有価証券報告書-第53期(平成29年6月1日-平成30年5月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか、各種政策の効果もあり穏やかな回復基調で推移しましたが、地政学的リスクや、中国をはじめとするアジア新興国等の経済動向や欧米の政策動向の影響等による海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響により依然として先行き不透明な状態が続いています。
温泉旅館業界におきましては、アジアを中心とした訪日外国人客の増加が続いています。国内旅行の形態は大型の団体旅行が減少し、個人、グループ中心への流れが続いています。また「民泊」といった新しいサービスの登場等業界を取り巻く環境は大きく変化しており、経営の難しさも増しております。
このような状況下、当社といたしましては温泉の魅力を前面に出しながら、料理、おもてなし等付加価値を高めることにより、これまで以上に顧客満足度の向上に取組んでおります。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ132百万円減少し、1,941百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ135百万円減少し、917百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ2百万円増加し、1,024百万円となりました。
b経営成績
利用人数は宿泊では79,845名、対前期比3,257名減(△3.9%)となり、日帰り宴会客数では20,264名、対前期比1,201名減(△5.6%)となりました。日帰り温泉施設「カルナの館」の利用人数は310,011名、前期比6,088名減(△1.9%)となりました。
売上高は旅館部につきましては、利用人数の減少もあり、1,266百万円(前期比△2.8%)となりました。「カルナの館」は入館者数の減少及び館内消費の減少から241百万円(前期比△5.4%)となりました。以上のような状況により売上高総額は1,508百万円(前期比△3.2%)となりました。
売上原価につきましては、対前期比2百万円減少の401百万円(前期比△0.7%)となり、売上原価率は対前期比0.6ポイント上昇し26.6%となりましたがほぼ適正な範囲内と捉えております。
販売費及び一般管理費につきましては、対前期比14百万円減少の1,086百万円(前期比△1.3%)となり、営業利益は19百万円(前期比△62.4%)となりました。また、営業外収益9百万円及び営業外費用7百万円加減後の経常利益は22百万円(対前期比△56.3%)となり、法人税・住民税及び事業税並びに法人税等調整額を控除した、当期純利益は対前期比24百万円減少の13百万円(対前期比△64.8%)を計上することとなりました。
②キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況でありますが、「営業活動による資金」が122百万円増加となりました、「投資活動による資金」が41百万円減少、および「財務活動による資金」が122百万円減少した結果、「現金及び現金同等物」の残高は、前期末(191百万円)に比較し40百万円減少し、150百万円となりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は122百万円の増加(前期は145百万円の増加)となりました。これは税引前当期純利益の減少及び仕入債務の減少等によるものです。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は41百万円の減少(前期は90百万円の減少)となりました。これは有形固定資産の取得による支出41百万円等によるものです。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は122百万円の減少(前期は159百万円の減少)となりました。これは長期借入金の返済による支出221百万円、短期借入による収入30百万円、長期借入による収入80百万円等によるものです。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ132百万円減少の1,941百万円(前事業年度末は2,074百万円)となりました。
流動資産は246百万円(前事業年度末284百万円に比べ38百万円減少)となりました。これは主に長期借入金の返済により現金及び預金が44百万円減少したことによるものであります。
固定資産は1,695百万円(前事業年度末1,789百万円に比べ93百万円減少)となりました。これは主に減価償却により建物及び建物附属設備が103百万円減少したことによるものです。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ135百万円減少の917百万円(前事業年度末は1,052百万円)となりました。
流動負債は425百万円(前事業年度末448百万円に比べ22百万円減少)となりました。これは主に一部仕入先に対する支払条件を変更したことなどにより、支払手形が19百万円減少したことによるものです。
固定負債は491百万円(前事業年度末603百万円に比べ112百万円減少)となりました。これは主に長期借入金が114百万円減少したことによるものです。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度に比べ2百万円増加の1,024百万円(前事業年度は1,022百万円)となりました。
2)経営成績
(売上高)
売上高は、旅館部、日帰り温泉施設「カルナの館」とも利用者の減少などにより、前事業年度に比べ3.2%減の1,508百万円となりました。そのうち、旅館部の売上高は1,266百万円、「カルナの館」の売上高は241百万円となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
