有価証券報告書-第58期(2022/06/01-2023/05/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、ウクライナ危機による不安定な国際情勢を背景とした原材料や燃料価格の高騰などが景気の下押し要因となったものの、期後半には新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和されたことなどから個人消費が緩やかに回復し、企業収益も改善するなど、景気は持ち直しの動きを見せてまいりました。
宿泊・観光業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う国内移動の規制や外出の自粛、訪日外国人客の入国規制により旅行消費は大幅に減少、また地域や老人会、企業等の日帰り宴会につきましてもほぼ消失し、厳しい経営状況が続いておりましたが、行動制限の緩和が進み、感染症対策と社会経済活動の両立が徐々に進む中、全国旅行支援等の観光振興事業の後押しもあり、業績は回復基調に向かい、ようやく明るい兆しが見えてきております。
このような経営環境下、当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ83百万円減少し、2,374百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ196百万円減少し、1,485百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ112百万円増加し、889百万円となりました。
b経営成績
利用人数は宿泊では59,887名、前事業年度に比べ12,850名増加(27.3%増加)となり、日帰り宴会客数では2,341名、前事業年度に比べ1,035名増加(79.2%増加)となりました。日帰り温泉施設「カルナの館」の利用人数は257,043名、前事業年度に比べ14,236名増加(5.8%増加)となりました。
売上高は旅館部につきましては、1,044百万円(前事業年度に比べ38.3%増加)となりました。「カルナの館」につきましては186百万円(前事業年度に比べ18.2%増加)となりました。以上のような状況により売上高総額は1,231百万円(前事業年度に比べ34.8%増加)となりました。
売上原価につきましては、前事業年度に比べ101百万円増加の289百万円(前事業年度に比べ54.1%増加)となり、販売費及び一般管理費につきましては、前事業年度に比べ116百万円増加の888百万円(前事業年度に比べ15.0%増加)となりました。
結果、営業損益は53百万円の利益を計上(前事業年度は営業損失47百万円を計上)、経常損益は46百万円の利益を計上(前事業年度は経常損失46百万円を計上)、税引前当期純損益は112百万円の利益を計上(前事業年度は税引前当期純損失48百万円を計上)、当期純損益は111百万円の利益を計上(前事業年度は当期純損失49百万円を計上)いたしました。
②キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況でありますが、「営業活動による資金」が304百万円増加、「投資活動による資金」が206百万円減少、及び「財務活動による資金」が121百万円減少した結果、「現金及び現金同等物」の残高は、前期末(513百万円)に比較し23百万円減少し、489百万円となりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は304百万円の増加(前期は77百万円の増加)となりました。これは主に税引前当期純利益112百万円、減価償却費132百万円、未払消費税等の増加26百万円、売上債権の減少24百万円等によるものです。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は206百万円の減少(前期は61百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出206百万円等によるものです。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は121百万円の減少(前期は135百万円の増加)となりました。これは長期借入金の返済による支出121百万円によるものです。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①当事業年度の財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ83百万円減少の2,374百万円(前事業年度末は2,457百万円)となりました。
流動資産は588百万円(前事業年度末632百万円に比べ43百万円減少)となりました。現金及び預金が前事業年度末に比べ23百万円減少しておりますが、これは主に運転資金及び設備資金としての支出によるものです。また、売掛金が前事業年度末に比べ24百万円減少しておりますが、富山県観光キャンペーン事務局への売掛金の大幅な減少等によるものです。
固定資産は1,785百万円(前事業年度末1,825百万円に比べ40百万円減少)となりました。これは主に当事業年度における設備投資総額89百万円に対し、減価償却費130百万円により、有形固定資産が40百万円減少したことによるものです。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ196百万円減少の1,485百万円(前事業年度末は1,681百万円)となりました。
流動負債は437百万円(前事業年度末510百万円に比べ72百万円減少)となりました。これは主に前事業年度の大規模な改修工事関係の未払金の支払等により未払金が前事業年度末に比べ111百万円減少したこと、未払消費税等が前事業年度末に比べ26百万円増加したこと、1年内返済予定の長期借入金が前事業年度末に比べ12百万円増加したこと等によるものです。
固定負債は1,047百万円(前事業年度末1,171百万円に比べ123百万円減少)となりました。これは主に約定返済により長期借入金が前事業年度末に比べ134百万円減少したことによるものです。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ112百万円増加の889百万円(前事業年度末は776百万円)となりました。
