有価証券報告書-第65期(2023/04/01-2024/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当期における我が国の経済は、感染者発症以来悩まされ続けた新型コロナウイルス感染症も昨年5月8日に5類に移行したことで各種制限が緩和され、国内旅行や海外との交流も再開され社会経済活動はほぼコロナ禍前の状態に戻っており、全体的には改善傾向にありますが、緊迫した世界情勢の影響を受け、原材料やエネルギー価格の高騰が続いており、また円安基調を背景にした物価高と人手不足等の不安材料も多く経済への影響が懸念されております。
かかる環境の中、ゴルフ業界は社会・経済活動の正常化に伴い各種のゴルフトーナメントも正常に開催されるに至り、コロナ禍で生活様式の変化に伴い屋外スポーツのゴルフが見直されたことで増加傾向にありましたが、今年に入り天候の影響もあり、懸念される状況にもあります。九州管内の入場者数も国際線の再開に伴いインバウンド需要は増えたものの天候不順もあり、前年比99.4%、50千人減の8,945千人となりました。
本県におきましても、同様の傾向となり入場者数は994千人となり、前年比97.3%、27千人の減少となりました。
当社におきましては、企業・団体主催のコンペもほぼ通常開催となり上半期は前年を上回る入場者となりましたが、下半期は国体関連行事等で10月が大きく落込み、また、その後は国際線の再開もあり外国人が大きく増えたものの、2月以降天候が不安定で、キャンセルが多くなり、最終的に前年比100.2%、116人増加の48,961人とほぼ前年並みの入場者となりました。
収入面におきましては前述の通り、ゴルフ場部門は入場者数を維持したことと料金見直しやゴルフショップ売上の増加、外注事業も鹿児島市発注の植栽管理受託と各企業の年間管理契約の継続もあり、一定の売上を計上、収入合計では441,032千円となり前期比107.3%、29,849千円の増収となりました。
一方、経費面におきましては、物価上昇に伴う各種資材の値上り並びに賃金見直しに伴う人件費上昇と老朽化した車両の更新や施設の補修、コース内のトイレと避雷舎の新設、グリーンの改修等により前期比101.2%、4,333千円増の374,949千円となりました。以上のことから、当期の経常利益は41,601千円の利益を計上いたしました。
新型コロナウィルス感染症も5類感染症となり、コロナ前の状態に戻りつつありますので、引続き感染予防をしながら、安心安全なゴルフ場を提供することにつとめてまいります。
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ77,794千円増加し、706,591千円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ37,248千円増加し、564,597千円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ40,546千円増加し、141,994千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益の増加があり、期首残高に比べ57,843千円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度においては、「①財政状態及び経営成績の状況」にも記載したとおり営業収入は前年度に比して増加し、税引前当期純利益50,104千円となりました。未払消費税等の増加等があり、退職給付引当金の増加や減価償却費等も含めた営業活動によるキャッシュ・フローは58,150千円(前年同期は68,588千円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△15,467千円(前年同期は△25,494千円)となりました。これは、有形固定資産の取得等による資金減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは15,160千円(前年同期は△36,067千円)となりました。これは、長期借入金の借入れによる資金増加によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
a.収容能力
令和6年3月末の施設に対する収容能力は年間約71,000人であります。
(注) 収容能力算定方法は、1日65組(1組3人)年間営業日数365日として算定したものであります。
b.入場人員の実績
(注) 上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
c.主要売上高の基準となる規定及び売上高実績
(注)1.上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は、売上高につきましては、441,032千円、対前期比107.3%で29,849千円の増収となりました。これは主にゴルフ部門の売上増によるものですが、他ゴルフ場との価格競争が続いており、天候によるキャンセルもあり、入場人員の確保及び単価アップの必要性を感じております。
一方経費につきましては、経費節減に努めましたが、374,949千円、対前期比101.2%で4,333千円の増加となりました。結果として、経常利益41,601千円と、対前期比13,069千円の増益となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは58,150千円(前年同期は68,588千円)と前年度に比し減少いたしました。
投資活動によるキャッシュ・フローは△15,467千円(前年同期は△25,494千円)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による資金減少によるものです。
一方、財務活動によるキャッシュ・フローは15,160千円(前年同期は△36,067千円)となりました。これは、長期借入金の借入れによる資金増加によるものです。
