有価証券報告書-第9期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/30 16:11
【資料】
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【項目】
104項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態
当期末の総資産は、前期末から6億2千3百万円増加し315億5千6百万円となりました。この主な要因は、売上増に伴う営業未収入金および現預金の増加によるものであります。
負債は、前期末から2億6千3百万円増加し239億7千5百万円となりました。この主な要因は、営業未払金等の増加によるものであります。
これらの結果、純資産は75億8千1百万円となり、純資産から少数株主持分を控除した後の自己資本比率は23.7%となりました。
(2) 経営成績
当期の営業収益は、主に札幌通運グループにおける特積輸送・区域輸送の大幅な増収により前期比4.1%増の512億4千万円となりました。営業総利益は、増収による押し上げ効果があったものの、燃料費等の負担が増加した上、㈱青山本店(現 株式会社ロジネットジャパン西日本)のコンプライアンス体制整備に伴う一時経費が発生したことにより、前期比6.7%減の22億6千2百万円となりました。また、営業利益は、前期比20.6%減の5億6千万円となりました。営業外収益は2億5千2百万円、営業外費用は2億3千万円となり、経常利益は前期比28.2%減の5億8千2百万円、営業収益経常利益率は1.1%となりました。特別利益は固定資産売却益の計上等により4億1千6百万円、特別損失は3千1百万円となりました。
以上の結果、税金等調整前当期純利益は9億6千7百万円、法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額及び少数株主利益を差し引いた当期純利益は3億3千7百万円となりました。
なお、セグメント別の営業収益の概況については、第2[事業の状況] 1[業績等の概要]に記載しております。
(3) キャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、3億9千4百万円の収入(前年同期は17億1千8百万円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益9億6千7百万円及び減価償却費12億8千4百万円によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、4億2千7百万円の収入(前年同期は2億4千9百万円の支出)となりました。主な要因は、有形固定資産及び投資有価証券の売却によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、4億4百万円の支出(前年同期は20億7千2百万円の支出)となりました。主な要因は、借入金およびリース債務の減少によるものであります。
以上の結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末から4億1千7百万円増加し、23億9千8百万円となりました。