四半期報告書-第103期第3四半期(令和2年8月1日-令和2年10月31日)

【提出】
2020/12/14 10:04
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は各種政策の効果もあり、徐々に持ち直しの動きがみられたものの、新型コロナウイルス感染再拡大の兆しが顕著になる等、先行きは極めて不透明な状況が続いております。
このような経済環境のなか、当社グループは、感染拡大防止策を講じながら、事業収益確保に注力する一方で、一層の経費削減に加え役員報酬の一部減額も実施しました。
以上の結果、夏以降の映画事業でのヒット作品の影響により、最悪の状況からは改善したものの、当第3四半期連結累計期間の成績は、売上高は3,679,583千円と前年同期に比べ2,605,792千円(41.5%)の減収となり、営業損失は37,160千円(前期は771,597千円の営業利益)、経常損失は84,039千円(前期は730,100千円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は115,832千円(前期は491,401千円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
経営成績をセグメント別で見ると次のとおりであります。
(映画事業)
映画事業におきましては、10月16日公開の「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」の記録的大ヒットにより、10月単月の売上高は前年を上回ることができたものの、座席制限や洋画新作公開延期等の影響もあり、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,109,020千円と前年同期に比べ1,664,281千円(60.0%)の減収となり、営業損失は233,898千円(前期は325,684千円の営業利益)となりました。
新型コロナウイルス感染再拡大のなか、年末年始の興行につきましても予断を許さない状況となっております。
(不動産賃貸・販売事業)
不動産業界におけるオフィスビル市況は、コロナ禍以降、オフィスの集約や縮小の動きも見られ、空室率の上昇と平均賃料の低下が顕在化しております。また、商業ビルにおきましても、テナントの退店または退店検討が増加しております。
不動産賃貸事業におきましては、新型コロナウイルス対策を最優先としながら、テナントの事業継続にも配慮してビル運営を継続してまいりました。当第3四半期連結会計期間末における直接保有ビルの稼働率は98.6%を維持できましたが、賃料収入やビル管理収入において新型コロナウイルスの影響を受けました。
なお、昨年和歌山県白浜町において取得いたしましたリゾートサテライトオフィスビル「ANCHOR」は整備工事等の準備を進め、11月1日に新規テナントをお迎えしてオープンいたしました。
一方、住宅販売市況は、新型コロナウイルスの影響によるテレワークの普及等、住宅ニーズに変化の兆しは見られるものの、一定の水準で維持されております。
このような状況のなか、不動産販売事業におきましては、期中に完売となった分譲マンション「プレージア逆瀬川宝梅 ザ・レジデンス」(宝塚市)及び分譲住宅「ハピアガーデン宝梅一丁目(共同事業)」(宝塚市)の売上を計上いたしました。
また、その他の物件につきましても、共同事業者とともに販売開始に向け準備を進めております。
以上の結果、不動産賃貸・販売事業としては、コロナ禍による賃貸事業へのマイナス影響とマンション販売戸数減により、売上高は2,468,868千円と前年同期に比べ804,732千円(24.6%)の減収となり、営業利益は789,496千円と前年同期に比べ250,227千円の減益となりました。
(飲食事業)
飲食事業におきましては、コロナ禍による休業や感染拡大防止策徹底に加え、外食需要減退の影響を受け、厳しい状況が継続いたしました。
以上の結果、売上高は101,694千円と前年同期に比べ91,864千円(47.5%)の減収となり、営業損失は33,906千円と前年同期に比べ23,677千円の悪化となりました。
なお、飲食事業は連結子会社OSフードサービス株式会社が店舗経営を行ってまいりましたが、近年業績が悪化し回復の見込みがないため、グループ組織の見直し・再編に先立ち、本年11月30日をもって同社を解散いたしました。
それに伴い、知名度を活かした今後の展開も見込めるオムライス事業につきましては、当社で引き受け、「串かつおおえす メトロこうべ店」、「餃子ノ酒場おおえす メトロこうべ店」は、他社に事業譲渡いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、前連結会計年度末と比較して総資産は336,283千円の増加となりました。これは有形固定資産293,039千円の減少がありましたが、主に販売用不動産503,736千円及び現金及び預金109,067千円の増加によるものであります。
負債につきましては、571,772千円の増加となりました。これは未払法人税等128,720千円の減少がありましたが、主に長期借入金427,860千円及び短期借入金392,670千円の増加によるものであります。
純資産につきましては、235,488千円の減少となりました。これは主に利益剰余金220,854千円の減少によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
この度の新型コロナウイルスの感染拡大が経済活動に与える影響は深刻化、長期化しております。これに対し、当社グループでは、感染拡大防止と従業員の安全確保のため、「OSグループ新型コロナウイルス対策本部」を立ち上げ、各種対策を実施しております。
<主な感染防止策>(営業における対策)
―出勤時の従業員の体温検査等、健康管理の実施、館内衛生の維持、マスクの着用
―消毒液の設置
―ソーシャルディスタンスの確保
―映画館におきましては、ビル管理法と興行場法の基準を満たした空調を常時稼働、外気の取り入れ、適切な換気・温湿度の調整
(従業員対策)
―マスクの着用・消毒や換気等予防の徹底、不要不急の出張の禁止、テレビ会議システムの積極的な活用等を実施
―テレワークへの移行により出社人数の調整等を実施
今後も引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のための様々な取り組みを実施し、事業継続に最大限努めてまいります。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
新型コロナウイルスの感染拡大が当社グループに与える影響の長期化に備え、機動的かつ安定的な資金を確保するとともに財務基盤をより一層安定させることを目的として、2020年5月25日付で金融機関とコミットメントライン契約を締結いたしました。
引き続き状況を注視し、今後の資金調達に万全を期して対応してまいります。

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