有価証券報告書-第57期(令和3年6月1日-令和4年5月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
なお、当事業年度より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
これに伴い、当事業年度における売上高、売上原価、販売費及び一般管理費は、前事業年度と比較して減少しております。
そのため、当事業年度における経営成績に関する説明は、売上高、売上原価、販売費及び一般管理費については前事業年度と比較しての増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、前事業年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の動向に大きな影響を受けました。期初から9月にかけましては、緊急事態宣言等による行動制限により個人消費は低迷、10月以降は行動制限が緩和されたことにより、一時的に緩やかな景気回復傾向がみられましたが、2022年に入りますと新たな変異株の感染拡大等により、再び個人消費が下押しされるなど、依然として厳しい状況が続いております。
加えて、不安定な国際情勢に伴う原材料価格の高騰や円安などが企業収益に影響を与えることが予想される中ではありますが、一方では感染防止と経済活動の両立により国内個人消費は徐々に回復に向かうことが期待されています。
当温泉旅館業界におきましては、国内移動の規制や外出の自粛、インバウンドの入国規制等、新型コロナウイルスの影響は極めて深刻であり、このような状況が長期化することにより、厳しい経営環境が今後も続くことが懸念されますが、前述のごとく個人消費が回復に向かうことにより、当業界の需要回復も今後期待できることとなります。
このような経営環境下、当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ261百万円増加し、2,457百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ310百万円増加し、1,681百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ48百万円減少し、776百万円となりました。
b経営成績
利用人数は宿泊では47,037名、前事業年度に比べ11,632名増加(32.8%増加)となり、日帰り宴会客数では1,306名、前事業年度に比べ47名増加(3.7%増加)となりました。日帰り温泉施設「カルナの館」の利用人数は242,807名、前事業年度に比べ11,679名増加(5.0%増加)となりました。
売上高は旅館部につきましては、755百万円となりました。「カルナの館」につきましては158百万円となりました。以上のような状況により売上高総額は913百万円となりました。
売上原価につきましては、187百万円となり、販売費及び一般管理費につきましては、772百万円となりました。
結果、営業損益は47百万円の損失を計上(前事業年度は営業損失121百万円を計上)、経常損益は46百万円の損失を計上(前事業年度は経常損失104百万円を計上)、税引前当期純損益は48百万円の損失を計上(前事業年度は税引前当期純損失103百万円を計上)、当期純損益は49百万円の損失を計上(前事業年度は当期純損失104百万円を計上)いたしました。
②キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況でありますが、「営業活動による資金」が77百万円増加、「投資活動による資金」が61百万円減少、及び「財務活動による資金」が135百万円増加した結果、「現金及び現金同等物」の残高は、前期末(362百万円)に比較し150百万円増加し、513百万円となりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は77百万円の増加(前期は32百万円の減少)となりました。これは主に税引前当期純損失48百万円、減価償却費130百万円、売上債権の増加76百万円、仕入債務の増加17百万円、未払金の増加15百万円、固定資産除却損12百万円、賞与引当金の増加11百万円等によるものです。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は61百万円の減少(前期は30百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出56百万円、無形固定資産の取得による支出5百万円等によるものです。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は135百万円の増加(前期は268百万円の増加)となりました。これは長期借入れによる収入300百万円、長期借入金の返済による支出164百万円によるものです。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①当事業年度の財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ261百万円増加の2,457百万円(前事業年度末は2,196百万円)となりました。
流動資産は632百万円(前事業年度末405百万円に比べ226百万円増加)となりました。現金及び預金が前事業年度末に比べ150百万円増加しておりますが、これは主に当事業年度に運転資金及び設備資金として調達した資金によるものです。また、売掛金が前事業年度末に比べ76百万円増加しておりますが、富山県の観光キャンペーンに伴うプレミアム宿泊券の取扱い等によるものです。
固定資産は1,825百万円(前事業年度末1,790百万円に比べ35百万円増加)となりました。これは主にロビー、売店等の大規模な改修工事により有形固定資産が31百万円増加したことによるものです。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ310百万円増加の1,681百万円(前事業年度末は1,371百万円)となりました。
流動負債は510百万円(前事業年度末381百万円に比べ128百万円増加)となりました。これは主に大規模な改修工事関係等により未払金が前事業年度末に比べ131百万円増加したこと等によるものです。