売上原価は、売上減少要因もあり、前事業年度に比べ0.7%減の401百万円となりました。
販売費及び一般管理費は、減価償却費、燃料費、電力費などの増加があるものの、広告宣伝費、消耗品費などの減少により、前事業年度に比べ1.3%減の1,086百万円となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
営業の状況
(1)収容能力等
(注)1.大広間・中広間の定員数は、次の基準により算出しています。
大広間 1畳に1名収容
中広間 2畳に1名収容
2.「カルナの館」の定員数は男女更衣室のロッカー数により算出しました。
(2)各期別収容実績
(3)利用率
(注)1.宿泊の収容能力は、定員数×営業日数(第52期365日、第53期365日)として算出しました。
2.日帰りの収容能力は、定員数×営業日数(第52期365日、第53期365日)として算出しました。
(4)部門別収入実績
(注) その他の収入は、テナント収入、写真収入、その他であります。
当事業年度における当社の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか、各種政策の効果もあり穏やかな回復基調で推移しましたが、地政学的リスクや、中国をはじめとするアジア新興国等の経済動向や欧米の政策動向の影響等による海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響により依然として先行き不透明な状態が続いています。
温泉旅館業界におきましては、アジアを中心とした訪日外国人客の増加が続いています。国内旅行の形態は大型の団体旅行が減少し、個人、グループ中心への流れが続いています。また「民泊」といった新しいサービスの登場等業界を取り巻く環境は大きく変化しており、経営の難しさも増しております。
このような状況下、当社といたしましては温泉の魅力を前面に出しながら、料理、おもてなし等付加価値を高めることにより、これまで以上に顧客満足度の向上に取組んでおります。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ132百万円減少し、1,941百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ135百万円減少し、917百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ2百万円増加し、1,024百万円となりました。
b経営成績
利用人数は宿泊では79,845名、対前期比3,257名減(△3.9%)となり、日帰り宴会客数では20,264名、対前期比1,201名減(△5.6%)となりました。日帰り温泉施設「カルナの館」の利用人数は310,011名、前期比6,088名減(△1.9%)となりました。
売上高は旅館部につきましては、利用人数の減少もあり、1,266百万円(前期比△2.8%)となりました。「カルナの館」は入館者数の減少及び館内消費の減少から241百万円(前期比△5.4%)となりました。以上のような状況により売上高総額は1,508百万円(前期比△3.2%)となりました。
売上原価につきましては、対前期比2百万円減少の401百万円(前期比△0.7%)となり、売上原価率は対前期比0.6ポイント上昇し26.6%となりましたがほぼ適正な範囲内と捉えております。
販売費及び一般管理費につきましては、対前期比14百万円減少の1,086百万円(前期比△1.3%)となり、営業利益は19百万円(前期比△62.4%)となりました。また、営業外収益9百万円及び営業外費用7百万円加減後の経常利益は22百万円(対前期比△56.3%)となり、法人税・住民税及び事業税並びに法人税等調整額を控除した、当期純利益は対前期比24百万円減少の13百万円(対前期比△64.8%)を計上することとなりました。
②キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況でありますが、「営業活動による資金」が122百万円増加となりました、「投資活動による資金」が41百万円減少、および「財務活動による資金」が122百万円減少した結果、「現金及び現金同等物」の残高は、前期末(191百万円)に比較し40百万円減少し、150百万円となりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は122百万円の増加(前期は145百万円の増加)となりました。これは税引前当期純利益の減少及び仕入債務の減少等によるものです。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は41百万円の減少(前期は90百万円の減少)となりました。これは有形固定資産の取得による支出41百万円等によるものです。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は122百万円の減少(前期は159百万円の減少)となりました。これは長期借入金の返済による支出221百万円、短期借入による収入30百万円、長期借入による収入80百万円等によるものです。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ132百万円減少の1,941百万円(前事業年度末は2,074百万円)となりました。
流動資産は246百万円(前事業年度末284百万円に比べ38百万円減少)となりました。これは主に長期借入金の返済により現金及び預金が44百万円減少したことによるものであります。
固定資産は1,695百万円(前事業年度末1,789百万円に比べ93百万円減少)となりました。これは主に減価償却により建物及び建物附属設備が103百万円減少したことによるものです。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ135百万円減少の917百万円(前事業年度末は1,052百万円)となりました。