キャッシュ・フローについては、経営成績の低調による減少は、企業努力によりある程度改善できると予想されますが、会員預り金の償還や設備の更新が今後とも予想されるためキャッシュ・フローは厳しい状況で推移するものと思われます。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって、貸倒引当金、退職給付引当金、役員退職慰労金引当金を注記に記載の通りの計上基準で計上しており、実績や内規に基づいて見積りを行っているため、将来的な不確実性は低いと判断しております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当期における我が国の経済は、感染者発症以来悩まされ続けた新型コロナウイルス感染症も昨年5月8日に5類に移行したことで各種制限が緩和され、国内旅行や海外との交流も再開され社会経済活動はほぼコロナ禍前の状態に戻っており、全体的には改善傾向にありますが、緊迫した世界情勢の影響を受け、原材料やエネルギー価格の高騰が続いており、また円安基調を背景にした物価高と人手不足等の不安材料も多く経済への影響が懸念されております。
かかる環境の中、ゴルフ業界は社会・経済活動の正常化に伴い各種のゴルフトーナメントも正常に開催されるに至り、コロナ禍で生活様式の変化に伴い屋外スポーツのゴルフが見直されたことで増加傾向にありましたが、今年に入り天候の影響もあり、懸念される状況にもあります。九州管内の入場者数も国際線の再開に伴いインバウンド需要は増えたものの天候不順もあり、前年比99.4%、50千人減の8,945千人となりました。
本県におきましても、同様の傾向となり入場者数は994千人となり、前年比97.3%、27千人の減少となりました。
当社におきましては、企業・団体主催のコンペもほぼ通常開催となり上半期は前年を上回る入場者となりましたが、下半期は国体関連行事等で10月が大きく落込み、また、その後は国際線の再開もあり外国人が大きく増えたものの、2月以降天候が不安定で、キャンセルが多くなり、最終的に前年比100.2%、116人増加の48,961人とほぼ前年並みの入場者となりました。
収入面におきましては前述の通り、ゴルフ場部門は入場者数を維持したことと料金見直しやゴルフショップ売上の増加、外注事業も鹿児島市発注の植栽管理受託と各企業の年間管理契約の継続もあり、一定の売上を計上、収入合計では441,032千円となり前期比107.3%、29,849千円の増収となりました。
一方、経費面におきましては、物価上昇に伴う各種資材の値上り並びに賃金見直しに伴う人件費上昇と老朽化した車両の更新や施設の補修、コース内のトイレと避雷舎の新設、グリーンの改修等により前期比101.2%、4,333千円増の374,949千円となりました。以上のことから、当期の経常利益は41,601千円の利益を計上いたしました。
新型コロナウィルス感染症も5類感染症となり、コロナ前の状態に戻りつつありますので、引続き感染予防をしながら、安心安全なゴルフ場を提供することにつとめてまいります。
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ77,794千円増加し、706,591千円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ37,248千円増加し、564,597千円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ40,546千円増加し、141,994千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益の増加があり、期首残高に比べ57,843千円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度においては、「①財政状態及び経営成績の状況」にも記載したとおり営業収入は前年度に比して増加し、税引前当期純利益50,104千円となりました。未払消費税等の増加等があり、退職給付引当金の増加や減価償却費等も含めた営業活動によるキャッシュ・フローは58,150千円(前年同期は68,588千円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△15,467千円(前年同期は△25,494千円)となりました。これは、有形固定資産の取得等による資金減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは15,160千円(前年同期は△36,067千円)となりました。これは、長期借入金の借入れによる資金増加によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
a.収容能力
令和6年3月末の施設に対する収容能力は年間約71,000人であります。
(注) 収容能力算定方法は、1日65組(1組3人)年間営業日数365日として算定したものであります。
b.入場人員の実績
| 営業日数 | 正会員 | ビジター | 合計 | ||||||
| 月別 | 日数 | 入場人員(人) | 一日平均(人) | 比率 (%) | 入場人員(人) | 一日平均(人) | 比率 (%) | 入場人員(人) | 一日平均(人) |
| 4 | 30 | 841 | 28 | 21 | 3,179 | 106 | 79 | 4,020 | 134 |
| 30 | 960 | 32 | 21 | 3,606 | 120 | 79 | 4,566 | 152 | |
| 5 | 31 | 870 | 28 | 19 | 3,628 | 117 | 81 | 4,498 | 145 |
| 31 | 694 | 22 | 15 | 3,871 | 125 | 85 | 4,565 | 147 | |
| 6 | 29 | 648 | 22 | 17 | 3,057 | 105 | 83 | 3,705 | 128 |
| 28 | 573 | 20 | 18 | 2,555 | 91 | 82 | 3,128 | 112 | |
| 7 | 31 | 654 | 21 | 19 | 2,808 | 91 | 81 | 3,462 | 112 |
| 29 | 650 | 22 | 18 | 2,902 | 100 | 82 | 3,552 | 122 | |
| 8 | 31 | 600 | 19 | 17 | 2,839 | 92 | 83 | 3,439 | 111 |
| 28 | 603 | 22 | 20 | 2,482 | 89 | 80 | 3,085 | 110 | |
| 9 | 27 | 617 | 23 | 17 | 2,937 | 109 | 83 | 3,554 | 132 |
| 29 | 757 | 26 | 19 | 3,182 | 110 | 81 | 3,939 | 136 | |
