有価証券報告書-第63期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当期における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的感染拡大が続き、ワクチン接種が進んだものの、変異株による周期的な感染が拡大、世界的な製造業の停滞に伴う原材料の不足に加え、原油の高騰もあり、国内の景気は近年にない厳しい状況が続いております。
かかる環境の中、ゴルフ業界は社会・経済活動正常化を目指し昨年7月に無観客ながら開催された東京オリンピックや各種のゴルフトーナメントも感染防止対策を図り徐々に正常に開催されるに至り、前年度第2四半期から増加に転じたゴルフ人口も全国的に好調を維持しております。九州管内の入場者数も感染拡大に伴う「まん延防止等重点措置」発令を受け減少に転じた時期もあったものの、前年比109.6%、772千人増の8,818千人となりました。
本県におきましても、同様の傾向となり入場者数は1,019千人となり前年比107.4%、70千人の増加となりました。
当社におきましては、「まん延防止等重点措置」発令に伴い企業・団体主催のコンペ中止や前線停滞による長雨の影響を受けた8月と2月は入場者が減少したものの、感染防止対策の徹底を図りまた魅力ある新たなイベント企画や料金見直しを行い、全国的な流れ同様インターネット予約による若年層や女性プレーヤーの増加に合わせ、SNSでの発信に努めたこともあり、第1四半期は昨年の行動制限強化の反動もあり入場者が大幅に増加、年間を通じ平日の入場者も増えたことから前期比111.7%、4,848人増加の46,120人となりました。
収入面におきましては前述の通り、ゴルフ場部門の入場者増加による売上増や鹿児島市発注の植栽年間管理受託や各企業の植栽管理の契約継続もあり、外注事業の減収はあるものの一定の売上を計上、収入合計では368,394千円となり前期比108.6%、29,023千円の増収となりました。
一方、経費面におきましては、勤務体系の見直し等経費抑制に努めたものの、原油高騰に伴う燃料や資材の値上り並びに最低賃金改定等に伴う人件費上昇と老朽化に伴う施設補修や車両の更新等により前期比106.9% 21,950千円増の337,936千円となりました。以上のことから当期の経常損益は28,596千円の経常利益を計上いたしました。
新型コロナウイルスの感染は、しばらく続くものと思われますので、マスク着用・検温・アルコール消毒液設置による除菌・館内の換気等の感染予防を行い、安心安全なゴルフ場を提供することにつとめてまいります。
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ12,117千円増加し、593,874千円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ10,637千円減少し、519,200千円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ22,753千円増加し、74,673千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、経常利益の増加があり、期首残高に比べ1,545千円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度においては、「①財政状態及び経営成績の状況」にも記載したとおり営業収入は前年度に比して増加し、税引前当期純利益28,367千円となりました。未払債務の増加等があり、退職給付引当金の増加や減価償却費等も含めた営業活動によるキャッシュ・フローは59,541千円(前年同期は47,597千円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△26,281千円(前年同期は△14,542千円)となりました。これは、有形固定資産の取得等による資金減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは△31,714千円(前年同期は△28,671千円)となりました。これは、長期借入金の返済等による資金減少によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
a.収容能力
令和4年3月末の施設に対する収容能力は年間約71,000人であります。
(注) 収容能力算定方法は、1日65組(1組3人)年間営業日数365日として算定したものであります。
b.入場人員の実績
(注) 上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
c.主要売上高の基準となる規定及び売上高実績
(注)1.上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は、売上高につきましては、368,394千円、対前期比108.6%で29,023千円の増収となりました。これは主にゴルフ部門の売上増によるものですが、他ゴルフ場との価格競争が続いており、新型コロナウイルスの影響や天候によるキャンセルもあり、入場人員の確保及び単価アップの必要性を感じております。
一方経費につきましては、経費節減に努めましたが、337,936千円、対前期比106.9%で21,950千円の増加となりました。結果として、経常利益28,596千円と、対前期比6,456千円の増益となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは59,541千円(前年同期は47,597千円)と前年度に比し増加いたしました。
投資活動によるキャッシュ・フローは△26,281千円(前年同期は△14,542千円)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による資金減少によるものです。
一方、財務活動によるキャッシュ・フローは△31,714千円(前年同期は△28,671千円)となりました。これは、長期借入金の返済等による資金減少によるものです。