2)経営成績
当事業年度の経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b経営成績」に記載のとおりであります。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5経理の状況 1財務諸表等 ⑴財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
営業の状況
(1)収容能力等
(注)1.大広間・中広間の定員数は、次の基準により算出しています。
大広間 1畳に1名収容
中広間 2畳に1名収容
2.「カルナの館」の定員数は男女更衣室のロッカー数により算出しました。
(2)各期別収容実績
(3)利用率
(注)1.宿泊の収容能力は、定員数×営業日数(第57期365日、第58期365日)として算出しました。
2.日帰りの収容能力は、定員数×営業日数(第57期365日、第58期365日)として算出しました。
(4)部門別収入実績
(注) その他収入は、テナント収入、その他であります。
当事業年度における当社の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、ウクライナ危機による不安定な国際情勢を背景とした原材料や燃料価格の高騰などが景気の下押し要因となったものの、期後半には新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和されたことなどから個人消費が緩やかに回復し、企業収益も改善するなど、景気は持ち直しの動きを見せてまいりました。
宿泊・観光業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う国内移動の規制や外出の自粛、訪日外国人客の入国規制により旅行消費は大幅に減少、また地域や老人会、企業等の日帰り宴会につきましてもほぼ消失し、厳しい経営状況が続いておりましたが、行動制限の緩和が進み、感染症対策と社会経済活動の両立が徐々に進む中、全国旅行支援等の観光振興事業の後押しもあり、業績は回復基調に向かい、ようやく明るい兆しが見えてきております。
このような経営環境下、当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ83百万円減少し、2,374百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ196百万円減少し、1,485百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ112百万円増加し、889百万円となりました。
b経営成績
利用人数は宿泊では59,887名、前事業年度に比べ12,850名増加(27.3%増加)となり、日帰り宴会客数では2,341名、前事業年度に比べ1,035名増加(79.2%増加)となりました。日帰り温泉施設「カルナの館」の利用人数は257,043名、前事業年度に比べ14,236名増加(5.8%増加)となりました。
売上高は旅館部につきましては、1,044百万円(前事業年度に比べ38.3%増加)となりました。「カルナの館」につきましては186百万円(前事業年度に比べ18.2%増加)となりました。以上のような状況により売上高総額は1,231百万円(前事業年度に比べ34.8%増加)となりました。
売上原価につきましては、前事業年度に比べ101百万円増加の289百万円(前事業年度に比べ54.1%増加)となり、販売費及び一般管理費につきましては、前事業年度に比べ116百万円増加の888百万円(前事業年度に比べ15.0%増加)となりました。
結果、営業損益は53百万円の利益を計上(前事業年度は営業損失47百万円を計上)、経常損益は46百万円の利益を計上(前事業年度は経常損失46百万円を計上)、税引前当期純損益は112百万円の利益を計上(前事業年度は税引前当期純損失48百万円を計上)、当期純損益は111百万円の利益を計上(前事業年度は当期純損失49百万円を計上)いたしました。
②キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況でありますが、「営業活動による資金」が304百万円増加、「投資活動による資金」が206百万円減少、及び「財務活動による資金」が121百万円減少した結果、「現金及び現金同等物」の残高は、前期末(513百万円)に比較し23百万円減少し、489百万円となりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は304百万円の増加(前期は77百万円の増加)となりました。これは主に税引前当期純利益112百万円、減価償却費132百万円、未払消費税等の増加26百万円、売上債権の減少24百万円等によるものです。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は206百万円の減少(前期は61百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出206百万円等によるものです。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は121百万円の減少(前期は135百万円の増加)となりました。これは長期借入金の返済による支出121百万円によるものです。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①当事業年度の財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ83百万円減少の2,374百万円(前事業年度末は2,457百万円)となりました。
流動資産は588百万円(前事業年度末632百万円に比べ43百万円減少)となりました。現金及び預金が前事業年度末に比べ23百万円減少しておりますが、これは主に運転資金及び設備資金としての支出によるものです。また、売掛金が前事業年度末に比べ24百万円減少しておりますが、富山県観光キャンペーン事務局への売掛金の大幅な減少等によるものです。
