有価証券報告書-第59期(2023/06/01-2024/05/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行されるなど各種の行動制限の解除に伴い、社会経済活動の正常化の動きが進みました。
一方で、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に伴う資源価格の高騰、大幅な円安による物価上昇など事業環境の不確実性は依然として残っています。
宿泊・観光業界におきましては、都市部を中心にインバウンド需要の回復、北陸新幹線の敦賀延伸などにより、業績はコロナ前の水準に戻りつつあるところもありますが、当社におきましては、全国旅行支援の終了、また能登半島地震の発生などによるマイナスの影響を大きく受けることとなりました。
このような経営環境下、当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ217百万円増加し、2,592百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ127百万円増加し、1,613百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ89百万円増加し、978百万円となりました。
b経営成績
利用人数は宿泊では51,951名、前事業年度に比べ7,936名減少(13.2%減少)となり、日帰り宴会客数では4,446名、前事業年度に比べ2,105名増加(89.9%増加)となりました。日帰り温泉施設「カルナの館」の利用人数は251,455名、前事業年度に比べ5,588名減少(2.1%減少)となりました。
売上高は旅館部につきましては、959百万円(前事業年度に比べ8.1%減少)となりました。「カルナの館」につきましては188百万円(前事業年度に比べ0.5%増加)となりました。以上のような状況により売上高総額は1,147百万円(前事業年度に比べ6.8%減少)となりました。
売上原価につきましては、前事業年度に比べ14百万円減少の274百万円(前事業年度に比べ5.1%減少)となり、販売費及び一般管理費につきましては、前事業年度に比べ11百万円増加の899百万円(前事業年度に比べ1.2%増加)となりました。
結果、営業損益は27百万円の損失を計上(前事業年度は営業利益53百万円を計上)、経常損益は34百万円の損失を計上(前事業年度は経常利益46百万円を計上)、税引前当期純損益は88百万円の利益を計上(前事業年度は税引前当期純利益112百万円を計上)、当期純損益は87百万円の利益を計上(前事業年度は当期純利益111百万円を計上)いたしました。
②キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況でありますが、「営業活動による資金」が188百万円増加、「投資活動による資金」が325百万円減少、及び「財務活動による資金」が156百万円増加した結果、「現金及び現金同等物」の残高は、前期末(489百万円)に比較し19百万円増加し、509百万円となりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は188百万円の増加(前期は304百万円の増加)となりました。これは主に税引前当期純利益88百万円、減価償却費139百万円、未払又は未収消費税等の減少47百万円等によるものです。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は325百万円の減少(前期は206百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出318百万円等によるものです。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は156百万円の増加(前期は121百万円の減少)となりました。これは長期借入れによる収入300百万円、長期借入金の返済による支出143百万円によるものです。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①当事業年度の財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ217百万円増加の2,592百万円(前事業年度末は2,374百万円)となりました。
流動資産は624百万円(前事業年度末588百万円に比べ35百万円増加)となりました。現金及び預金が前事業年度末に比べ19百万円増加しており、運転資金につきましては十分に確保しております。
固定資産は1,967百万円(前事業年度末1,785百万円に比べ182百万円増加)となりました。これは主に当事業年度における設備投資総額317百万円に対し、減価償却費137百万円により、有形固定資産が181百万円増加したことによるものです。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ127百万円増加の1,613百万円(前事業年度末は1,485百万円)となりました。
流動負債は463百万円(前事業年度末437百万円に比べ25百万円増加)となりました。これは主に未払消費税等を計上していないことにより前事業年度末に比べ33百万円減少したこと、1年内返済予定の長期借入金が前事業年度末に比べ60百万円増加したこと等によるものです。
固定負債は1,149百万円(前事業年度末1,047百万円に比べ101百万円増加)となりました。これは主に設備投資に伴う長期借入金の調達により長期借入金が前事業年度末に比べ95百万円増加したことによるものです。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ89百万円増加の978百万円(前事業年度末は889百万円)となりました。
2)経営成績
当事業年度の経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b経営成績」に記載のとおりであります。
3)キャッシュ・フローの状況並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
aキャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(資金需要)
