有価証券報告書-第64期(2022/04/01-2023/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当期における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染者数の年間を通じた増減の繰返しにより少なからず影響を受けたもののウィズコロナが定着し、社会経済活動との両立が図られ徐々に平時の状態に戻りつつあります。一方、緊迫した世界情勢の影響を受け、原材料高やエネルギーの高騰などで物価高となり不安材料も多く経済の減速も懸念されております。
かかる環境の中、ゴルフ業界は社会・経済活動の正常化の動きもあり各種のゴルフトーナメントも感染防止対策を図り徐々に正常に開催されるに至り、コロナ禍で生活様式の変化に伴い屋外スポーツのゴルフが見直されたことにより全国的に好調を維持しております。九州管内の入場者数も感染拡大や自然災害の発生などの影響を受けた時期があったものの、年間を通じては好調を維持し前年比102.0%、178千人増の8,996千人となりました。
本県におきましても、同様の傾向となり入場者数は1,022千人となり前年比100.3%、2,844人の増加となりました。
当社におきましては、近年にない大型台風の接近や積雪等天候に伴う休業や、コロナ感染者の急拡大によるキャンセル等の影響もありましたが、企業・団体主催のコンペもほぼ通常開催となり、また全国的な流れ同様インターネット予約による若年層や女性プレーヤーの増加に合わせ、SNSでの発信に努めたことや新たな企画コンペ等を開催したことで、平日の入場者も増えたことから前期比105.9%、2,725人増加の48,845人となりました。
収入面におきましては前述の通り、ゴルフ場部門の入場者増加による売上増、外注事業も鹿児島市発注の植栽管理受託や各企業との年間管理契約の継続もあり一定の売上を計上、収入合計では411,183千円となり前期比111.6%、42,789千円の増収となりました。
一方、経費面におきましては、エネルギー価格上昇に伴う燃料や水道光熱費と各種資材の値上り並びに賃金見直しに伴う人件費上昇と老朽化した車両の更新や施設の補修等により前期比109.7%、32,680千円増の370,616千円となりました。以上のことから当期の経常損益は28,531千円の利益を計上いたしました。
ウィズコロナが定着し、コロナ前の状態に戻りつつありますので、引続き感染予防をしながら、安心安全なゴルフ場を提供することにつとめてまいります。
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ34,923千円増加し、628,797千円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ8,149千円増加し、527,349千円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ26,775千円増加し、101,448千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益の増加があり、期首残高に比べ7,027千円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度においては、「①財政状態及び経営成績の状況」にも記載したとおり営業収入は前年度に比して増加し、税引前当期純利益33,432千円となりました。未払債務の増加等があり、退職給付引当金の増加や減価償却費等も含めた営業活動によるキャッシュ・フローは68,588千円(前年同期は59,541千円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△25,494千円(前年同期は△26,281千円)となりました。これは、有形固定資産の取得等による資金減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは△36,067千円(前年同期は△31,714千円)となりました。これは、長期借入金の返済等による資金減少によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
a.収容能力
令和5年3月末の施設に対する収容能力は年間約71,000人であります。
(注) 収容能力算定方法は、1日65組(1組3人)年間営業日数365日として算定したものであります。
b.入場人員の実績
(注) 上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
c.主要売上高の基準となる規定及び売上高実績
(注)1.上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は、売上高につきましては、411,183千円、対前期比111.6%で42,789千円の増収となりました。これは主にゴルフ部門の売上増によるものですが、他ゴルフ場との価格競争が続いており、新型コロナウイルスの影響や天候によるキャンセルもあり、入場人員の確保及び単価アップの必要性を感じております。
一方経費につきましては、経費節減に努めましたが、370,616千円、対前期比109.7%で32,680千円の増加となりました。結果として、経常利益28,531千円と、対前期比65千円の減益となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは68,588千円(前年同期は59,541千円)と前年度に比し増加いたしました。
投資活動によるキャッシュ・フローは△25,494千円(前年同期は△26,281千円)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による資金減少によるものです。
一方、財務活動によるキャッシュ・フローは△36,067千円(前年同期は△31,714千円)となりました。これは、長期借入金の返済等による資金減少によるものです。
