四半期報告書-第25期第2四半期(平成28年7月1日-平成28年9月30日)

【提出】
2016/11/11 11:10
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【項目】
31項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景として個人消費に底堅さが見られるなど、緩やかな回復基調で推移しました。しかし、為替の円高進行に伴い、企業収益の改善に足踏みが見られたことに加え、中国をはじめとするアジア新興国の景気減速懸念や英国のEU離脱問題など海外発のリスク要因を抱え、先行き不透明な状況が続いております。
このような環境のもと、子育て支援事業における保育所のニーズは依然として高水準であり、当社グループでは、運営する施設を以下の通り新たに開設いたしました。
(保育所)
アスク芝公園保育園 (平成28年4月1日)
アスク池袋本町保育園 (平成28年4月1日)
アスク上新田保育園 (平成28年4月1日)
アスク東比恵保育園 (平成28年4月1日)
アスクみはらしの丘保育園 (平成28年4月1日)
アスク御殿浜保育園 (平成28年4月1日)
アスク志段味保育園 (平成28年4月1日)
アスク名東藤が丘保育園 (平成28年4月1日)
アスク山田かぎとり保育園 (平成28年4月1日)
アスクりゅうほく保育園 (平成28年7月1日)
アスク辻堂保育園 (平成28年8月1日)
アスクこくば保育園 (平成28年9月1日)
(学童クラブ)
竹町こどもクラブ (平成28年4月1日)
千石第一育成室 (平成28年4月1日)
千石第二育成室 (平成28年4月1日)
茗台育成室 (平成28年4月1日)
尾張旭市渋川児童クラブ (平成28年4月1日)
尾張旭市瑞鳳児童クラブ (平成28年4月1日)
はなばたけ学童クラブ (平成28年9月12日)
(児童館)
千石児童館 (平成28年4月1日)
尾張旭市渋川児童館 (平成28年4月1日)
尾張旭市瑞鳳児童館 (平成28年4月1日)
(民間学童クラブ)
AEL湯島 (平成28年9月1日)
上記の他、平成28年9月30日付で相鉄アメニティライフ株式会社の株式を取得し、株式会社アメニティライフとして子会社化したことに伴い、GENKIDS緑園都市保育園、GENKIDS瀬谷保育園、GENKIDSいずみ中央保育園、GENKIDS星川保育園の保育所4園及びエルフィーキッズ二俣川、エルフィーキッズ緑園都市、エルフィーキッズ鶴ヶ峰の民間学童クラブ3施設が当社グループの運営施設となりました。
その結果、保育所の数は171園、学童クラブは62施設、児童館は12施設、民間学童クラブは4施設となり、子育て支援施設の合計は249施設となりました。
なお、平成25年4月より運営しておりました柳北保育室は認可保育所アスクりゅうほく保育園として移転し、平成28年7月に新たに開園いたしました。
以上より、当第2四半期連結累計期間における連結売上高は10,973百万円(前年同期比10.4%増)となり、営業利益は351百万円(同40.3%減)、経常利益は437百万円(同31.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は279百万円(同33.3%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は22,296百万円(前期末比777百万円増)となりました。
流動資産は7,104百万円(同150百万円増)となりましたが、これは、主に現金及び預金が525百万円増加した一方で、未収入金が198百万円、その他(未収消費税等)が144百万円減少したこと等によるものであります。
固定資産は15,191百万円(同626百万円増)となっております。これは、主に建物及び構築物が1,333百万円、工具、器具及び備品が57百万円、のれんが303百万円、無形固定資産その他が99百万円、長期貸付金が174百万円増加した一方で、建設仮勘定が1,377百万円減少したこと等によるものであります。
また、負債合計は15,709百万円(同760百万円増)となりました。
流動負債は6,255百万円(同305百万円増)となりましたが、これは、主に短期借入金が500百万円増加した一方で、未払金が228百万円減少したこと等によるものであります。
固定負債は9,453百万円(同454百万円増)となっておりますが、これは、主に長期借入金が275百万円、退職給付に係る負債が53百万円、資産除去債務が77百万円、その他が50百万円増加したこと等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は6,587百万円(同16百万円増)となっております。これは、主に自己株式が178百万円、利益剰余金が159百万円減少したこと等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の獲得1,101百万円、投資活動による資金の支出1,065百万円、財務活動による資金の獲得489百万円により、前期末に比べ525百万円増加し4,324百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の獲得は1,101百万円(前第2四半期連結累計期間は1,001百万円の獲得)となっております。
これは、税金等調整前四半期純利益が436百万円、減価償却費が313百万円、前受金の増加額が180百万円、たな卸資産の減少額が69百万円、その他が513百万円ありましたが、法人税等の支払額が412百万円あったこと等によるものであります。
また、前第2四半期連結累計期間と比較して獲得した資金が99百万円増加しております。これは、税金等調整前四半期純利益が175百万円減少した一方で、その他による資金の獲得が252百万円増加したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の支出は1,065百万円(同326百万円の支出)となっております。
これは、長期貸付金の回収による収入が103百万円ありましたが、有形固定資産の取得による支出が423百万円、長期貸付けによる支出が256百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が349百万円、無形固定資産の取得による支出が95百万円あったこと等によるものであります。
また、前第2四半期連結累計期間と比較して資金の支出が739百万円増加しております。これは、投資有価証券の取得による支出が278百万円減少した一方で、投資有価証券の売却及び償還による収入が300百万円減少し、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が349百万円、長期貸付けによる支出が188百万円、無形固定資産の取得による支出が95百万円、有形固定資産の取得による支出が40百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の獲得は489百万円(同1,848百万円の支出)となっております。
これは、短期借入れによる収入が500百万円、長期借入れによる収入が1,762百万円、自己株式の処分による収入が209百万円ありましたが、長期借入金の返済による支出が1,545百万円、配当金の支払額が435百万円あったこと等によるものであります。
また、前第2四半期連結累計期間(1,848百万円の資金の支出)と比較して、資金の獲得に転じ2,338百万円の資金の増加となっております。これは、短期借入れによる収入が500百万円、長期借入れによる収入が1,762百万円、自己株式の処分による収入が209百万円増加した一方で、配当金の支払額が102百万円増加したこと等によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 従業員数
① 連結会社の状況
当第2四半期連結累計期間において、当社グループは業容の拡大に伴い、子育て支援事業において349名増加しております。
なお、従業員数は就業人員数であります。
② 提出会社の状況
当第2四半期累計期間において、当社における従業員数は管理部門の強化等に伴い、3名増加しております。
なお、従業員数は就業人員数であります。
(7) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間に株式会社日本保育サービスの保育所等の開園により、主要な設備が次の通り変動しております。
会社名事業所名
(所在地)
セグメントの名称設備の内容開園年月
㈱JPホールディングス保育所1園
(山形県)
子育て支援事業保育所事業用
建物
平成28年4月
保育所1園
(滋賀県)
子育て支援事業保育所事業用
建物
平成28年4月
保育所1園
(大阪府)
子育て支援事業保育所事業用
建物
平成28年4月
保育所1園
(東京都)
子育て支援事業保育所事業用
建物
平成28年7月
保育所1園
(沖縄県)
子育て支援事業保育所事業用
建物
平成28年9月
㈱日本保育サービス保育所1園
(宮城県)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成28年4月
保育所1園
(山形県)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成28年4月
保育所3園
(東京都)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成28年4月~7月
保育所2園
(愛知県)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成28年4月
保育所1園
(滋賀県)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成28年4月
保育所1園
(大阪府)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成28年4月
保育所1園
(福岡県)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成28年4月
保育所1園
(神奈川県)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成28年8月
保育所1園
(沖縄県)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成28年9月
民間学童クラブ1施設
(東京都)
子育て支援事業学童クラブ
内装設備等
平成28年9月