当社の事業活動における運転資金需要の主なものは、温泉旅館及び日帰り温泉施設の飲食材料品の仕入費、売店の商品仕入費、施設の修繕費等があります。また設備資金需要としては温泉旅館及び日帰り温泉施設の有形固定資産投資等があります。
(財務政策)
当社の事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入により、資金調達を行っております。
②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5経理の状況 1財務諸表等 ⑴財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
営業の状況
(1)収容能力等
(注)1.大広間・中広間の定員数は、次の基準により算出しています。
大広間 1畳に1名収容
中広間 2畳に1名収容
2.「カルナの館」の定員数は男女更衣室のロッカー数により算出しました。
(2)各期別収容実績
(3)利用率
(注)1.宿泊の収容能力は、定員数×営業日数(第58期365日、第59期366日)として算出しました。
2.日帰りの収容能力は、定員数×営業日数(第58期365日、第59期366日)として算出しました。
(4)部門別収入実績
(注) その他収入は、テナント収入、その他であります。
当事業年度における当社の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行されるなど各種の行動制限の解除に伴い、社会経済活動の正常化の動きが進みました。
一方で、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に伴う資源価格の高騰、大幅な円安による物価上昇など事業環境の不確実性は依然として残っています。
宿泊・観光業界におきましては、都市部を中心にインバウンド需要の回復、北陸新幹線の敦賀延伸などにより、業績はコロナ前の水準に戻りつつあるところもありますが、当社におきましては、全国旅行支援の終了、また能登半島地震の発生などによるマイナスの影響を大きく受けることとなりました。
このような経営環境下、当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ217百万円増加し、2,592百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ127百万円増加し、1,613百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ89百万円増加し、978百万円となりました。
b経営成績
利用人数は宿泊では51,951名、前事業年度に比べ7,936名減少(13.2%減少)となり、日帰り宴会客数では4,446名、前事業年度に比べ2,105名増加(89.9%増加)となりました。日帰り温泉施設「カルナの館」の利用人数は251,455名、前事業年度に比べ5,588名減少(2.1%減少)となりました。
売上高は旅館部につきましては、959百万円(前事業年度に比べ8.1%減少)となりました。「カルナの館」につきましては188百万円(前事業年度に比べ0.5%増加)となりました。以上のような状況により売上高総額は1,147百万円(前事業年度に比べ6.8%減少)となりました。
売上原価につきましては、前事業年度に比べ14百万円減少の274百万円(前事業年度に比べ5.1%減少)となり、販売費及び一般管理費につきましては、前事業年度に比べ11百万円増加の899百万円(前事業年度に比べ1.2%増加)となりました。
結果、営業損益は27百万円の損失を計上(前事業年度は営業利益53百万円を計上)、経常損益は34百万円の損失を計上(前事業年度は経常利益46百万円を計上)、税引前当期純損益は88百万円の利益を計上(前事業年度は税引前当期純利益112百万円を計上)、当期純損益は87百万円の利益を計上(前事業年度は当期純利益111百万円を計上)いたしました。
②キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況でありますが、「営業活動による資金」が188百万円増加、「投資活動による資金」が325百万円減少、及び「財務活動による資金」が156百万円増加した結果、「現金及び現金同等物」の残高は、前期末(489百万円)に比較し19百万円増加し、509百万円となりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は188百万円の増加(前期は304百万円の増加)となりました。これは主に税引前当期純利益88百万円、減価償却費139百万円、未払又は未収消費税等の減少47百万円等によるものです。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は325百万円の減少(前期は206百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出318百万円等によるものです。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は156百万円の増加(前期は121百万円の減少)となりました。これは長期借入れによる収入300百万円、長期借入金の返済による支出143百万円によるものです。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①当事業年度の財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ217百万円増加の2,592百万円(前事業年度末は2,374百万円)となりました。
流動資産は624百万円(前事業年度末588百万円に比べ35百万円増加)となりました。現金及び預金が前事業年度末に比べ19百万円増加しており、運転資金につきましては十分に確保しております。
固定資産は1,967百万円(前事業年度末1,785百万円に比べ182百万円増加)となりました。これは主に当事業年度における設備投資総額317百万円に対し、減価償却費137百万円により、有形固定資産が181百万円増加したことによるものです。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ127百万円増加の1,613百万円(前事業年度末は1,485百万円)となりました。