キャッシュ・フローについては、経営成績の低調による減少は、企業努力によりある程度改善できると予想されますが、会員預り金の償還が今後とも予想されるためキャッシュ・フローは厳しい状況で推移するものと思われます。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって、貸倒引当金、退職給付引当金、役員退職慰労金引当金を注記に記載の通りの計上基準で計上しており、実績や内規に基づいて見積りを行っているため、将来的な不確実性は低いと判断しております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当期における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染者数の年間を通じた増減の繰返しにより少なからず影響を受けたもののウィズコロナが定着し、社会経済活動との両立が図られ徐々に平時の状態に戻りつつあります。一方、緊迫した世界情勢の影響を受け、原材料高やエネルギーの高騰などで物価高となり不安材料も多く経済の減速も懸念されております。
かかる環境の中、ゴルフ業界は社会・経済活動の正常化の動きもあり各種のゴルフトーナメントも感染防止対策を図り徐々に正常に開催されるに至り、コロナ禍で生活様式の変化に伴い屋外スポーツのゴルフが見直されたことにより全国的に好調を維持しております。九州管内の入場者数も感染拡大や自然災害の発生などの影響を受けた時期があったものの、年間を通じては好調を維持し前年比102.0%、178千人増の8,996千人となりました。
本県におきましても、同様の傾向となり入場者数は1,022千人となり前年比100.3%、2,844人の増加となりました。
当社におきましては、近年にない大型台風の接近や積雪等天候に伴う休業や、コロナ感染者の急拡大によるキャンセル等の影響もありましたが、企業・団体主催のコンペもほぼ通常開催となり、また全国的な流れ同様インターネット予約による若年層や女性プレーヤーの増加に合わせ、SNSでの発信に努めたことや新たな企画コンペ等を開催したことで、平日の入場者も増えたことから前期比105.9%、2,725人増加の48,845人となりました。
収入面におきましては前述の通り、ゴルフ場部門の入場者増加による売上増、外注事業も鹿児島市発注の植栽管理受託や各企業との年間管理契約の継続もあり一定の売上を計上、収入合計では411,183千円となり前期比111.6%、42,789千円の増収となりました。
一方、経費面におきましては、エネルギー価格上昇に伴う燃料や水道光熱費と各種資材の値上り並びに賃金見直しに伴う人件費上昇と老朽化した車両の更新や施設の補修等により前期比109.7%、32,680千円増の370,616千円となりました。以上のことから当期の経常損益は28,531千円の利益を計上いたしました。
ウィズコロナが定着し、コロナ前の状態に戻りつつありますので、引続き感染予防をしながら、安心安全なゴルフ場を提供することにつとめてまいります。
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ34,923千円増加し、628,797千円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ8,149千円増加し、527,349千円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ26,775千円増加し、101,448千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益の増加があり、期首残高に比べ7,027千円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度においては、「①財政状態及び経営成績の状況」にも記載したとおり営業収入は前年度に比して増加し、税引前当期純利益33,432千円となりました。未払債務の増加等があり、退職給付引当金の増加や減価償却費等も含めた営業活動によるキャッシュ・フローは68,588千円(前年同期は59,541千円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△25,494千円(前年同期は△26,281千円)となりました。これは、有形固定資産の取得等による資金減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは△36,067千円(前年同期は△31,714千円)となりました。これは、長期借入金の返済等による資金減少によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
a.収容能力
令和5年3月末の施設に対する収容能力は年間約71,000人であります。
(注) 収容能力算定方法は、1日65組(1組3人)年間営業日数365日として算定したものであります。
b.入場人員の実績
| 営業日数 | 正会員 | ビジター | 合計 | ||||||
| 月別 | 日数 | 入場人員(人) | 一日平均(人) | 比率 (%) | 入場人員(人) | 一日平均(人) | 比率 (%) | 入場人員(人) | 一日平均(人) |
| 4 | 30 | 1,034 | 34 | 24 | 3,274 | 109 | 76 | 4,308 | 144 |
| 30 | 841 | 28 | 21 | 3,179 | 106 | 79 | 4,020 | 134 | |
| 5 | 29 | 830 | 29 | 23 | 2,735 | 94 | 77 | 3,565 | 123 |
| 31 | 870 | 28 | 19 | 3,628 | 117 | 81 | 4,498 | 145 | |
| 6 | 30 | 684 | 23 | 20 | 2,786 | 93 | 80 | 3,470 | 116 |
| 29 | 648 | 22 | 17 | 3,057 | 105 | 83 | 3,705 | 128 | |
| 7 | 31 | 744 | 24 | 20 | 2,979 | 96 | 80 | 3,723 | 120 |
| 31 | 654 | 21 | 19 | 2,808 | 91 | 81 | 3,462 | 112 | |
| 8 | 27 | 644 | 24 | 23 | 2,168 | 80 | 77 | 2,812 | 104 |
| 31 | 600 | 19 | 17 | 2,839 | 92 | 83 | 3,439 | 111 | |
| 9 | 30 | 814 | 27 | 22 | 2,862 | 95 | 78 | 3,676 | 123 |
| 27 | 617 | 23 | 17 | 2,937 | 109 | 83 | 3,554 | 132 | |
