休不動産の売却、事業収益による財務体質の改善に取り組んで参ります。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

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