有価証券報告書-第155期(平成30年2月1日-平成31年1月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
(単位:百万円)
当事業年度におけるわが国経済は、夏場の災害影響など景気の足踏みが懸念されたものの、全体的には、好調な企業業績、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費が持ち直すなど、堅調に推移しました。
飲食業界におきましては、消費が順調に推移する中で、原材料価格の高騰、人手不足による人件費の上昇、光熱水費の負担増加など、収益を圧迫する要因も見られました。
このような状況下、当社は、近年、コスト削減やスクラップ&ビルドの推進、積極的な新規顧客獲得、営業店支援体制の強化、外部人材の登用、不動産有効活用の推進などを実施して参りました。また、社内においては、人事制度の見直しや教育機会の拡充など、人材育成に注力いたしました。
その結果、当事業年度の業績につきましては、六本木の不動産収入増加や東京都美術館の通年営業が大きく寄与し、売上高は、3,427百万円と前年同期と比べ176百万円(5.4%増)の増収となりました。営業利益は、137百万円と前年同期と比べ144百万円(前年同期は営業損失7百万円)の増益となりました。経常利益は、155百万円と前年同期と比べ144百万円(前年同期は経常利益11百万円)の増益となり、当期純利益は182百万円と前年同期と比べ80百万円(79.0%増)の増益となり、12年ぶりに1億円を超える営業利益を計上することができました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(飲食業)
(単位:百万円)
当飲食業におきましては、上記の理由により、当事業年度のレストラン部門の売上高は1,991百万円と前年同期と比べ111百万円(5.9%増)の増収となりました。宴会他部門の売上高は1,317百万円と前年同期と比べ12百万円(1.0%減)の減収となりました。飲食業全体の売上高は3,308百万円と前年同期と比べ99百万円(3.1%増)の増収となりました。飲食業全体の営業利益は、49百万円と前年同期と比べ71百万円(前年同期は営業損失22百万円)の増益となりました。
(賃貸業)
(単位:百万円)
当賃貸業におきましても、上記の理由により、売上高は119百万円と前年同期と比べ78百万円(186.9%増)の増収となりました。営業利益は88百万円と前年同期と比べ73百万円(489.2%増)の増益となりました。
② 財政状態の状況
(単位:百万円)
当事業年度末における総資産は6,875百万円となり、前年同期と比べ2,370百万円増加しました。これは六本木の不動産収入増加や有価証券の償還により現金及び預金が2,846百万円増加したことが主たる要因であります。
当事業年度末における負債合計は前年同期と比べ2,294百万円増加し、3,417百万円となりました。この内前受収益が73百万円増加し、長期前受収益も2,274百万円増加しました。
当事業年度末における純資産は前年同期と比べ利益剰余金が174百万円増加し、その他有価証券評価差額金が98百万円減少しました。これらを主因として、純資産合計は前年同期と比べ76百万円増加し、3,459百万円となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
当事業年度における現金及び現金同等物は678百万円と前年同期と比べ120百万円(21.5%増)増加となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比べ長期前受収益が2,274百万円等の増加により得られた資金は2,584百万円と、前年同期と比べ2,469百万円(前年同期は115百万円の獲得)の増加となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の償還による収入が400百万円と増加しましたが、定期預金の預入による支出が4,198百万円及び定期預金の払戻による収入が1,472百万円等により、前年同期と比べ支出が2,438百万円(前年同期は14百万円の使用)の増加となり2,452百万円の使用となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額8百万円等により、12百万円の使用と、前年同期と比べ2百万円(13.5%減)の支出減少となりました。
④ 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。また、財務諸表の作成にあたって、会計上の見積りを必要とする繰延税金資産、貸倒引当金、たな卸資産の評価、固定資産の減損、退職給付に係る会計処理などについては、過去の実績や当該事象の状況を勘案して、合理的と考えられる方法に基づき見積りおよび判断をしております。ただし、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社は営業活動から生じるキャッシュ・フローを主たる資金の源泉としており、この内部生成資金が通常の事業活動、設備投資、法人税や配当の支払いなどをまかなうに足りると考えております。
大型投資による資金調達が必要となった場合には、財務状況や市場動向など経営環境を総合的に判断して、最適な方法で実施します。
当事業年度の営業キャッシュ・フローは、長期前受収益2,274百万円の計上を主因として、得られた資金は2,584百万円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出4,198百万円及び定期預金の払戻による収入1,472百万円により、使用した資金は2,452百万円となりました。
これらの結果、当事業年度末の現金及び現金同等物は678百万円となりました。手許流動性比率は17ヶ月程度で、今後の事業活動には十分な水準と判断しております。
⑥ 生産、受注及び販売の実績
a. 収容能力及び収容実績
当事業年度の収容能力(生産能力)と収容実績は次のとおりであります。
(注) 1 収容能力(人)は、各営業店とも客席数に営業日数を乗じて算出しております。
2 利用率(%)は、収容実績(人)を収容能力(人)で除して算出しております。