固定負債は1,171百万円(前事業年度末989百万円に比べ182百万円増加)となりました。これは主に運転資金及び設備資金の調達により長期借入金が前事業年度末に比べ178百万円増加したことによるものです。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ48百万円減少の776百万円(前事業年度末は825百万円)となりました。
2)経営成績
当事業年度の経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b経営成績」に記載のとおりであります。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5経理の状況 1財務諸表等 ⑴財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
営業の状況
(1)収容能力等
(注)1.大広間・中広間の定員数は、次の基準により算出しています。
大広間 1畳に1名収容
中広間 2畳に1名収容
2.「カルナの館」の定員数は男女更衣室のロッカー数により算出しました。
(2)各期別収容実績
(3)利用率
(注)1.宿泊の収容能力は、定員数×営業日数(第56期365日、第57期365日)として算出しました。
2.日帰りの収容能力は、定員数×営業日数(第56期365日、第57期365日)として算出しました。
(4)部門別収入実績
(注) その他収入は、テナント収入、写真収入、その他であります。
当事業年度における当社の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
なお、当事業年度より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
これに伴い、当事業年度における売上高、売上原価、販売費及び一般管理費は、前事業年度と比較して減少しております。
そのため、当事業年度における経営成績に関する説明は、売上高、売上原価、販売費及び一般管理費については前事業年度と比較しての増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、前事業年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の動向に大きな影響を受けました。期初から9月にかけましては、緊急事態宣言等による行動制限により個人消費は低迷、10月以降は行動制限が緩和されたことにより、一時的に緩やかな景気回復傾向がみられましたが、2022年に入りますと新たな変異株の感染拡大等により、再び個人消費が下押しされるなど、依然として厳しい状況が続いております。
加えて、不安定な国際情勢に伴う原材料価格の高騰や円安などが企業収益に影響を与えることが予想される中ではありますが、一方では感染防止と経済活動の両立により国内個人消費は徐々に回復に向かうことが期待されています。
当温泉旅館業界におきましては、国内移動の規制や外出の自粛、インバウンドの入国規制等、新型コロナウイルスの影響は極めて深刻であり、このような状況が長期化することにより、厳しい経営環境が今後も続くことが懸念されますが、前述のごとく個人消費が回復に向かうことにより、当業界の需要回復も今後期待できることとなります。
このような経営環境下、当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ261百万円増加し、2,457百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ310百万円増加し、1,681百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ48百万円減少し、776百万円となりました。
b経営成績
利用人数は宿泊では47,037名、前事業年度に比べ11,632名増加(32.8%増加)となり、日帰り宴会客数では1,306名、前事業年度に比べ47名増加(3.7%増加)となりました。日帰り温泉施設「カルナの館」の利用人数は242,807名、前事業年度に比べ11,679名増加(5.0%増加)となりました。
売上高は旅館部につきましては、755百万円となりました。「カルナの館」につきましては158百万円となりました。以上のような状況により売上高総額は913百万円となりました。
売上原価につきましては、187百万円となり、販売費及び一般管理費につきましては、772百万円となりました。
結果、営業損益は47百万円の損失を計上(前事業年度は営業損失121百万円を計上)、経常損益は46百万円の損失を計上(前事業年度は経常損失104百万円を計上)、税引前当期純損益は48百万円の損失を計上(前事業年度は税引前当期純損失103百万円を計上)、当期純損益は49百万円の損失を計上(前事業年度は当期純損失104百万円を計上)いたしました。
②キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況でありますが、「営業活動による資金」が77百万円増加、「投資活動による資金」が61百万円減少、及び「財務活動による資金」が135百万円増加した結果、「現金及び現金同等物」の残高は、前期末(362百万円)に比較し150百万円増加し、513百万円となりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は77百万円の増加(前期は32百万円の減少)となりました。これは主に税引前当期純損失48百万円、減価償却費130百万円、売上債権の増加76百万円、仕入債務の増加17百万円、未払金の増加15百万円、固定資産除却損12百万円、賞与引当金の増加11百万円等によるものです。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は61百万円の減少(前期は30百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出56百万円、無形固定資産の取得による支出5百万円等によるものです。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は135百万円の増加(前期は268百万円の増加)となりました。これは長期借入れによる収入300百万円、長期借入金の返済による支出164百万円によるものです。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①当事業年度の財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ261百万円増加の2,457百万円(前事業年度末は2,196百万円)となりました。
