半期報告書-第57期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2020/12/22 14:52
【資料】
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【項目】
62項目
(1)経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、社会・経済活動が停滞し極めて厳しい状況となりました。経済活動は徐々に再開され緩やかに回復しつつあるものの、国内外で同感染症が再拡大しており予断を許さない状況となっております。
ゴルフ場業界におきましても、従来からの来場者の高齢化と若年層のゴルフ離れや天候不順の影響に加え、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、企業及び個人のプレー自粛等により来場者が著しく減少し、より一層厳しい経営環境となっております。
このような状況の中、当社ではマスク着用・検温・換気・消毒など感染防止対策を徹底し、来場者及び従業員の安心安全確保に努めました。なお、緊急事態宣言期間中は3密を避け安心してご来場いただけるように、レストランや売店の休止、ロッカーや浴室などの施設使用禁止、会員及び会員同伴のセルフ・スループレーへの営業形態変更などの対応も実施しました。しかしながら、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、法人コンペのキャンセルが相次ぐとともに個人のプレー自粛もあり、加えて7月には豪雨による休場も4日間発生し、来場者数は大幅に減少し17,925名(前年同期比78.2%)となりました。
a.財政状態
(資産)
当中間会計期間末における総資産は、前事業年度末と比べ31,074千円減少し1,767,032千円(前期比98.3%)となり、自己資本比率は65.7%となりました。中間貸借対照表の主要項目ごとの主な増減要因は次のとおりであります。
流動資産では、18,674千円減少し367,089千円(同95.2%)となりました。この主な要因は現金及び預金の減少27,931千円であります。
固定資産では、12,400千円減少し1,399,942千円(同99.1%)となりました。この主な要因は有形固定資産取得による増加16,173千円と減価償却による減少26,560千円によるものであります。
(負債)
負債は、前事業年度末と比べ868千円増加し606,717円(同100.1%)となりました。この主な要因は前受金(その他)の増加18,243千円、未払金の減少8,665千円、会員預り金の減少7,500千円であります。
(純資産)
純資産は、前事業年度末と比べ31,943千円減少し1,160,314千円(同97.3%)となりました。これは、中間純損失の計上によるものであります。
b.経営成績
当中間会計期間の経営成績は、前述のように新型コロナウィルス感染症拡大と7月の豪雨による休場の影響を受け、来場者数は4,986人減少し17,925人となり、営業収益は63,129千円減少し193,814千円(前年同期比75.4%)となりました。この主な要因は7月よりキャディフイの値上げをしたものの、来場者の減少はもとより緊急事態宣言期間中のセルフプレーへの営業形態変更などにより料金収入が62,361千円減少(同72.1%)したことであります。営業費用は5,615千円減少し150,703千円(同96.4%)となりました。この主な要因は緊急事態宣言期間中にセルフプレーとしたことによるキャディ賃金の減少であります。
販売費及び一般管理費は5,569千円減少し99,387千円(同94.7%)となりました。この主な要因は水道光熱費の減少やクレジットカードの支払手数料の減少であります。
この結果、営業損失は56,277千円(前年同期は営業損失4,332千円)となりましたが、雇用調整助成金や落雷被害による受取保険金などにより営業外収益が23,344千円増加し25,720千円(同1,082.5%)となり、営業外費用51千円(同102.0%)を加減算した経常損失は30,607千円(前年同期は経常損失2,006千円)、中間純損失は31,943千円(前年同期は中間純損失3,673千円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間末における、現金及び現金同等物(以下「資金」という)は135,234千円となり、前中間会計期間末に比べ46,593千円増加しました
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は207千円(前年同期比0.4%)となりました。これは主に税引前中間純損失30,607千円、非資金である減価償却費26,560千円の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は1,408千円(前年同期は51,727千円使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出18,591千円と定期預金の払戻による収入が預入による支出を20,000千円上回ったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は9,547千円(前年同期比31.4%)となりました。これは主に会員預り金の返還による支出7,500千円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注実績
該当事項はありません。
c.売上実績
売上実績の内容は次のとおりであります。
科目前中間会計期間
自 2019年4月1日
至 2019年9月30日
当中間会計期間
自 2020年4月1日
至 2020年9月30日
金額(千円)%金額(千円)%
料金収入
ラウンドフィ143,45998,171
キャデイフィ77,88361,182
雑収入 ※11,9791,606
小計223,32186.9160,96083.0
会費収入
年会費18,69717,363
会員登録料10,40011,800
小計29,09711.329,16315.1
食堂売店収入
売上手数料4,5253,690
小計4,5251.83,6901.9
合計256,944100.0193,814100.0

(注)※1 雑収入の内訳は貸クラブ料、貸ボール料等です。
2 上記の金額はゴルフ場利用税、消費税等を含まない実績収入です。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この中間財務諸表の作成にあたって、中間貸借対照表日(2020年9月30日)現在における資産・負債の計上金額、及び当中間会計期間(自2020年4月1日至2020年9月30日)における費用の計上金額に影響する見積りを使用する必要があります。
当社の重要な会計方針のうち、見積りの必要なものは以下のとおりであります。
1.退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額(簡便法)に基づき当中間会計期間末において発生していると認められる額を計上しております。
2.役員退職慰労引当金
内規による中間期末要支給額に基づいて算定しております。
②当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当中間会計期間における経営成績は、来場者数が減少(前年同期比78.2%)し、営業収益は193,814千円(同75.4%)となりました。経費につきましては、営業費用は5,615千円減少し150,703千円(同96.4%)となり、販売費及び一般管理費については5,569千円減少し99,387千円(同94.7%)となりました。また、営業外収益は25,720千円(同1082.5%)、営業外費用は51千円(同102.0%)となりました。主な内訳は「経営成績等の状況の概要」の経営成績で述べたとおりです。
以上の結果、経常損失は30,607千円(前年同期は経常損失2,006千円)、中間純損失は31,943千円(前年同期は中間純損失3,673千円)となりました。
a.経営成績に重要な影響を与える要因について
「経営成績等の状況の概要」で述べたとおり、ゴルフ場業界においては、ゴルフ人口減少や料金低価格化傾向が今後も続くことが予想されます。また、新型コロナウイルス感染症が収束するまでは来場者及び料金収入の減少が続くことが想定されます。従って、営業収益の見通しにつきましては、厳しいものがあると予測しております。
b.経営戦略の現状と見通し
当社は、このような状況を踏まえ、お客様の満足度を高めるべく、良好なコースコンディションのもとキャディ付プレーが楽しめるように努めてまいります。
c.資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金状況は、現金及び現金同等物の残高が当事業年度末において135,234千円となっております。固定負債に計上されている会員預り金の残高が487,500千円あるため借入金残高はありません。なお、会員からの償還希望は落ち着いた状況にあると認識しております。また、運転資金につきましては、内部資金により調達することとしております。
d.経営者の問題認識と今後の方針について
当社の経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善な経営方針を立案するように努めております。しかしながら、ゴルフ場業界を取り巻く環境を勘案し、加えて新型コロナウイルス感染症が収束するまでは来場者の減少傾向が続き、当社の事業環境も厳しくなると予想されます。従って、一層の営業努力と合理化が必要であると認識しております。

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