有価証券報告書-第66期(2024/04/01-2025/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当期における我が国の経済は、コロナ禍からの経済活動正常化に伴い、緩やかな持ち直しが続く中、約30年ぶりの高水準の賃上げもありましたが、世間の物価上昇に追いついておらず実質賃金の減少が続いており、個人消費は力強さを欠き厳しい状況が続いている環境の中、長引く緊迫した世界情勢も相まって、原材料やエネルギー価格の高騰が続いており、物価高と人手不足の不安材料も多く先行き不透明な経済への影響が懸念されております。
かかる環境の中、ゴルフ業界は経済の回復もありゴルフトーナメントもおおむね予定通り開催されてきており、今後に期待感のある状況ではありましたが、今年に入り天候等の不順もあり、今後の入場者も懸念される状況下にあります。九州管内の入場者数も国際線の再開に伴いインバウンド需要は増えたものの全体的な増員にはつながらず、前年比97.4%、230千人減の8,715千人となりました。
本県におきましても、同様の傾向で入場者数は963千人、前年比96.9%、31千人の減少となりました。
当社におきましても、企業・団体主催のコンペ等も予定通り通常開催となりましたが、上半期は天候不順と猛暑日が続く中で大幅な入場者減となりました。下半期は韓国路線をはじめ国際線が大幅に増加(韓国来場者対前年261.8%1,804人増加)したことにより、最終的に前年比96.1%、1,888人減少の47,073人となりました。
収入面におきましては、ゴルフ場部門の入場者数は減少しましたが、料金の見直し、レストランの直営化、ゴルフショップ売上もあり、また、外注事業についても一定の売上を確保し、収入合計では480,603千円となり前期比109.0%、39,572千円の増収となりました。
一方、経費面におきましては、昇給に伴う人件費の増加、レストラン直営化による新たな人件費の発生、グリーンの改修、コース内設備及び既存設備の老朽化による補修等により前期比109.3%、34,713千円増の409,661千円となりました。以上のことから、当期の経常利益は31,801千円の利益を確保いたしました。引続き感染予防を継続しながら、安心安全なゴルフ場を提供することにつとめてまいります。
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ11,908千円減少し、694,683千円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ41,390千円減少し、523,207千円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ29,482千円増加し、171,476千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益の減少、有形固定資産の取得による支出や長期借入金の返済による支出等があり、期首残高に比べ34,296千円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度においては、「①財政状態及び経営成績の状況」にも記載したとおり営業収入は前年度に比して増加しましたが、税引前当期純利益35,231千円となりました。退職給付引当金の減少がありましたが、未払消費税等の増加等があり、減価償却費等も含めた営業活動によるキャッシュ・フローは47,529千円(前年同期は58,150千円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△32,409千円(前年同期は△15,467千円)となりました。これは、有形固定資産の取得等による資金減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは△49,416千円(前年同期は15,160千円)となりました。これは、長期借入金の返済等による資金減少によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
a.収容能力
令和7年3月末の施設に対する収容能力は年間約71,000人であります。
(注) 収容能力算定方法は、1日65組(1組3人)年間営業日数365日として算定したものであります。
b.入場人員の実績
(注) 上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
c.主要売上高の基準となる規定及び売上高実績
(注)1.上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は、売上高につきましては、480,603千円、対前期比109.0%で39,572千円の増収となりました。これは主にゴルフ部門のレストラン直営化によるものですが、他ゴルフ場との価格競争が続いており、天候によるキャンセルもあり、入場人員の確保及び単価アップの必要性を感じております。
一方経費につきましては、経費節減に努めましたが、409,661千円、対前期比109.3%で34,713千円の増加となりました。結果として、経常利益31,801千円と、対前期比9,800千円の減益となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは47,529千円(前年同期は58,150千円)と前年度に比し減少いたしました。
投資活動によるキャッシュ・フローは△32,409千円(前年同期は△15,467千円)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による資金減少によるものです。
一方、財務活動によるキャッシュ・フローは△49,416千円(前年同期は15,160千円)となりました。これは、長期借入金の返済による資金減少によるものです。
