有価証券報告書-第101期(平成30年2月1日-平成31年1月31日)

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2019/04/24 9:52
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当連結会計年度における当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益が堅調に推移するなか、雇用・所得環境の改善が継続し、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、中国経済の減速や通商問題の動向など海外経済の不確実性や金融資本市場の変動による影響も懸念され、先行き不透明な状況が続いております。
このような経済環境のなか、当社グループは、中期経営計画の最終年度として、安定した経営・財務基盤を実現するべく取り組んでまいりました。
当連結会計年度の成績は、売上高は8,489,359千円と前期に比べ168,104千円(1.9%)の減収となりましたが、営業利益は799,436千円と前期に比べ155,368千円の増益となり、2016年7月28日公表の中期経営計画で掲げた数値目標(以下、「2016年公表数値目標」)営業利益7~8億円台を達成いたしました。経常利益は748,913千円と前期に比べ161,034千円の増益となりました。しかしながら、阪急神戸三宮駅高架下リニューアル工事に伴う原状回復費用相当額を減損損失として特別損失に計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は426,603千円と前期に比べ55,303千円の減益となりました。
なお、ROEにつきましては、2016年公表数値目標5%程度に対し、4.3%となりました。
経営成績をセグメント別で見ると次のとおりであります。
(映画事業)
映画事業におきましては、邦画作品では「映画ドラえもん のび太の宝島」「名探偵コナン ゼロの執行人」「劇場版コード・ブルー ‐ドクターヘリ緊急救命‐」「銀魂2 掟は破るためにこそある」、洋画作品では「グレイテスト・ショーマン」「ジュラシック・ワールド/炎の王国」「ボヘミアン・ラプソディ」「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」などの話題作を上映いたしました。
また、昨年2月、「OSシネマズ神戸ハーバーランド」のロビースペースを改装し、「スクリーン10」をオープンした結果、より多彩な番組編成が可能となりました。さらには、直営映画館において、人気作品の出演者が登壇する舞台挨拶や「ボヘミアン・ラプソディ」の応援上映を実施し話題づくりに努めるとともに、演劇公演やコンサートなど多種多様なコンテンツのライブ中継や活弁士とピアニストによる活弁上演会の定期公演を実施するなど、新たな顧客の開拓に取り組んでまいりました。
売上高は3,052,049千円と前期に比べ79,938千円(2.7%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は210,784千円と前期に比べ22,153千円の増益となりました。
(不動産賃貸・販売事業)
不動産賃貸業界におけるオフィスビル市況は、好調な企業収益を背景に、東京都心5区、大阪ビジネス地区ともに空室率は低水準を維持し、賃料水準も緩やかな上昇が継続しております。
このような状況のなか、不動産賃貸事業におきましては、「OSビル」低層階用空調熱源機器更新工事を実施するなど、快適な環境づくりを行うとともに、「OSビル」1階都島通り沿いにおいて改修工事を行い、街の賑わいと憩いの空間を提供する「OS広場」をオープンし、企業プロモーションイベントなどの誘致による新たな収益構造の確立にも取り組んでまいりました。当連結会計年度末における直接保有ビルの稼働率は100%と満室稼働となりました。
なお、昨年9月、東京都中央区に事業用賃貸マンション「メルヴェーユ日本橋浜町」を取得し、収益に寄与しております。
不動産販売業界における分譲マンション市況は、住宅ローン減税や低金利等により住宅取得にとって好環境が継続しているものの、依然として用地代や建築費の高騰により販売価格は高止まりの状況にあります。
このような状況のなか、不動産販売事業におきましては、昨年9月に竣工した分譲マンション「プレージア逆瀬川宝梅 ザ・レジデンス」(宝塚市)及び本年1月に竣工した分譲マンション「プレージア西田辺」(大阪市阿倍野区)の売上を計上しております。
なお、昨年9月、東京都文京区に販売用不動産として収益マンションを取得するとともに、新たな開発用地取得にも取り組んでまいりました。
売上高は4,522,470千円と前期に比べ224,164千円(4.7%)の減収となりましたが、セグメント利益(営業利益)は1,214,221千円と販売用不動産の早期完売を優先させた前期に比べ154,877千円の増益となりました。
(飲食事業)
飲食業界は、個人消費は緩やかな回復傾向にあるものの、労働力不足に伴う人材獲得競争や人件費の上昇、食材価格の高騰など、引き続き厳しい経営環境が継続しております。
このような状況のなか、飲食事業におきましては、営業基盤の強化を図るため、昨年3月、神戸市中央区に「串かつおおえす 三宮2号店」を、昨年9月、神戸市兵庫区に「餃子ノ酒場おおえす メトロこうべ店」をオープンいたしました。また、既存店舗におきましては、運営の効率化を推進し経費削減に取り組んでまいりました。なお、阪急神戸三宮駅高架下リニューアル工事に伴い、本年1月、「串やきおおえす 三宮店」「バルザル 三宮OS店」を閉店いたしました。
売上高は364,505千円と前期に比べ6,011千円(1.7%)の増収となりましたが、新規出店費用の増加もあり、セグメント利益(営業利益)は7,106千円と前期に比べ22,004千円の減益となりました。
(その他事業)
その他事業におきましては、アミューズメント施設「namco三宮店」の売上を計上しております。
売上高は550,334千円と前期に比べ29,890千円(5.2%)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は92,168千円と前期並みとなりました。
(注) 「事業の状況」に記載の各金額は、消費税等抜きで表示しております。
(2)財政状態
当連結会計年度末の財政状態につきましては、前連結会計年度末と比較して総資産は453,279千円の増加となりました。これは現金及び預金1,453,402千円の減少がありましたが、主に販売用不動産1,082,084千円、有形固定資産696,169千円の増加によるものであります。
負債につきましては111,375千円の増加となりました。これは短期借入金527,650千円、未払法人税等283,902千円の減少がありましたが、主に買掛金520,902千円、長期借入金341,980千円の増加によるものであります。
純資産につきましては341,904千円の増加となりました。これは主に利益剰余金347,453千円の増加によるものであります。
(3)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は1,514,932千円となり、前連結会計年度末に比べ1,453,402千円の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は70,842千円(前年同期の資金の増加は1,833,715千円)となりました。これは、たな卸資産の増加額1,088,949千円及び法人税等の支払額499,792千円による減少がありましたが、仕入債務の増加額520,902千円、税金等調整前当期純利益633,032千円及び減価償却費620,555千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は1,259,014千円(前年同期の資金の増加は2,231,869千円)となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出1,297,008千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は265,230千円(前年同期の資金の減少は1,737,729千円)となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入3,600,000千円であり、主な減少要因は、長期借入金の返済による支出3,785,670千円であります。
(資本の財源及び資金の流動性)
当社グループの主な資本の財源は、自己資金、金融機関からの借入及び社債の発行であります。資金需要は、運転資金、借入金の返済、社債の償還及び利息の支払い等であります。
(4)生産、受注及び販売の実績
当社グループでは、生産実績及び受注実績を定義することが困難であるため、生産実績、受注実績の記載を省略しております。
販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称売上高(千円)前年同期比(%)
映画事業3,052,0492.7
不動産賃貸・販売事業4,522,470△4.7
飲食事業364,5051.7
その他事業550,334△5.2
合計8,489,359△1.9

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記金額には消費税等は含まれておりません。

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