3 前年同期比(%)は、収容実績(人)の対前年同期比を示しております。
4 市川白馬亭店は、平成30年3月31日に閉店いたしました。
b. 受注実績
当社の事業の性格上、受注実績は販売実績と同額のため記載を省略しております。
c. 販売実績
(イ) セグメント別販売実績
当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
(注) 上記金額には消費税等は含まれておりません。
(ロ) 営業店別販売実績
当事業年度の販売実績を営業店別に示すと次のとおりであります。
(注) 1 市川白馬亭店は、平成30年3月31日に閉店いたしました。
2 上記金額には消費税等は含まれておりません。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
(単位:百万円)
| 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | |
| 平成31年1月期 | 3,427 | 137 | 155 | 182 |
| 平成30年1月期 | 3,251 | △7 | 11 | 102 |
| 増減 (増減率%) | 176 (5.4) | 144 (-) | 144 (-) | 80 (79.0) |
当事業年度におけるわが国経済は、夏場の災害影響など景気の足踏みが懸念されたものの、全体的には、好調な企業業績、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費が持ち直すなど、堅調に推移しました。
飲食業界におきましては、消費が順調に推移する中で、原材料価格の高騰、人手不足による人件費の上昇、光熱水費の負担増加など、収益を圧迫する要因も見られました。
このような状況下、当社は、近年、コスト削減やスクラップ&ビルドの推進、積極的な新規顧客獲得、営業店支援体制の強化、外部人材の登用、不動産有効活用の推進などを実施して参りました。また、社内においては、人事制度の見直しや教育機会の拡充など、人材育成に注力いたしました。
その結果、当事業年度の業績につきましては、六本木の不動産収入増加や東京都美術館の通年営業が大きく寄与し、売上高は、3,427百万円と前年同期と比べ176百万円(5.4%増)の増収となりました。営業利益は、137百万円と前年同期と比べ144百万円(前年同期は営業損失7百万円)の増益となりました。経常利益は、155百万円と前年同期と比べ144百万円(前年同期は経常利益11百万円)の増益となり、当期純利益は182百万円と前年同期と比べ80百万円(79.0%増)の増益となり、12年ぶりに1億円を超える営業利益を計上することができました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(飲食業)
(単位:百万円)
| 前期 | 当期 | 増減 | 増減率(%) | |
| 売上高 | 3,209 | 3,308 | 99 | 3.1 |
| セグメント利益 又は損失(△) | △22 | 49 | 71 | - |
当飲食業におきましては、上記の理由により、当事業年度のレストラン部門の売上高は1,991百万円と前年同期と比べ111百万円(5.9%増)の増収となりました。宴会他部門の売上高は1,317百万円と前年同期と比べ12百万円(1.0%減)の減収となりました。飲食業全体の売上高は3,308百万円と前年同期と比べ99百万円(3.1%増)の増収となりました。飲食業全体の営業利益は、49百万円と前年同期と比べ71百万円(前年同期は営業損失22百万円)の増益となりました。
(賃貸業)
(単位:百万円)
| 前期 | 当期 | 増減 | 増減率(%) | |
| 売上高 | 41 | 119 | 78 | 186.9 |
| セグメント利益 | 15 | 88 | 73 | 489.2 |
当賃貸業におきましても、上記の理由により、売上高は119百万円と前年同期と比べ78百万円(186.9%増)の増収となりました。営業利益は88百万円と前年同期と比べ73百万円(489.2%増)の増益となりました。
② 財政状態の状況
(単位:百万円)
| 平成30年1月期 | 平成31年1月機 | 増減 | |
| 資産の部 | 4,506 | 6,875 | 2,370 |
| 負債の部 | 1,123 | 3,417 | 2,294 |
| 純資産の部 | 3,383 | 3,459 | 76 |
当事業年度末における総資産は6,875百万円となり、前年同期と比べ2,370百万円増加しました。これは六本木の不動産収入増加や有価証券の償還により現金及び預金が2,846百万円増加したことが主たる要因であります。
当事業年度末における負債合計は前年同期と比べ2,294百万円増加し、3,417百万円となりました。この内前受収益が73百万円増加し、長期前受収益も2,274百万円増加しました。
当事業年度末における純資産は前年同期と比べ利益剰余金が174百万円増加し、その他有価証券評価差額金が98百万円減少しました。これらを主因として、純資産合計は前年同期と比べ76百万円増加し、3,459百万円となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
| 平成30年1月期 | 平成31年1月期 | 増減 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 115 | 2,584 | 2,469 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △14 | △2,452 | △2,438 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △13 | △12 | 2 |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 470 | 558 | 88 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | 558 | 678 | 120 |