キャッシュ・フローについては、経営成績の低調による減少は、企業努力によりある程度改善できると予想されますが、会員預り金の償還が今後とも予想されるためキャッシュ・フローは厳しい状況で推移するものと思われます。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって、貸倒引当金、退職給付引当金、役員退職慰労金引当金を注記に記載の通りの計上基準で計上しており、実績や内規に基づいて見積りを行っているため、将来的な不確実性は低いと判断しております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当期における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的感染拡大が続き、ワクチン接種が進んだものの、変異株による周期的な感染が拡大、世界的な製造業の停滞に伴う原材料の不足に加え、原油の高騰もあり、国内の景気は近年にない厳しい状況が続いております。
かかる環境の中、ゴルフ業界は社会・経済活動正常化を目指し昨年7月に無観客ながら開催された東京オリンピックや各種のゴルフトーナメントも感染防止対策を図り徐々に正常に開催されるに至り、前年度第2四半期から増加に転じたゴルフ人口も全国的に好調を維持しております。九州管内の入場者数も感染拡大に伴う「まん延防止等重点措置」発令を受け減少に転じた時期もあったものの、前年比109.6%、772千人増の8,818千人となりました。
本県におきましても、同様の傾向となり入場者数は1,019千人となり前年比107.4%、70千人の増加となりました。
当社におきましては、「まん延防止等重点措置」発令に伴い企業・団体主催のコンペ中止や前線停滞による長雨の影響を受けた8月と2月は入場者が減少したものの、感染防止対策の徹底を図りまた魅力ある新たなイベント企画や料金見直しを行い、全国的な流れ同様インターネット予約による若年層や女性プレーヤーの増加に合わせ、SNSでの発信に努めたこともあり、第1四半期は昨年の行動制限強化の反動もあり入場者が大幅に増加、年間を通じ平日の入場者も増えたことから前期比111.7%、4,848人増加の46,120人となりました。
収入面におきましては前述の通り、ゴルフ場部門の入場者増加による売上増や鹿児島市発注の植栽年間管理受託や各企業の植栽管理の契約継続もあり、外注事業の減収はあるものの一定の売上を計上、収入合計では368,394千円となり前期比108.6%、29,023千円の増収となりました。
一方、経費面におきましては、勤務体系の見直し等経費抑制に努めたものの、原油高騰に伴う燃料や資材の値上り並びに最低賃金改定等に伴う人件費上昇と老朽化に伴う施設補修や車両の更新等により前期比106.9% 21,950千円増の337,936千円となりました。以上のことから当期の経常損益は28,596千円の経常利益を計上いたしました。
新型コロナウイルスの感染は、しばらく続くものと思われますので、マスク着用・検温・アルコール消毒液設置による除菌・館内の換気等の感染予防を行い、安心安全なゴルフ場を提供することにつとめてまいります。
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ12,117千円増加し、593,874千円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ10,637千円減少し、519,200千円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ22,753千円増加し、74,673千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、経常利益の増加があり、期首残高に比べ1,545千円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度においては、「①財政状態及び経営成績の状況」にも記載したとおり営業収入は前年度に比して増加し、税引前当期純利益28,367千円となりました。未払債務の増加等があり、退職給付引当金の増加や減価償却費等も含めた営業活動によるキャッシュ・フローは59,541千円(前年同期は47,597千円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△26,281千円(前年同期は△14,542千円)となりました。これは、有形固定資産の取得等による資金減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは△31,714千円(前年同期は△28,671千円)となりました。これは、長期借入金の返済等による資金減少によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
a.収容能力
令和4年3月末の施設に対する収容能力は年間約71,000人であります。
(注) 収容能力算定方法は、1日65組(1組3人)年間営業日数365日として算定したものであります。
b.入場人員の実績
| 営業日数 | 正会員 | ビジター | 合計 | ||||||
| 月別 | 日数 | 入場人員(人) | 一日平均(人) | 比率 (%) | 入場人員(人) | 一日平均(人) | 比率 (%) | 入場人員(人) | 一日平均(人) |
| 4 | 30 | 812 | 27 | 30 | 1,858 | 62 | 70 | 2,670 | 89 |
| 30 | 1,034 | 34 | 24 | 3,274 | 109 | 76 | 4,308 | 144 | |
| 5 | 30 | 769 | 26 | 23 | 2,566 | 86 | 77 | 3,335 | 111 |
| 29 | 830 | 29 | 23 | 2,735 | 94 | 77 | 3,565 | 123 | |
| 6 | 28 | 607 | 22 | 23 | 1,985 | 71 | 77 | 2,592 | 93 |
| 30 | 684 | 23 | 20 | 2,786 | 93 | 80 | 3,470 | 116 | |
| 7 | 30 | 500 | 17 | 19 | 2,106 | 70 | 81 | 2,606 | 87 |
| 31 | 744 | 24 | 20 | 2,979 | 96 | 80 | 3,723 | 120 | |
| 8 | 31 | 758 | 25 | 22 | 2,642 | 85 | 78 | 3,400 | 110 |
| 27 | 644 | 24 | 23 | 2,168 | 80 | 77 | 2,812 | 104 | |
| 9 | 27 | 588 | 22 | 19 | 2,575 | 95 | 81 | 3,163 | 117 |
