有価証券報告書-第62期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/29 10:13
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(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当期における我が国の経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により甚大な影響がでており、未だ収束の見通しがたたず国内の景気も近年にない厳しい状況が続いております。
かかる環境の中、ゴルフ業界も昨年4月に発令された緊急事態宣言に伴う外出・イベント自粛要請等もあり、東京オリンピックや国体の延期・プロのトーナメントや各種大会が中止となり、7月までは大幅な減少となりました。8月以降は屋外でのスポーツとして感染対策も施されたことからゴルフが見直され全国的に増加に転じております。九州管内の入場者数も増加傾向にはありますが、7月までの大幅な減少やインバウンド需要が回復しないことから対前年比97.8%、179千人減の8,046千人となりました。
本県におきましては、同様の傾向となりましたが、比較的天候も安定したことから、入場者数は949千人となり対前年比101.1%、11千人の増加となりました。
当社におきましては4月から6月までの期間、イベント自粛等の影響を受け、企業・団体主催の大会やコンペの中止が相次ぎ厳しい状況となりましたが、感染防止対策の徹底を図り、また魅力あるイベント企画や近隣ゴルフ場の料金比較等きめ細やかな料金見直しを行い、全国的な流れ同様Web予約による若年層や女性プレーヤーの増加に合わせ、SNSでの発信につとめたこともあり、7月以降の入場者は徐々に回復、近年にない入場者増となり、対前期比で110.3%、3,863人増加の41,272人となりました。
収入面におきましては前述の通り、ゴルフ場部門の入場者増加による売上増や鹿児島市発注の植栽年間管理受託や各企業の植栽管理の契約継続もあり、外注事業も増減はあるものの一定の売上を計上、収入合計では339,371千円となり、対前期比で101.3%、4,218千円の増収となりました。
一方、経費面におきましては、老朽化に伴う施設や車両の更新、新型コロナウイルスの感染防止対策等の経費増加はあったものの勤務シフトの見直しや時短勤務等の人件費抑制や各経費の可能な限りの経費削減に務めた結果、経費合計では、315,986千円となり対前期比で96.2%、12,559千円の経費減となりました。以上のことから当期の経常損益は22,140千円の経常利益を計上いたしました。
新型コロナウイルスの影響は、しばらく続くと思われますので、マスク着用・検温・アルコール消毒液設置による除菌・館内の換気等の感染予防を行い、安心安全なゴルフ場を提供することにつとめてまいります。
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ2,800千円減少し、581,757千円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ22,210千円減少し、529,837千円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ19,410千円増加し、51,920千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、経常利益の増加があり、期首残高に比べ4,384千円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度においては、「①財政状態及び経営成績の状況」にも記載したとおり営業収入は前年度に比して増加し、税引前当期純利益24,386千円となりました。未払消費税等の増加等があり、退職給付引当金の増加や減価償却費等も含めた営業活動によるキャッシュ・フローは47,597千円(前年同期は35,656千円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△14,542千円(前年同期は△3,110千円)となりました。これは、有形固定資産の取得による資金減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは△28,671千円(前年同期は△34,892千円)となりました。これは、短期借入金の返済等による資金減少によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
a.収容能力
令和2年3月末の施設に対する収容能力は年間約71,000人であります。
(注) 収容能力算定方法は、1日65組(1組3人)年間営業日数365日として算定したものであります。
b.入場人員の実績
営業日数正会員ビジター合計
月別日数入場人員(人)一日平均(人)比率
(%)
入場人員(人)一日平均(人)比率
(%)
入場人員(人)一日平均(人)
43094231252,76792753,709124
3081227301,85862702,67089
53167622192,89593813,571115
3076926232,56686773,335111
62953418202,14374802,67792
2860722231,98571772,59293
72951318202,02370802,53687
3050017192,10670812,60687
83161620261,77557742,39177
3175825222,64285783,400110
92967423252,06071752,73494
2758822192,57595813,163117
103169022202,70087803,390109
3179226203,199103803,991129
113086029252,54985753,409114
3080927193,506117814,315144
123166221173,181103833,843124
3171723173,599116834,316139
12969324232,35081773,043105
2771426212,727101793,441127
22964622222,27578782,921101
2777329212,904108793,677136
33170123222,48480783,185103
3163220173,134101833,766122
3608,207232229,202817837,409104
3538,471242132,801937941,272117

(注) 上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
c.主要売上高の基準となる規定及び売上高実績
区分規定売上高
(千円)
収入比率(%)
メンバー入場料平日・土・日・祝日 1,000円8,0772.4
7,1392.1
ビジター入場料平日3,000円 土・日・祝日6,000円28,9208.6
27,2908.0
キャディフィ1ラウンド 3,000円15,5284.6
11,6173.4
ロッカーフィ入場者1名 250円9,3772.8
10,7313.2
カート使用料入場者1名 500円18,7055.6
20,6366.1
年次会費メンバー 15,000円8,0392.4
9,9282.9
競技費競技会費 1,000円2,7430.8
3,2941.0
会員登録手数料会員登録変更料 1人 100,000円2,8000.8
3,0000.9
諸経費負担金収入1人 1,390円51,99915.5
57,36816.9
レストラン収入レストラン及び売店収入8,6972.6
8,5762.5
賃貸料収入建物及び車輌、器具備品賃貸収入25,0307.5
26,2597.7
外注部収入外注収入102,00730.4
100,50329.6
その他の収入53,23115.9
53,03015.6
合計335,153100.0
339,371100.0

(注)1.上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先前事業年度
(自 平成31年4月1日
至 令和2年3月31日)
当事業年度
(自 令和2年4月1日
至 令和3年3月31日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
南国殖産株式会社47,94814.346,49513.7

4.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は、売上高につきましては、339,371千円、対前期比101.3%で4,218千円の増収となりました。これは主にゴルフ部門の売上増によるものですが、他ゴルフ場との価格競争が続いており、新型コロナウイルスの影響もあり、入場人員の確保及び単価アップの必要性を感じております。
一方経費につきましては、経費節減に努めましたが、315,986千円、対前期比96.2%で12,559千円の減少となりました。結果として、経常利益22,140千円と、対前期比20,580千円の増益となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは47,597千円(前年同期は35,656千円)と前年度に比し増加いたしました。
投資活動によるキャッシュ・フローは△14,542千円(前年同期は△3,110千円)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による資金減少によるものです。
一方、財務活動によるキャッシュ・フローは△28,671千円(前年同期は△34,892千円)となりました。これは、短期借入金の返済等による資金減少によるものです。
キャッシュ・フローについては、経営成績の低調による減少は、企業努力によりある程度改善できると予想されますが、会員預り金の償還が今後とも予想されるためキャッシュ・フローは厳しい状況で推移するものと思われます。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって、貸倒引当金、退職給付引当金、役員退職慰労金引当金を注記に記載の通りの計上基準で計上しており、実績や内規に基づいて見積りを行っているため、将来的な不確実性は低いと判断しております。

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