当事業年度における現金及び現金同等物は678百万円と前年同期と比べ120百万円(21.5%増)増加となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比べ長期前受収益が2,274百万円等の増加により得られた資金は2,584百万円と、前年同期と比べ2,469百万円(前年同期は115百万円の獲得)の増加となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の償還による収入が400百万円と増加しましたが、定期預金の預入による支出が4,198百万円及び定期預金の払戻による収入が1,472百万円等により、前年同期と比べ支出が2,438百万円(前年同期は14百万円の使用)の増加となり2,452百万円の使用となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額8百万円等により、12百万円の使用と、前年同期と比べ2百万円(13.5%減)の支出減少となりました。
④ 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。また、財務諸表の作成にあたって、会計上の見積りを必要とする繰延税金資産、貸倒引当金、たな卸資産の評価、固定資産の減損、退職給付に係る会計処理などについては、過去の実績や当該事象の状況を勘案して、合理的と考えられる方法に基づき見積りおよび判断をしております。ただし、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社は営業活動から生じるキャッシュ・フローを主たる資金の源泉としており、この内部生成資金が通常の事業活動、設備投資、法人税や配当の支払いなどをまかなうに足りると考えております。
大型投資による資金調達が必要となった場合には、財務状況や市場動向など経営環境を総合的に判断して、最適な方法で実施します。
当事業年度の営業キャッシュ・フローは、長期前受収益2,274百万円の計上を主因として、得られた資金は2,584百万円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出4,198百万円及び定期預金の払戻による収入1,472百万円により、使用した資金は2,452百万円となりました。
これらの結果、当事業年度末の現金及び現金同等物は678百万円となりました。手許流動性比率は17ヶ月程度で、今後の事業活動には十分な水準と判断しております。
⑥ 生産、受注及び販売の実績
a. 収容能力及び収容実績
当事業年度の収容能力(生産能力)と収容実績は次のとおりであります。
| 営業店 | 第155期 (自 平成30年2月1日 至 平成31年1月31日) | |||
| 収容能力(人) | 収容実績(人) | 利用率(%) | 前年同期比(%) | |
| 上野 | ||||
| 宴会 | 364,000 | 112,987 | 31 | 94.3 |
| レストラン | 80,808 | 174,562 | 216 | 106.3 |
| 科学博物館 | ||||
| レストラン | 61,056 | 228,659 | 375 | 104.0 |
| 東京都美術館 | ||||
| レストラン | 152,304 | 304,373 | 200 | 136.2 |
| 3153 | ||||
| レストラン | 48,776 | 100,496 | 206 | 111.1 |
| 浅草 | ||||
| 宴会 | 61,740 | 5,896 | 10 | 75.1 |
| レストラン | 40,572 | 30,570 | 75 | 123.5 |
| 東京文化会館 | ||||
| レストラン | 60,273 | 294,733 | 489 | 104.8 |
| その他のレストラン | 87,287 | 139,662 | 160 | 79.4 |
(注) 1 収容能力(人)は、各営業店とも客席数に営業日数を乗じて算出しております。
2 利用率(%)は、収容実績(人)を収容能力(人)で除して算出しております。
3 前年同期比(%)は、収容実績(人)の対前年同期比を示しております。
4 市川白馬亭店は、平成30年3月31日に閉店いたしました。
b. 受注実績
当社の事業の性格上、受注実績は販売実績と同額のため記載を省略しております。
c. 販売実績
(イ) セグメント別販売実績
当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 第155期 (自 平成30年2月1日 至 平成31年1月31日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 1.飲食業 | ||
| レストラン | 1,991,016 | 105.9 |
| 宴会他 | 1,316,568 | 99.0 |
| 飲食業 計 | 3,307,584 | 103.1 |
| 2.賃貸業 | 119,015 | 286.9 |
| 合計 | 3,426,599 | 105.4 |
(注) 上記金額には消費税等は含まれておりません。
(ロ) 営業店別販売実績
当事業年度の販売実績を営業店別に示すと次のとおりであります。
| 営業店 | 第155期 (自 平成30年2月1日 至 平成31年1月31日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 本社 | 120,059 | 281.4 |
| 上野 | 1,648,877 | 99.5 |
| 科学博物館 | 199,317 | 108.2 |
| 東京都美術館 | 435,680 | 142.7 |
| 3153 | 260,508 | 106.6 |
| 浅草 | 61,591 | 86.3 |
| 東京文化会館 | 398,601 | 104.9 |
| 松屋 | 113,006 | 97.5 |
| 東京大学附属病院 | 104,261 | 94.3 |
| 大岡山 | 82,612 | 104.7 |
| 市川白馬亭 | 2,087 | 19.7 |
| 合計 | 3,426,599 | 105.4 |
(注) 1 市川白馬亭店は、平成30年3月31日に閉店いたしました。
2 上記金額には消費税等は含まれておりません。