四半期報告書-第33期第3四半期(平成30年12月1日-平成31年2月28日)

【提出】
2019/04/15 16:30
【資料】
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【項目】
27項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成30年6月1日~平成31年2月28日)におけるわが国経済は、先行きについて通商問題の動向が世界経済に与える影響や、中国経済の先行き、海外経済の動向と政策に関する不確実性、金融資本市場の変動の影響に留意する必要があるものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで、緩やかな回復が続くことが期待されております。
調剤薬局業界におきましては、医療費抑制等の社会的要請を背景に後発医薬品の使用拡大及びセルフメディケーションに対する取組み強化、並びに厚生労働省の発表した「患者のための薬局ビジョン」への対応が求められる中、周辺業種からの参入により競争が激化すると同時に、平成30年4月の診療報酬・薬価改定の影響は大変厳しいものとなっており、一層の経営努力が求められる事業環境となっております。
こうしたなか、当社グループは平成30年11月8日に「中期経営計画SFG(Steps for Future Growth)2021 ~成長を目指した経営基盤の構築」を公表し、①調剤薬局事業における競争力の強化及び新規出店並びにM&Aの加速、②物販事業の拡大及び収益性の向上、③業務手法とグループ組織構造の見直しによる収益構造の改善、を推進しております。当社グループは、本計画に基づき競争力の強化を行うための高齢者に対する健康寿命延伸プログラムとして「継続支援プログラム」「ヘルシーライフアドバイザー」を推進する等の他、従来からの地域医療(在宅医療及び施設調剤)、後発医薬品使用拡大及び電子お薬手帳の普及・推進、また、セルフメディケーションへの対応や健康保険制度外事業の拡大等についても継続的に推進してまいりました。
当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高38,510百万円(前年同期比5.9%減)、営業利益281百万円(同70.6%減)、経常利益218百万円(同75.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失110百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益238百万円)となりました。
売上高につきましては、平成30年4月の診療報酬・薬価改定の影響による調剤薬局事業における売上減少により、前年同四半期比減収となりました。
また、利益面においては、物販事業は着実な採算改善の傾向が見られるものの、調剤薬局事業における平成30年4月の診療報酬・薬価改定の影響による利益減少により、営業利益は前年同四半期比減益となりました。
財政状態につきましては、当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は24,138百万円となり、前連結会計年度末残高24,265百万円に対し、126百万円減少いたしました。主な要因は、回収による未収入金、償却等によるのれんや有形固定資産その他の残高が減少したことによるものであります。
負債の残高は18,612百万円となり、前連結会計年度末残高18,640百万円に対し、28百万円減少いたしました。主な要因は、支払等による買掛金や返済による一年内返済予定の長期借入金の残高の減少や起債による社債の残高の増加によるものであります。
純資産の残高は5,526百万円となり、前連結会計年度末残高5,624百万円に対し、98百万円減少いたしました。主な要因は、当社の配当金支払による利益剰余金の減少の一方で、新株の発行に伴う資本金、資本剰余金の残高の増加によるものであります。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
(調剤薬局事業)
当第3四半期連結累計期間における調剤薬局店舗は、10店舗増加、5店舗減少で、当第3四半期連結累計期間末時点において当社グループが運営する店舗数は260店舗となりました。増加した店舗は、連結子会社化した株式会社ケミストの6店舗(長崎県)、ファーマライズ株式会社が経営する群馬県の1店舗及び埼玉県の1店舗、並びに、北海道ファーマライズ株式会社が経営する北海道の1店舗、関西ファーマライズ株式会社が経営する大阪府の1店舗であります。
薬局運営面につきましては、選ばれる「かかりつけ薬局」となるために、①地域医療(在宅医療及び施設調剤)の実施、②後発医薬品推進、③患者情報の一元管理や重複投与・飲み合わせ・残薬確認強化の観点から電子お薬手帳「ポケットファーマシー」の利用促進、④24時間対応に向けた取組みを継続しております。
また、一般用医薬品や健康食品等のセルフメディケーション関連商品の販売及び健康支援イベント等も実施するセルフメディケーション・サポート店舗の展開に対する取組みも、継続的に推進しております。
これらにより、当第3四半期連結累計期間における調剤薬局事業の業績は、売上高は30,176百万円(前年同期比7.0%減)、セグメント利益は524百万円(同56.2%減)となりました。
(物販事業)
物販事業の主な内容は、薬ヒグチ&ファーマライズ株式会社によるドラッグストア等の運営事業、北海道ファーマライズ株式会社による化粧品等販売事業、及び新世薬品株式会社によるコンビニエンスストアの運営事業であります。
本事業における当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は6,956百万円(前年同期比2.4%減)、セグメント損失は114百万円(同40.3%減)となりました。これは、コンビニエンスストア及びドラッグストアの運営事業が採算改善の途上にあることが主な要因であります。
なお、当第3四半期連結累計期間における調剤を併設しない本セグメントの店舗数は1店舗増加、1店舗減少で、当第3四半期連結累計期間末時点において当グループが運営する店舗数は53店舗となりました。
(医学資料保管・管理事業)
医学資料保管・管理事業は、調剤薬局事業の周辺業務として、株式会社寿データバンクが手掛ける紙カルテやレントゲンフィルム等の保管・管理事業であります。現時点では医学資料の保管・管理に対する需要は継続的に発生しておりますが、保管年数の短縮化等、経費削減の動きが徐々に発生してきており、新規需要の獲得に向け積極的な営業活動を展開しております。
このような環境下、当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高は523百万円(前年同期比6.4%減)、セグメント利益は73百万円(同29.8%減)となりました。
(医療モール経営事業)
医療モール経営事業は、北海道ファーマライズ株式会社がJR札幌駅内の「JRタワーオフィスプラザさっぽろ」で運営している医療モールに係る事業です。
医療モール経営事業においては、システム導入等に係る費用が発生しておりますが、売上高については堅調に推移しており、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は383百万円(前年同期比0.0%減)、セグメント利益は69百万円(同22.9%減)となりました。
(その他)
その他の事業の主な内容は、株式会社ミュートスで行っている製薬企業等向けのシステムインテグレーション事業等、ファーマライズ株式会社の子会社である株式会社レイケアセンターによる人材派遣事業、新世薬品株式会社で行っている文具等の販売事業等であります。
その他の事業における当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は470百万円(前年同期比16.1%増)、セグメント損失は9百万円(前年同四半期はセグメント損失2百万円)となりました。
(2) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は10百万円であります。

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