固定資産は1,785百万円(前事業年度末1,825百万円に比べ40百万円減少)となりました。これは主に当事業年度における設備投資総額89百万円に対し、減価償却費130百万円により、有形固定資産が40百万円減少したことによるものです。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ196百万円減少の1,485百万円(前事業年度末は1,681百万円)となりました。
流動負債は437百万円(前事業年度末510百万円に比べ72百万円減少)となりました。これは主に前事業年度の大規模な改修工事関係の未払金の支払等により未払金が前事業年度末に比べ111百万円減少したこと、未払消費税等が前事業年度末に比べ26百万円増加したこと、1年内返済予定の長期借入金が前事業年度末に比べ12百万円増加したこと等によるものです。
固定負債は1,047百万円(前事業年度末1,171百万円に比べ123百万円減少)となりました。これは主に約定返済により長期借入金が前事業年度末に比べ134百万円減少したことによるものです。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ112百万円増加の889百万円(前事業年度末は776百万円)となりました。
2)経営成績
当事業年度の経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b経営成績」に記載のとおりであります。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5経理の状況 1財務諸表等 ⑴財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
営業の状況
(1)収容能力等
| 区分 | 第57期末現在 | 第58期末現在 | ||
| 1日当たりの収容能力 | 1日当たりの収容能力 | |||
| 室数(室) | 定員数(人) | 室数(室) | 定員数(人) | |
| 建物 | ||||
| 客室 | 92 | 500 | 92 | 500 |
| 大広間 | 3 | 895 | 3 | 895 |
| 中広間 | 14 | 263 | 14 | 263 |
| カルナの館 | 1 | 840 | 1 | 840 |
| 計 | 110 | 2,498 | 110 | 2,498 |
| 駐車場 | バス 20台・普通乗用車 450台 | バス 20台・普通乗用車 450台 | ||
(注)1.大広間・中広間の定員数は、次の基準により算出しています。
大広間 1畳に1名収容
中広間 2畳に1名収容
2.「カルナの館」の定員数は男女更衣室のロッカー数により算出しました。
(2)各期別収容実績
| 区分 | 第57期 | 第58期 | ||||||
| (2021年6月1日~2022年5月31日) | (2022年6月1日~2023年5月31日) | |||||||
| 日帰(人) | 宿泊(人) | 計(人) | 1日平均 (人) | 日帰(人) | 宿泊(人) | 計(人) | 1日平均 (人) | |
| カルナの館 | 242,807 | - | 242,807 | 665 | 257,043 | - | 257,043 | 704 |
| 旅館部 | 1,306 | 47,037 | 48,343 | 132 | 2,341 | 59,887 | 62,228 | 170 |
| 計 | 244,113 | 47,037 | 291,150 | 797 | 259,384 | 59,887 | 319,271 | 874 |
(3)利用率
| 区分 | 第57期 | 第58期 | ||
| (2021年6月1日~2022年5月31日) | (2022年6月1日~2023年5月31日) | |||
| 日帰 | ||||
| 各期間収容能力 | 729,270人 | 利用率 | 729,270人 | 利用率 |
| 各期間収容実績 | 244,113人 | 33% | 259,384人 | 35% |
| 宿泊 | ||||
| 各期間収容能力 | 182,500人 | 利用率 | 182,500人 | 利用率 |
| 各期間収容実績 | 47,037人 | 25% | 59,887人 | 32% |
(注)1.宿泊の収容能力は、定員数×営業日数(第57期365日、第58期365日)として算出しました。
2.日帰りの収容能力は、定員数×営業日数(第57期365日、第58期365日)として算出しました。
(4)部門別収入実績
| 区分 | 第57期 | 第58期 | ||||
| (2021年6月1日~2022年5月31日) | (2022年6月1日~2023年5月31日) | |||||
| カルナの館 (千円) | 旅館部 (千円) | 計(千円) | カルナの館 (千円) | 旅館部 (千円) | 計(千円) | |
| 入館料収入 | 109,439 | - | 109,439 | 124,491 | - | 124,491 |
| 旅館収入 | - | 726,665 | 726,665 | - | 972,109 | 972,109 |
| 食堂収入 | 25,419 | - | 25,419 | 35,411 | 13 | 35,425 |
| 売店収入 | 9,800 | 17,218 | 27,019 | 12,155 | 61,494 | 73,650 |
| 遊戯場収入 | 589 | - | 589 | 724 | - | 724 |
| 自販機収入 | 2,258 | 1,286 | 3,545 | 2,667 | 1,649 | 4,316 |
| その他収入 | 10,559 | 9,840 | 20,399 | 11,542 | 9,193 | 20,736 |
| 計 | 158,067 | 755,011 | 913,078 | 186,993 | 1,044,460 | 1,231,454 |
(注) その他収入は、テナント収入、その他であります。