当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画は次の通りであります。
主な設備投資は子育て支援事業における保育所等の設備等であり、保育所については当第2四半期連結会計期間末において許認可の内定を得られたもののみ開示しております。
会社名株式会社JPホールディングス

事業所名
(所在地)
セグメントの名称設備の
内容
投資予定額資金調達
方法
着手年月完了予定年月完成後の
増加能力
総額
(千円)
既支払額
(千円)
保育所事業用
施設1カ所
(宮城県)
子育て支援
事業
建物等154,3502,100借入金及び自己資金平成28年9月平成29年4月-
保育所事業用
施設1カ所
(福島県)
子育て支援
事業
建物等198,849198,849借入金及び自己資金平成27年1月平成28年10月-
保育所事業用
施設2カ所
(沖縄県)
子育て支援
事業
建物等399,580111,879借入金及び自己資金平成28年9月平成29年4月~
平成29年6月
-

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
会社名株式会社日本保育サービス

事業所名
(所在地)
セグメントの名称設備の
内容
投資予定額資金調達
方法
着手年月完了予定年月完成後の
増加能力
総額
(千円)
既支払額
(千円)
保育所1園
(宮城県)
子育て支援
事業
保 育 所
内装設備等
87,857-借入金及び自己資金平成28年12月平成29年4月受入定員
約105人
保育所1園
(福島県)
子育て支援
事業
保 育 所
内装設備等
88,50025,500借入金及び自己資金平成28年1月平成28年10月受入定員
約130人
保育所7園
(東京都)
子育て支援
事業
保 育 所
内装設備等
1,133,099308,243借入金及び自己資金平成28年4月~
平成28年11月
平成28年11月~
平成29年4月
受入定員
約605人
保育所2園
(神奈川県)
子育て支援
事業
保 育 所
内装設備等
317,70091,000借入金及び自己資金平成28年9月~
平成28年11月
平成29年4月受入定員
約190人
保育所1園
(福岡県)
子育て支援
事業
保 育 所
内装設備等
178,8001,000借入金及び自己資金平成28年12月平成29年4月受入定員
約105人
保育所2園
(沖縄県)
子育て支援
事業
保 育 所
内装設備等
159,4283,015借入金及び自己資金平成28年2月~
平成28年11月
平成29年4月~
平成29年6月
受入定員
約210人
民間学童クラブ
1施設
(神奈川県)
子育て支援
事業
学童クラブ
内装設備等
85,009-借入金及び自己資金平成29年2月平成29年4月受入定員
約85人

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。