| 30 | 814 | 27 | 22 | 2,862 | 95 | 78 | 3,676 | 123 | |
| 10 | 31 | 792 | 26 | 20 | 3,199 | 103 | 80 | 3,991 | 129 |
| 31 | 805 | 26 | 18 | 3,660 | 118 | 82 | 4,465 | 144 | |
| 11 | 30 | 809 | 27 | 19 | 3,506 | 117 | 81 | 4,315 | 144 |
| 30 | 731 | 24 | 17 | 3,642 | 121 | 83 | 4,373 | 146 | |
| 12 | 31 | 717 | 23 | 17 | 3,599 | 116 | 83 | 4,316 | 139 |
| 31 | 749 | 24 | 17 | 3,779 | 122 | 83 | 4,528 | 146 | |
| 1 | 27 | 714 | 26 | 21 | 2,727 | 101 | 79 | 3,441 | 127 |
| 29 | 718 | 25 | 20 | 2,958 | 102 | 80 | 3,676 | 127 | |
| 2 | 27 | 773 | 29 | 21 | 2,904 | 108 | 79 | 3,677 | 136 |
| 28 | 753 | 27 | 22 | 2,669 | 95 | 78 | 3,422 | 122 | |
| 3 | 31 | 632 | 20 | 17 | 3,134 | 101 | 83 | 3,766 | 122 |
| 31 | 777 | 25 | 19 | 3,325 | 107 | 81 | 4,102 | 132 | |
| 計 | 353 | 8,471 | 24 | 21 | 32,801 | 93 | 79 | 41,272 | 117 |
| 357 | 9,283 | 26 | 20 | 36,837 | 103 | 80 | 46,120 | 129 | |
(注) 上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
c.主要売上高の基準となる規定及び売上高実績
| 区分 | 規定 | 売上高 (千円) | 収入比率(%) |
| メンバー入場料 | 平日・土・日・祝日 1,000円 | 7,139 | 2.1 |
| 8,028 | 2.2 | ||
| ビジター入場料 | 平日3,000円 土・日・祝日6,000円 | 27,290 | 8.0 |
| 35,069 | 9.5 | ||
| キャディフィ | 1ラウンド 3,000円 | 11,617 | 3.4 |
| 12,931 | 3.5 | ||
| ロッカーフィ | 入場者1名 250円 | 10,731 | 3.2 |
| 11,651 | 3.2 | ||
| カート使用料 | 入場者1名 500円 | 20,636 | 6.1 |
| 23,060 | 6.3 | ||
| 年次会費 | メンバー 15,000円 | 9,928 | 2.9 |
| 9,860 | 2.7 | ||
| 競技費 | 競技会費 1,000円 | 3,294 | 1.0 |
| 3,706 | 1.0 | ||
| 会員登録手数料 | 会員登録変更料 1人 100,000円 | 3,000 | 0.9 |
| 3,500 | 1.0 | ||
| 諸経費負担金収入 | 1人 1,390円 | 57,368 | 16.9 |
| 64,107 | 17.4 | ||
| レストラン収入 | レストラン及び売店収入 | 8,576 | 2.5 |
| 9,914 | 2.7 | ||
| 賃貸料収入 | 建物及び車輌、器具備品賃貸収入 | 26,259 | 7.7 |
| 29,955 | 8.1 | ||
| 外注部収入 | 外注収入 | 100,503 | 29.6 |
| 93,258 | 25.3 | ||
| その他の収入 | 53,030 | 15.6 | |
| 63,355 | 17.2 | ||
| 合計 | 339,371 | 100.0 | |
| 368,394 | 100.0 |
(注)1.上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前事業年度 (自 令和2年4月1日 至 令和3年3月31日) | 当事業年度 (自 令和3年4月1日 至 令和4年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 南国殖産株式会社 | 46,495 | 13.7 | 45,878 | 12.5 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は、売上高につきましては、368,394千円、対前期比108.6%で29,023千円の増収となりました。これは主にゴルフ部門の売上増によるものですが、他ゴルフ場との価格競争が続いており、新型コロナウイルスの影響や天候によるキャンセルもあり、入場人員の確保及び単価アップの必要性を感じております。
一方経費につきましては、経費節減に努めましたが、337,936千円、対前期比106.9%で21,950千円の増加となりました。結果として、経常利益28,596千円と、対前期比6,456千円の増益となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは59,541千円(前年同期は47,597千円)と前年度に比し増加いたしました。
投資活動によるキャッシュ・フローは△26,281千円(前年同期は△14,542千円)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による資金減少によるものです。
一方、財務活動によるキャッシュ・フローは△31,714千円(前年同期は△28,671千円)となりました。これは、長期借入金の返済等による資金減少によるものです。
キャッシュ・フローについては、経営成績の低調による減少は、企業努力によりある程度改善できると予想されますが、会員預り金の償還が今後とも予想されるためキャッシュ・フローは厳しい状況で推移するものと思われます。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって、貸倒引当金、退職給付引当金、役員退職慰労金引当金を注記に記載の通りの計上基準で計上しており、実績や内規に基づいて見積りを行っているため、将来的な不確実性は低いと判断しております。