キャッシュ・フローについては、経営成績の低調による減少は、企業努力によりある程度改善できると予想されますが、会員預り金の償還や設備の更新が今後とも予想されるためキャッシュ・フローは厳しい状況で推移するものと思われます。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって、貸倒引当金、退職給付引当金、役員退職慰労金引当金を注記に記載の通りの計上基準で計上しており、実績や内規に基づいて見積りを行っているため、将来的な不確実性は低いと判断しております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当期における我が国の経済は、コロナ禍からの経済活動正常化に伴い、緩やかな持ち直しが続く中、約30年ぶりの高水準の賃上げもありましたが、世間の物価上昇に追いついておらず実質賃金の減少が続いており、個人消費は力強さを欠き厳しい状況が続いている環境の中、長引く緊迫した世界情勢も相まって、原材料やエネルギー価格の高騰が続いており、物価高と人手不足の不安材料も多く先行き不透明な経済への影響が懸念されております。
かかる環境の中、ゴルフ業界は経済の回復もありゴルフトーナメントもおおむね予定通り開催されてきており、今後に期待感のある状況ではありましたが、今年に入り天候等の不順もあり、今後の入場者も懸念される状況下にあります。九州管内の入場者数も国際線の再開に伴いインバウンド需要は増えたものの全体的な増員にはつながらず、前年比97.4%、230千人減の8,715千人となりました。
本県におきましても、同様の傾向で入場者数は963千人、前年比96.9%、31千人の減少となりました。
当社におきましても、企業・団体主催のコンペ等も予定通り通常開催となりましたが、上半期は天候不順と猛暑日が続く中で大幅な入場者減となりました。下半期は韓国路線をはじめ国際線が大幅に増加(韓国来場者対前年261.8%1,804人増加)したことにより、最終的に前年比96.1%、1,888人減少の47,073人となりました。
収入面におきましては、ゴルフ場部門の入場者数は減少しましたが、料金の見直し、レストランの直営化、ゴルフショップ売上もあり、また、外注事業についても一定の売上を確保し、収入合計では480,603千円となり前期比109.0%、39,572千円の増収となりました。
一方、経費面におきましては、昇給に伴う人件費の増加、レストラン直営化による新たな人件費の発生、グリーンの改修、コース内設備及び既存設備の老朽化による補修等により前期比109.3%、34,713千円増の409,661千円となりました。以上のことから、当期の経常利益は31,801千円の利益を確保いたしました。引続き感染予防を継続しながら、安心安全なゴルフ場を提供することにつとめてまいります。
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ11,908千円減少し、694,683千円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ41,390千円減少し、523,207千円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ29,482千円増加し、171,476千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益の減少、有形固定資産の取得による支出や長期借入金の返済による支出等があり、期首残高に比べ34,296千円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度においては、「①財政状態及び経営成績の状況」にも記載したとおり営業収入は前年度に比して増加しましたが、税引前当期純利益35,231千円となりました。退職給付引当金の減少がありましたが、未払消費税等の増加等があり、減価償却費等も含めた営業活動によるキャッシュ・フローは47,529千円(前年同期は58,150千円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△32,409千円(前年同期は△15,467千円)となりました。これは、有形固定資産の取得等による資金減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは△49,416千円(前年同期は15,160千円)となりました。これは、長期借入金の返済等による資金減少によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
a.収容能力
令和7年3月末の施設に対する収容能力は年間約71,000人であります。
(注) 収容能力算定方法は、1日65組(1組3人)年間営業日数365日として算定したものであります。
b.入場人員の実績
| 営業日数 | 正会員 | ビジター | 合計 | ||||||
| 月別 | 日数 | 入場人員(人) | 一日平均(人) | 比率 (%) | 入場人員(人) | 一日平均(人) | 比率 (%) | 入場人員(人) | 一日平均(人) |
| 4 | 30 | 960 | 32 | 21 | 3,606 | 120 | 79 | 4,566 | 152 |
| 30 | 834 | 28 | 21 | 3,117 | 104 | 79 | 3,951 | 132 | |
| 5 | 31 | 694 | 22 | 15 | 3,871 | 125 | 85 | 4,565 | 147 |
| 29 | 708 | 24 | 16 | 3,593 | 124 | 84 | 4,301 | 148 | |
| 6 | 28 | 573 | 20 | 18 | 2,555 | 91 | 82 | 3,128 | 112 |
| 26 | 683 | 26 | 22 | 2,359 | 91 | 78 | 3,042 | 117 | |
| 7 | 29 | 650 | 22 | 18 | 2,902 | 100 | 82 | 3,552 | 122 |
| 30 | 592 | 20 | 20 | 2,370 | 79 | 80 | 2,962 | 99 | |
| 8 | 28 | 603 | 22 | 20 | 2,482 | 89 | 80 | 3,085 | 110 |
| 28 | 518 | 18 | 20 | 2,034 | 73 | 80 | 2,552 | 91 | |
| 9 | 29 | 757 | 26 | 19 | 3,182 | 110 | 81 | 3,939 | 136 |
| 30 | 707 | 23 | 19 | 2,930 | 98 | 81 | 3,637 | 121 | |
| 10 | 31 | 725 | 23 | 18 | 3,305 | 107 | 82 | 4,030 | 130 |
