訂正四半期報告書-第23期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2017/08/10 11:47
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【項目】
30項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績が堅調に推移するなど明るい兆しも見られましたが、輸入物価の上昇や消費税率引き上げにともない落ち込んだ個人消費の回復に遅れがみられるなど、不安要素が払拭出来ない状況となりました。
このような環境のもと、子育て支援事業における保育所のニーズは依然として高水準であり、当社グループでは、運営する施設を以下の通り新たに開設いたしました。
(保育所)
アスク古布内保育園 (平成26年4月1日)
アスク桑園保育園 (平成26年4月1日)
アスクおぎくぼ保育園 (平成26年4月1日)
アスクおぎくぼ保育園天沼分園 (平成26年4月1日)
アスク新宿南町保育園 (平成26年4月1日)
アスク生田保育園 (平成26年4月1日)
アスク大和南保育園 (平成26年4月1日)
アスク宮崎台保育園 (平成26年4月1日)
アスク八乙女保育園 (平成26年4月1日)
アスク富沢保育園 (平成26年4月1日)
アスク南堀江保育園 (平成26年4月1日)
アスクうちんだい保育園 (平成26年4月1日)
アスク花小金井保育園 (平成26年6月1日)
アスク茅ヶ崎さざん保育園 (平成26年8月1日)
(学童クラブ)
わくわく四岩ひろば (平成26年4月1日)
プレディ日本橋 (平成26年4月1日)
うえのはら第1学童クラブ (平成26年4月1日)
うえのはら第2学童クラブ (平成26年4月1日)
その結果、保育所の数は143園、学童クラブは46施設、児童館は8施設となり、子育て支援施設の合計は197ヶ所となりました。
以上より、当第2四半期連結累計期間における連結売上高は8,638百万円(前年同期比13.5%増)となり、営業利益は504百万円(同15.2%減)、経常利益は566百万円(同21.5%減)、四半期純利益は353百万円(同17.6%減)となりました。
前年同期に比べて営業利益が減少しているのは、職員採用の進捗に遅れがあり、お預かりする子どもを十分に受け入れることができていないことや、消費税率引き上げ前の前期末に前倒しで購入した消耗品について、当期に売上原価として費用計上したこと(82百万円)等によるものであります。また、前年同期に比べて経常利益及び四半期純利益が減少しているのは、営業利益の減少のほか、前年同期には営業外収益として社員研修活動に対する補助金収入(109百万円)が計上されていたためであります。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は18,831百万円(前期末比5,310百万円増)となりました。
流動資産は7,808百万円(同4,090百万円増)となりましたが、これは、主に有価証券が3,927百万円、現金及び預金が346百万円増加した一方で、たな卸資産が56百万円、未収入金が23百万円減少したこと等によるものであります。
固定資産は11,023百万円(同1,219百万円増)となっております。これは、主に建物及び構築物が924百万円、長期貸付金が380百万円、投資有価証券が308百万円、土地が242百万円増加した一方で、建設仮勘定が906百万円減少したこと等によるものであります。
また、負債合計は13,719百万円(同5,232百万円増)となりました。
流動負債は5,774百万円(同1,437百万円増)となりましたが、これは、主に1年内返済予定の長期借入金が1,219百万円、前受金が977百万円増加した一方で、未払金が596百万円、未払法人税等が162百万円減少したためであります。
固定負債は7,945百万円(同3,795百万円増)となっておりますが、これは、主に長期借入金が3,748百万円増加したことが要因であります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は5,111百万円(同77百万円増)となっております。これは、主に利益剰余金が53百万円増加したためであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の獲得1,506百万円、投資活動による資金の支出3,697百万円、財務活動による資金の獲得4,666百万円により、前期末に比べ2,475百万円増加し4,284百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の獲得は1,506百万円(前第2四半期連結累計期間は1,226百万円の獲得)となっております。
これは、税金等調整前四半期純利益566百万円及び減価償却費が232百万円、前受金の増加額が977百万円、たな卸資産の減少額が56百万円、退職給付に係る負債の増加額が26百万円ありましたが、法人税等の支払額が464百万円あったためであります。
また、前第2四半期連結累計期間と比較して279百万円獲得した資金が増加しております。これは、税金等調整前四半期純利益が154百万円減少し、前受金の減少による資金の減少額が149百万円、法人税等の支払額の増加による資金の減少額が84百万円ありましたが、未収入金の減少による資金の増加額が345百万円、未払金及び未払費用の増加による資金の増加額が140百万円、減価償却費の増加による資金の増加額が51百万円、退職給付に係る負債の増加による資金の増加額が39百万円、たな卸資産の減少による資金の増加額が31百万円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の支出は3,697百万円(同1,941百万円の支出)となっております。
これは、保険積立金の解約による収入が84百万円ありましたが、有価証券の増加による支出が1,496百万円、有形固定資産の取得による支出が1,191百万円、投資有価証券の取得による支出が575百万円、長期貸付けによる支出が494百万円あったこと等によるものであります。
また、前第2四半期連結累計期間と比較して1,755百万円資金の支出が増加しております。これは、有形固定資産の取得による支出が243百万円減少し、保険積立金の解約による収入が84百万円増加しましたが、有価証券の増加による支出が1,496百万円、投資有価証券の取得による支出が575百万円、長期貸付けによる支出が47百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の獲得は4,666百万円(同506百万円の支出)となっております。
これは、長期借入金による収入が6,200百万円ありましたが、長期借入金の返済による支出が1,232百万円、配当金の支払額が297百万円あったためであります。
また、前第2四半期連結累計期間(506百万円の資金の支出)と比較して、資金の獲得に転じ5,173百万円の資金の増加となっております。これは、長期借入金の返済による支出が491百万円、配当金の支払額が35百万円増加しましたが、長期借入れによる収入が5,700百万円増加したことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 従業員数
① 連結会社の状況
当第2四半期連結累計期間において、当社グループは業容の拡大に伴い、子育て支援事業において209名増加しております。
なお、従業員数は就業人員数であります。
② 提出会社の状況
当第2四半期累計期間において、当社における従業員数は、2名増加しております。
なお、従業員数は就業人員数であります。
(7) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間に株式会社日本保育サービスの保育所の開園により、主要な設備が次の通り変動しております。
会社名事業所名
(所在地)
セグメントの名称設備の内容開園年月
㈱日本保育
サービス
保育所1園
(北海道)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成26年4月
保育所2園
(宮城県)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成26年4月
保育所1園
(千葉県)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成26年4月
保育所3園
(東京都)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成26年4~9月
保育所4園
(神奈川県)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成26年4~8月
保育所2園
(大阪府)
子育て支援事業保 育 所
内装設備等
平成26年4月
㈱JPホールディングス保育所1園
(宮城県)
子育て支援事業保育所事業用
建物
平成26年4月
保育所1園
(千葉県)
子育て支援事業保育所事業用
建物
平成26年4月

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設の計画について、当第2四半期連結累計期間に著しい変更はありません。