流動負債は463百万円(前事業年度末437百万円に比べ25百万円増加)となりました。これは主に未払消費税等を計上していないことにより前事業年度末に比べ33百万円減少したこと、1年内返済予定の長期借入金が前事業年度末に比べ60百万円増加したこと等によるものです。
固定負債は1,149百万円(前事業年度末1,047百万円に比べ101百万円増加)となりました。これは主に設備投資に伴う長期借入金の調達により長期借入金が前事業年度末に比べ95百万円増加したことによるものです。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ89百万円増加の978百万円(前事業年度末は889百万円)となりました。
2)経営成績
当事業年度の経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b経営成績」に記載のとおりであります。
3)キャッシュ・フローの状況並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
aキャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(資金需要)
当社の事業活動における運転資金需要の主なものは、温泉旅館及び日帰り温泉施設の飲食材料品の仕入費、売店の商品仕入費、施設の修繕費等があります。また設備資金需要としては温泉旅館及び日帰り温泉施設の有形固定資産投資等があります。
(財務政策)
当社の事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入により、資金調達を行っております。
②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5経理の状況 1財務諸表等 ⑴財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
営業の状況
(1)収容能力等
| 区分 | 第58期末現在 | 第59期末現在 | ||
| 1日当たりの収容能力 | 1日当たりの収容能力 | |||
| 室数(室) | 定員数(人) | 室数(室) | 定員数(人) | |
| 建物 | ||||
| 客室 | 92 | 500 | 92 | 500 |
| 大広間 | 3 | 895 | 3 | 895 |
| 中広間 | 14 | 263 | 14 | 263 |
| カルナの館 | 1 | 840 | 1 | 840 |
| 計 | 110 | 2,498 | 110 | 2,498 |
| 駐車場 | バス 20台・普通乗用車 450台 | バス 20台・普通乗用車 450台 | ||
(注)1.大広間・中広間の定員数は、次の基準により算出しています。
大広間 1畳に1名収容
中広間 2畳に1名収容
2.「カルナの館」の定員数は男女更衣室のロッカー数により算出しました。
(2)各期別収容実績
| 区分 | 第58期 | 第59期 | ||||||
| (2022年6月1日~2023年5月31日) | (2023年6月1日~2024年5月31日) | |||||||
| 日帰(人) | 宿泊(人) | 計(人) | 1日平均 (人) | 日帰(人) | 宿泊(人) | 計(人) | 1日平均 (人) | |
| カルナの館 | 257,043 | - | 257,043 | 704 | 251,455 | - | 251,455 | 687 |
| 旅館部 | 2,341 | 59,887 | 62,228 | 170 | 4,446 | 51,951 | 56,397 | 154 |
| 計 | 259,384 | 59,887 | 319,271 | 874 | 255,901 | 51,951 | 307,852 | 841 |
(3)利用率
| 区分 | 第58期 | 第59期 | ||
| (2022年6月1日~2023年5月31日) | (2023年6月1日~2024年5月31日) | |||
| 日帰 | ||||
| 各期間収容能力 | 729,270人 | 利用率 | 731,268人 | 利用率 |
| 各期間収容実績 | 259,384人 | 35% | 255,901人 | 34% |
| 宿泊 | ||||
| 各期間収容能力 | 182,500人 | 利用率 | 183,000人 | 利用率 |
| 各期間収容実績 | 59,887人 | 32% | 51,951人 | 28% |
(注)1.宿泊の収容能力は、定員数×営業日数(第58期365日、第59期366日)として算出しました。
2.日帰りの収容能力は、定員数×営業日数(第58期365日、第59期366日)として算出しました。
(4)部門別収入実績
| 区分 | 第58期 | 第59期 | ||||
| (2022年6月1日~2023年5月31日) | (2023年6月1日~2024年5月31日) | |||||
| カルナの館 (千円) | 旅館部 (千円) | 計(千円) | カルナの館 (千円) | 旅館部 (千円) | 計(千円) | |
| 入館料収入 | 124,491 | - | 124,491 | 124,783 | - | 124,783 |
| 旅館収入 | - | 972,109 | 972,109 | - | 907,624 | 907,624 |
| 食堂収入 | 35,411 | 13 | 35,425 | 36,831 | - | 36,831 |
| 売店収入 | 12,155 | 61,494 | 73,650 | 11,958 | 47,221 | 59,179 |
| 遊戯場収入 | 724 | - | 724 | 713 | - | 713 |
| 自販機収入 | 2,667 | 1,649 | 4,316 | 2,668 | 1,342 | 4,010 |
| その他収入 | 11,542 | 9,193 | 20,736 | 11,088 | 2,893 | 13,981 |
| 計 | 186,993 | 1,044,460 | 1,231,454 | 188,043 | 959,081 | 1,147,125 |
(注) その他収入は、テナント収入、その他であります。