有価証券報告書-第52期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/22 9:50
【資料】
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【項目】
105項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められた会計基準に基づき作成されております。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。
(2)当連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの分析
a)財務分析
<資産>当連結会計年度末における資産の残高は50億11百万円となり、前連結会計年度末に比べ55百万円減少しました。これは主に現金及び預金が2億38百万円増加したものの、有価証券が3億1百万円減少したこと等によるものです。
<負債>当連結会計年度末における負債の残高は12億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ50百万円増加しました。これは主に買掛金が59百万円増加したこと等によるものです。
<純資産>当連結会計年度末における純資産の残高は37億79百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億6百万円減少しました。これは主にその他有価証券評価差額金が1億31百万円減少したこと等によるものです。
b)損益分析
損益分析については、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載のとおりであります。
c)資本の財源及び資金の流動性についての分析(キャッシュ・フローの分析)
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 4 事業等のリス
ク」に記載のとおりであります。
(4)経営戦略の現状と見通し
日銀が2016年4月1日に発表した2016年3月の企業短期経済観測調査(短観)によると、2016年度のソフトウェア投資計画額は、大企業(全産業)で前年度比0.5%増、中堅企業(全産業)で前年度比11.5%増となっており、当社グループを取り巻く事業環境は、不透明感が続くものの底堅く推移するものと予想されます。
次連結会計年度(平成29年3月期)の通期業績としては、売上高84億円(前連結会計年度比3.3%増)、営業利益3億70百万円(前連結会計年度比5.4%増)、経常利益3億85百万円(前連結会計年度比2.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2億50百万円(前連結会計年度比5.0%増)を予想しております。