流動資産は632百万円(前事業年度末405百万円に比べ226百万円増加)となりました。現金及び預金が前事業年度末に比べ150百万円増加しておりますが、これは主に当事業年度に運転資金及び設備資金として調達した資金によるものです。また、売掛金が前事業年度末に比べ76百万円増加しておりますが、富山県の観光キャンペーンに伴うプレミアム宿泊券の取扱い等によるものです。
固定資産は1,825百万円(前事業年度末1,790百万円に比べ35百万円増加)となりました。これは主にロビー、売店等の大規模な改修工事により有形固定資産が31百万円増加したことによるものです。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ310百万円増加の1,681百万円(前事業年度末は1,371百万円)となりました。
流動負債は510百万円(前事業年度末381百万円に比べ128百万円増加)となりました。これは主に大規模な改修工事関係等により未払金が前事業年度末に比べ131百万円増加したこと等によるものです。
固定負債は1,171百万円(前事業年度末989百万円に比べ182百万円増加)となりました。これは主に運転資金及び設備資金の調達により長期借入金が前事業年度末に比べ178百万円増加したことによるものです。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ48百万円減少の776百万円(前事業年度末は825百万円)となりました。
2)経営成績
当事業年度の経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b経営成績」に記載のとおりであります。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5経理の状況 1財務諸表等 ⑴財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
営業の状況
(1)収容能力等
| 区分 | 第56期末現在 | 第57期末現在 | ||
| 1日当たりの収容能力 | 1日当たりの収容能力 | |||
| 室数(室) | 定員数(人) | 室数(室) | 定員数(人) | |
| 建物 | ||||
| 客室 | 92 | 500 | 92 | 500 |
| 大広間 | 3 | 895 | 3 | 895 |
| 中広間 | 14 | 263 | 14 | 263 |
| カルナの館 | 1 | 840 | 1 | 840 |
| 計 | 110 | 2,498 | 110 | 2,498 |
| 駐車場 | バス 20台・普通乗用車 450台 | バス 20台・普通乗用車 450台 | ||
(注)1.大広間・中広間の定員数は、次の基準により算出しています。
大広間 1畳に1名収容
中広間 2畳に1名収容
2.「カルナの館」の定員数は男女更衣室のロッカー数により算出しました。
(2)各期別収容実績
| 区分 | 第56期 | 第57期 | ||||||
| (2020年6月1日~2021年5月31日) | (2021年6月1日~2022年5月31日) | |||||||
| 日帰(人) | 宿泊(人) | 計(人) | 1日平均 (人) | 日帰(人) | 宿泊(人) | 計(人) | 1日平均 (人) | |
| カルナの館 | 231,128 | - | 231,128 | 633 | 242,807 | - | 242,807 | 665 |
| 旅館部 | 1,259 | 35,405 | 36,664 | 100 | 1,306 | 47,037 | 48,343 | 132 |
| 計 | 232,387 | 35,405 | 267,792 | 733 | 244,113 | 47,037 | 291,150 | 797 |
(3)利用率
| 区分 | 第56期 | 第57期 | ||
| (2020年6月1日~2021年5月31日) | (2021年6月1日~2022年5月31日) | |||
| 日帰 | ||||
| 各期間収容能力 | 729,270人 | 利用率 | 729,270人 | 利用率 |
| 各期間収容実績 | 232,387人 | 31% | 244,113人 | 33% |
| 宿泊 | ||||
| 各期間収容能力 | 182,500人 | 利用率 | 182,500人 | 利用率 |
| 各期間収容実績 | 35,405人 | 19% | 47,037人 | 25% |
(注)1.宿泊の収容能力は、定員数×営業日数(第56期365日、第57期365日)として算出しました。
2.日帰りの収容能力は、定員数×営業日数(第56期365日、第57期365日)として算出しました。
(4)部門別収入実績
| 区分 | 第56期 | 第57期 | ||||
| (2020年6月1日~2021年5月31日) | (2021年6月1日~2022年5月31日) | |||||
| カルナの館 (千円) | 旅館部 (千円) | 計(千円) | カルナの館 (千円) | 旅館部 (千円) | 計(千円) | |
| 入館料収入 | 98,711 | - | 98,711 | 109,439 | - | 109,439 |
| 旅館収入 | - | 561,310 | 561,310 | - | 726,665 | 726,665 |
| 食堂収入 | 16,277 | 12 | 16,289 | 25,419 | - | 25,419 |
| 売店収入 | 11,596 | 32,778 | 44,375 | 9,800 | 17,218 | 27,019 |
| 遊戯場収入 | 1,283 | - | 1,283 | 589 | - | 589 |
| 自販機収入 | 5,776 | 1,028 | 6,805 | 2,258 | 1,286 | 3,545 |
| その他収入 | 17,927 | 29,067 | 46,994 | 10,559 | 9,840 | 20,399 |
| 計 | 151,573 | 624,197 | 775,770 | 158,067 | 755,011 | 913,078 |
(注) その他収入は、テナント収入、写真収入、その他であります。