| 31 | 691 | 22 | 16 | 3,499 | 113 | 84 | 4,190 | 135 | |
| 11 | 30 | 715 | 24 | 15 | 4,129 | 138 | 85 | 4,844 | 161 |
| 30 | 642 | 21 | 14 | 4,003 | 134 | 86 | 4,645 | 155 | |
| 12 | 31 | 758 | 24 | 16 | 3,989 | 129 | 84 | 4,747 | 153 |
| 31 | 706 | 23 | 14 | 4,499 | 145 | 86 | 5,205 | 168 | |
| 1 | 29 | 777 | 27 | 18 | 3,542 | 122 | 82 | 4,319 | 149 |
| 30 | 686 | 23 | 16 | 3,650 | 122 | 84 | 4,336 | 145 | |
| 2 | 29 | 631 | 22 | 16 | 3,245 | 112 | 84 | 3,876 | 134 |
| 24 | 538 | 22 | 14 | 3,261 | 136 | 86 | 3,799 | 158 | |
| 3 | 31 | 656 | 21 | 15 | 3,654 | 118 | 85 | 4,310 | 139 |
| 31 | 699 | 23 | 16 | 3,754 | 121 | 84 | 4,453 | 144 | |
| 計 | 356 | 8,499 | 24 | 17 | 40,462 | 114 | 83 | 48,961 | 138 |
| 350 | 8,007 | 23 | 17 | 39,069 | 113 | 83 | 47,073 | 136 | |
(注) 上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
c.主要売上高の基準となる規定及び売上高実績
| 区分 | 規定 | 売上高 (千円) | 収入比率(%) |
| メンバー入場料 | 平日・土・日・祝日 1,000円 | 7,519 | 1.7 |
| 7,015 | 1.5 | ||
| ビジター入場料 | 平日3,000円 土・日・祝日6,000円 | 40,306 | 9.1 |
| 43,006 | 8.9 | ||
| キャディフィ | 1ラウンド 3,600円 | 14,540 | 3.3 |
| 13,216 | 2.8 | ||
| ロッカーフィ | 入場者1名 250円 | 11,959 | 2.7 |
| 11,354 | 2.4 | ||
| カート使用料 | 入場者1名 500円 | 24,481 | 5.6 |
| 23,537 | 4.9 | ||
| 年次会費 | メンバー 15,000円 | 10,401 | 2.4 |
| 10,116 | 2.1 | ||
| 競技費 | 競技会費 1,000円 | 3,164 | 0.7 |
| 3,001 | 0.6 | ||
| 会員登録手数料 | 会員登録変更料 1人 100,000円 | 4,100 | 0.9 |
| 3,000 | 0.6 | ||
| 諸経費負担金収入 | 1人 1,390円 | 68,056 | 15.4 |
| 65,431 | 13.6 | ||
| レストラン収入 | レストラン及び売店収入 | 12,259 | 2.8 |
| 54,521 | 11.3 | ||
| 賃貸料収入 | 建物及び車輌、器具備品賃貸収入 | 34,545 | 7.8 |
| 36,396 | 7.6 | ||
| 外注部収入 | 外注収入 | 96,814 | 22.0 |
| 96,263 | 20.0 | ||
| その他の収入 | 112,888 | 25.6 | |
| 113,747 | 23.7 | ||
| 合計 | 441,032 | 100.0 | |
| 480,603 | 100.0 |
(注)1.上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前事業年度 (自 令和5年4月1日 至 令和6年3月31日) | 当事業年度 (自 令和6年4月1日 至 令和7年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 南国殖産株式会社 | 45,966 | 10.4 | 43,112 | 9.0 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は、売上高につきましては、480,603千円、対前期比109.0%で39,572千円の増収となりました。これは主にゴルフ部門のレストラン直営化によるものですが、他ゴルフ場との価格競争が続いており、天候によるキャンセルもあり、入場人員の確保及び単価アップの必要性を感じております。
一方経費につきましては、経費節減に努めましたが、409,661千円、対前期比109.3%で34,713千円の増加となりました。結果として、経常利益31,801千円と、対前期比9,800千円の減益となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは47,529千円(前年同期は58,150千円)と前年度に比し減少いたしました。
投資活動によるキャッシュ・フローは△32,409千円(前年同期は△15,467千円)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による資金減少によるものです。
一方、財務活動によるキャッシュ・フローは△49,416千円(前年同期は15,160千円)となりました。これは、長期借入金の返済による資金減少によるものです。
キャッシュ・フローについては、経営成績の低調による減少は、企業努力によりある程度改善できると予想されますが、会員預り金の償還や設備の更新が今後とも予想されるためキャッシュ・フローは厳しい状況で推移するものと思われます。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって、貸倒引当金、退職給付引当金、役員退職慰労金引当金を注記に記載の通りの計上基準で計上しており、実績や内規に基づいて見積りを行っているため、将来的な不確実性は低いと判断しております。