流動負債は425百万円(前事業年度末448百万円に比べ22百万円減少)となりました。これは主に一部仕入先に対する支払条件を変更したことなどにより、支払手形が19百万円減少したことによるものです。
固定負債は491百万円(前事業年度末603百万円に比べ112百万円減少)となりました。これは主に長期借入金が114百万円減少したことによるものです。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度に比べ2百万円増加の1,024百万円(前事業年度は1,022百万円)となりました。
2)経営成績
(売上高)
売上高は、旅館部、日帰り温泉施設「カルナの館」とも利用者の減少などにより、前事業年度に比べ3.2%減の1,508百万円となりました。そのうち、旅館部の売上高は1,266百万円、「カルナの館」の売上高は241百万円となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
売上原価は、売上減少要因もあり、前事業年度に比べ0.7%減の401百万円となりました。
販売費及び一般管理費は、減価償却費、燃料費、電力費などの増加があるものの、広告宣伝費、消耗品費などの減少により、前事業年度に比べ1.3%減の1,086百万円となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
営業の状況
(1)収容能力等
| 区分 | 第52期末現在 | 第53期末現在 | ||
| 1日当たりの収容能力 | 1日当たりの収容能力 | |||
| 室数(室) | 定員数(人) | 室数(室) | 定員数(人) | |
| 建物 | ||||
| 客室 | 92 | 500 | 92 | 500 |
| 大広間 | 3 | 895 | 3 | 895 |
| 中広間 | 14 | 263 | 14 | 263 |
| カルナの館 | 1 | 840 | 1 | 840 |
| 計 | 110 | 2,498 | 110 | 2,498 |
| 駐車場 | バス 20台・普通乗用車 450台 | バス 20台・普通乗用車 450台 | ||
(注)1.大広間・中広間の定員数は、次の基準により算出しています。
大広間 1畳に1名収容
中広間 2畳に1名収容
2.「カルナの館」の定員数は男女更衣室のロッカー数により算出しました。
(2)各期別収容実績
| 区分 | 第52期 | 第53期 | ||||||
| (平成28年6月1日~平成29年5月31日) | (平成29年6月1日~平成30年5月31日) | |||||||
| 日帰(人) | 宿泊(人) | 計(人) | 1日平均 (人) | 日帰(人) | 宿泊(人) | 計(人) | 1日平均 (人) | |
| カルナの館 | 316,099 | - | 316,099 | 866 | 310,011 | - | 310,011 | 849 |
| 旅館部 | 21,465 | 83,102 | 104,567 | 286 | 20,264 | 79,845 | 100,109 | 274 |
| 計 | 337,564 | 83,102 | 420,666 | 1,152 | 330,275 | 79,845 | 410,120 | 1,123 |
(3)利用率
| 区分 | 第52期 | 第53期 | ||
| (平成28年6月1日~平成29年5月31日) | (平成29年6月1日~平成30年5月31日) | |||
| 日帰 | ||||
| 各期間収容能力 | 729,270人 | 利用率 | 729,270人 | 利用率 |
| 各期間収容実績 | 337,564人 | 46% | 330,275人 | 45% |
| 宿泊 | ||||
| 各期間収容能力 | 182,500人 | 利用率 | 182,500人 | 利用率 |
| 各期間収容実績 | 83,102人 | 45% | 79,845人 | 43% |
(注)1.宿泊の収容能力は、定員数×営業日数(第52期365日、第53期365日)として算出しました。
2.日帰りの収容能力は、定員数×営業日数(第52期365日、第53期365日)として算出しました。
(4)部門別収入実績
| 区分 | 第52期 | 第53期 | ||||
| (平成28年6月1日~平成29年5月31日) | (平成29年6月1日~平成30年5月31日) | |||||
| カルナの館 (千円) | 旅館部 (千円) | 計(千円) | カルナの館 (千円) | 旅館部 (千円) | 計(千円) | |
| 入館料収入 | 145,776 | - | 145,776 | 141,747 | - | 141,747 |
| 旅館収入 | - | 1,168,603 | 1,168,603 | - | 1,140,482 | 1,140,482 |
| 食堂収入 | 41,159 | 8,953 | 50,112 | 37,347 | 7,245 | 44,593 |
| 売店収入 | 28,710 | 113,268 | 141,978 | 27,333 | 110,184 | 137,518 |
| 遊戯場収入 | 4,612 | - | 4,612 | 4,239 | - | 4,239 |
| 自販機収入 | 10,466 | 3,830 | 14,296 | 10,349 | 3,743 | 14,093 |
| その他収入 | 25,091 | 8,264 | 33,355 | 20,971 | 4,891 | 25,862 |
| 計 | 255,814 | 1,302,918 | 1,558,732 | 241,989 | 1,266,548 | 1,508,537 |
(注) その他の収入は、テナント収入、写真収入、その他であります。