| 10 | 31 | 805 | 26 | 18 | 3,660 | 118 | 82 | 4,465 | 144 |
| 31 | 819 | 26 | 17 | 3,949 | 127 | 83 | 4,768 | 154 | |
| 11 | 30 | 731 | 24 | 17 | 3,642 | 121 | 83 | 4,373 | 146 |
| 30 | 740 | 25 | 16 | 4,018 | 134 | 84 | 4,758 | 159 | |
| 12 | 31 | 749 | 24 | 17 | 3,779 | 122 | 83 | 4,528 | 146 |
| 28 | 597 | 21 | 14 | 3,609 | 129 | 86 | 4,206 | 150 | |
| 1 | 29 | 718 | 25 | 20 | 2,958 | 102 | 80 | 3,676 | 127 |
| 29 | 731 | 25 | 19 | 3,071 | 106 | 81 | 3,802 | 131 | |
| 2 | 28 | 753 | 27 | 22 | 2,669 | 95 | 78 | 3,422 | 122 |
| 28 | 733 | 26 | 18 | 3,323 | 119 | 82 | 4,056 | 145 | |
| 3 | 31 | 777 | 25 | 19 | 3,325 | 107 | 81 | 4,102 | 132 |
| 31 | 737 | 24 | 16 | 3,840 | 124 | 84 | 4,577 | 148 | |
| 計 | 357 | 9,283 | 26 | 20 | 36,837 | 103 | 80 | 46,120 | 129 |
| 356 | 8,587 | 24 | 18 | 40,258 | 113 | 82 | 48,845 | 137 | |
(注) 上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
c.主要売上高の基準となる規定及び売上高実績
| 区分 | 規定 | 売上高 (千円) | 収入比率(%) |
| メンバー入場料 | 平日・土・日・祝日 1,000円 | 8,028 | 2.2 |
| 7,360 | 1.8 | ||
| ビジター入場料 | 平日3,000円 土・日・祝日6,000円 | 35,069 | 9.5 |
| 41,249 | 10.0 | ||
| キャディフィ | 1ラウンド 3,000円 | 12,931 | 3.5 |
| 13,386 | 3.3 | ||
| ロッカーフィ | 入場者1名 250円 | 11,651 | 3.2 |
| 12,013 | 2.9 | ||
| カート使用料 | 入場者1名 500円 | 23,060 | 6.3 |
| 24,422 | 5.9 | ||
| 年次会費 | メンバー 15,000円 | 9,860 | 2.7 |
| 9,989 | 2.4 | ||
| 競技費 | 競技会費 1,000円 | 3,706 | 1.0 |
| 3,160 | 0.8 | ||
| 会員登録手数料 | 会員登録変更料 1人 100,000円 | 3,500 | 1.0 |
| 4,000 | 1.0 | ||
| 諸経費負担金収入 | 1人 1,390円 | 64,107 | 17.4 |
| 67,895 | 16.5 | ||
| レストラン収入 | レストラン及び売店収入 | 9,914 | 2.7 |
| 11,362 | 2.8 | ||
| 賃貸料収入 | 建物及び車輌、器具備品賃貸収入 | 29,955 | 8.1 |
| 33,271 | 8.1 | ||
| 外注部収入 | 外注収入 | 93,258 | 25.3 |
| 94,908 | 23.1 | ||
| その他の収入 | 63,355 | 17.2 | |
| 88,168 | 21.4 | ||
| 合計 | 368,394 | 100.0 | |
| 411,183 | 100.0 |
(注)1.上欄は前事業年度、下欄は当事業年度であります。
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前事業年度 (自 令和3年4月1日 至 令和4年3月31日) | 当事業年度 (自 令和4年4月1日 至 令和5年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 南国殖産株式会社 | 45,878 | 12.5 | 45,660 | 11.1 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は、売上高につきましては、411,183千円、対前期比111.6%で42,789千円の増収となりました。これは主にゴルフ部門の売上増によるものですが、他ゴルフ場との価格競争が続いており、新型コロナウイルスの影響や天候によるキャンセルもあり、入場人員の確保及び単価アップの必要性を感じております。
一方経費につきましては、経費節減に努めましたが、370,616千円、対前期比109.7%で32,680千円の増加となりました。結果として、経常利益28,531千円と、対前期比65千円の減益となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは68,588千円(前年同期は59,541千円)と前年度に比し増加いたしました。
投資活動によるキャッシュ・フローは△25,494千円(前年同期は△26,281千円)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による資金減少によるものです。
一方、財務活動によるキャッシュ・フローは△36,067千円(前年同期は△31,714千円)となりました。これは、長期借入金の返済等による資金減少によるものです。
キャッシュ・フローについては、経営成績の低調による減少は、企業努力によりある程度改善できると予想されますが、会員預り金の償還が今後とも予想されるためキャッシュ・フローは厳しい状況で推移するものと思われます。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって、貸倒引当金、退職給付引当金、役員退職慰労金引当金を注記に記載の通りの計上基準で計上しており、実績や内規に基づいて見積りを行っているため、将来的な不確実性は低いと判断しております。