| 10 | 31 | 819 | 26 | 17 | 3,949 | 127 | 83 | 4,768 | 154 |
| 31 | 725 | 23 | 18 | 3,305 | 107 | 82 | 4,030 | 130 | |
| 11 | 30 | 740 | 25 | 16 | 4,018 | 134 | 84 | 4,758 | 159 |
| 30 | 715 | 24 | 15 | 4,129 | 138 | 85 | 4,844 | 161 | |
| 12 | 28 | 597 | 21 | 14 | 3,609 | 129 | 86 | 4,206 | 150 |
| 31 | 758 | 24 | 16 | 3,989 | 129 | 84 | 4,747 | 153 | |
| 1 | 29 | 731 | 25 | 19 | 3,071 | 106 | 81 | 3,802 | 131 |
| 29 | 777 | 27 | 18 | 3,542 | 122 | 82 | 4,319 | 149 | |
| 2 | 28 | 733 | 26 | 18 | 3,323 | 119 | 82 | 4,056 | 145 |
| 29 | 631 | 22 | 16 | 3,245 | 112 | 84 | 3,876 | 134 | |
| 3 | 31 | 737 | 24 | 16 | 3,840 | 124 | 84 | 4,577 | 148 |
| 31 | 656 | 21 | 15 | 3,654 | 118 | 85 | 4,310 | 139 | |
| 計 | 356 | 8,587 | 24 | 18 | 40,258 | 113 | 82 | 48,845 | 137 |
| 356 | 8,499 | 24 | 17 | 40,462 | 114 | 83 | 48,961 | 138 | |
(注) 上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
c.主要売上高の基準となる規定及び売上高実績
| 区分 | 規定 | 売上高 (千円) | 収入比率(%) |
| メンバー入場料 | 平日・土・日・祝日 1,000円 | 7,360 | 1.8 |
| 7,519 | 1.7 | ||
| ビジター入場料 | 平日3,000円 土・日・祝日6,000円 | 41,249 | 10.0 |
| 40,306 | 9.1 | ||
| キャディフィ | 1ラウンド 3,000円 | 13,386 | 3.3 |
| 14,540 | 3.3 | ||
| ロッカーフィ | 入場者1名 250円 | 12,013 | 2.9 |
| 11,959 | 2.7 | ||
| カート使用料 | 入場者1名 500円 | 24,422 | 5.9 |
| 24,481 | 5.6 | ||
| 年次会費 | メンバー 15,000円 | 9,989 | 2.4 |
| 10,401 | 2.4 | ||
| 競技費 | 競技会費 1,000円 | 3,160 | 0.8 |
| 3,164 | 0.7 | ||
| 会員登録手数料 | 会員登録変更料 1人 100,000円 | 4,000 | 1.0 |
| 4,100 | 0.9 | ||
| 諸経費負担金収入 | 1人 1,390円 | 67,895 | 16.5 |
| 68,056 | 15.4 | ||
| レストラン収入 | レストラン及び売店収入 | 11,362 | 2.8 |
| 12,259 | 2.8 | ||
| 賃貸料収入 | 建物及び車輌、器具備品賃貸収入 | 33,271 | 8.1 |
| 34,545 | 7.8 | ||
| 外注部収入 | 外注収入 | 94,908 | 23.1 |
| 96,814 | 22.0 | ||
| その他の収入 | 88,168 | 21.4 | |
| 112,888 | 25.6 | ||
| 合計 | 411,183 | 100.0 | |
| 441,032 | 100.0 |
(注)1.上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前事業年度 (自 令和4年4月1日 至 令和5年3月31日) | 当事業年度 (自 令和5年4月1日 至 令和6年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 南国殖産株式会社 | 45,660 | 11.1 | 45,966 | 10.4 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は、売上高につきましては、441,032千円、対前期比107.3%で29,849千円の増収となりました。これは主にゴルフ部門の売上増によるものですが、他ゴルフ場との価格競争が続いており、天候によるキャンセルもあり、入場人員の確保及び単価アップの必要性を感じております。
一方経費につきましては、経費節減に努めましたが、374,949千円、対前期比101.2%で4,333千円の増加となりました。結果として、経常利益41,601千円と、対前期比13,069千円の増益となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは58,150千円(前年同期は68,588千円)と前年度に比し減少いたしました。
投資活動によるキャッシュ・フローは△15,467千円(前年同期は△25,494千円)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による資金減少によるものです。
一方、財務活動によるキャッシュ・フローは15,160千円(前年同期は△36,067千円)となりました。これは、長期借入金の借入れによる資金増加によるものです。
キャッシュ・フローについては、経営成績の低調による減少は、企業努力によりある程度改善できると予想されますが、会員預り金の償還や設備の更新が今後とも予想されるためキャッシュ・フローは厳しい状況で推移するものと思われます。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって、貸倒引当金、退職給付引当金、役員退職慰労金引当金を注記に記載の通りの計上基準で計上しており、実績や内規に基づいて見積りを行っているため、将来的な不確実性は低いと判断しております。