四半期報告書-第21期第1四半期(平成31年1月1日-平成31年3月31日)
(1)業績の概況
当第1四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年3月31日)における世界の経済環境は、米中貿易摩擦による世界的な供給網の混乱や英国のEU離脱に向けた動き等により世界同時減速が懸念されております。このような中、日本の経済環境は雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が持ち直し傾向にあるものの、物価上昇による実質所得の伸び悩みから緩やかな改善にとどまっております。また、米国の経済環境は政府機関の閉鎖、寒波等により個人消費が一時的に減速したものの底堅く推移しており、内需の堅調さを背景に企業景況感は緩やかに回復が続くものと見られます。
インターネットを取り巻く環境は、引き続きスマートフォンやタブレット等のモバイル端末の普及が進み、Eコマース市場や各種インターネット関連サービス市場等は成長を続けております。また、IoT、AIに代表されるデジタル技術は進化し続けており、様々な場面においてデジタル化が進んでおります。ゴルフ市場においても同様に、ゴルファーの需要スタイルは日々変化しております。
このような環境下、当社グループはゴルフ専門のITサービス企業として、圧倒的な情報量とゴルフに特化したサービス力を強みに、ゴルファーにより快適で楽しいゴルフライフを提供してまいりました。また、今期は企業価値の最大化を目指し「グローバルなゴルフ総合サービス企業」へ成長することを方針とした「5か年中期経営方針」の初年度に当たります。この方針に基づき、国内事業では引き続き売上拡大を目指すとともに利益の維持に努めてまいりました。海外事業では連結子会社が利益貢献を早期実現するためにマネジメントの強化とオペレーションの向上に注力してまいりました。また、新規事業においては、新たな収益モデルの構築を目指してまいりました。
(財政状態)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ327百万円増加し、18,564百万円となりました。また、負債は前連結会計年度末に比べ672百万円増加の12,701百万円となり、純資産は前連結会計年度末に比べ345百万円減少の5,862百万円となりました。
主要な勘定残高は、商品が317百万円増加したほか、前受金が968百万円、買掛金が209百万円それぞれ増加、長期借入金334百万円、未払法人税等が291百万円それぞれ減少しました。利益剰余金は親会社株主に帰属する四半期純損失の計上及び配当の支払いにより347百万円減少となりました。
(経営成績)
当第1四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年3月31日)の経営成績は、売上高7,553百万円(前年同期比45.3%増)、営業利益△147百万円(前年同期営業利益45百万円)、経常利益△152百万円(前年同期経常利益44百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失203百万円(前年同期親会社に帰属する四半期純損失20百万円)となりました。
主要セグメント別の業績は次の通りであります。
「国内」セグメント
当第1四半期連結累計期間における「国内」セグメントの業績は、各サービスともに好調に推移したことから売上高は5,948百万円(前年同期比14.4%増)と売上高は2桁成長を継続することができました。また、セグメント利益は164百万円(前年同期比88.0%増)となりました。
「海外」セグメント
当第1四半期連結累計期間における「海外」セグメントの業績は、2018年7月に連結子会社となったGolfTEC Enterprises LLC(以下、「米国GOLFTEC」といいます。)が好調に推移し、売上高1,604百万円(前年同期売上高-百万円)となりました。また、米国GOLFTECにおいて積極的なマーケティング活動に先行して行ったことに加え、米国GOLFTECの子会社化に伴い発生したのれんの償却等により、セグメント損失312百万円(前年同期セグメント損失42百万円)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
2018年12月期は、当社グループにとって2016年12月期を「第二創業期」のスタートと位置付けた中期経営計画(2016年~2018年)の最終年度でありました。この間、既存事業の着実な成長とともに、海外展開、新規事業等に着手し、特に海外展開についてはアメリカ最大のゴルフレッスンチェーンを運営する米国GOLFTECを子会社化する等、本格的な事業展開を始めることができました。数値目標として掲げておりました売上高は年平均成長率2桁以上、配当性向2割の継続は達成したものの、営業利益に関しては目標値を修正したものの、未達成となりました。このような結果を踏まえるとともに、今後の経営環境と当社グループの今後の中長期的な成長を再考し、2019年2月12日に2019年12月期を初年度とする5か年の中期経営方針を策定しました。5か年中期経営方針の骨子はその先10年の継続成長を見据え、「ゴルフで世界をつなぐ」という当社グループのミッションを実現可能とする人的・物的基盤を構築することです。そのために、既存のお客様一人一人との関係を深める(顧客関係の深化)と同時に、新しいお客様との出会いを創出する(顧客層の拡大)ことをテーマとしております。国内事業においては全体オペレーションの効率化とスケールメリットの獲得を目指し、海外事業においては主要ターゲットをアメリカとして連結子会社の早期の業績貢献を目指すとともに積極的・効率的なグローバル展開を可能とする管理運営体制を構築してまいります。また、新規事業においては新たな収益モデルを構築し当社グループの成長への貢献を目指してまいります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年3月31日)における世界の経済環境は、米中貿易摩擦による世界的な供給網の混乱や英国のEU離脱に向けた動き等により世界同時減速が懸念されております。このような中、日本の経済環境は雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が持ち直し傾向にあるものの、物価上昇による実質所得の伸び悩みから緩やかな改善にとどまっております。また、米国の経済環境は政府機関の閉鎖、寒波等により個人消費が一時的に減速したものの底堅く推移しており、内需の堅調さを背景に企業景況感は緩やかに回復が続くものと見られます。
インターネットを取り巻く環境は、引き続きスマートフォンやタブレット等のモバイル端末の普及が進み、Eコマース市場や各種インターネット関連サービス市場等は成長を続けております。また、IoT、AIに代表されるデジタル技術は進化し続けており、様々な場面においてデジタル化が進んでおります。ゴルフ市場においても同様に、ゴルファーの需要スタイルは日々変化しております。
このような環境下、当社グループはゴルフ専門のITサービス企業として、圧倒的な情報量とゴルフに特化したサービス力を強みに、ゴルファーにより快適で楽しいゴルフライフを提供してまいりました。また、今期は企業価値の最大化を目指し「グローバルなゴルフ総合サービス企業」へ成長することを方針とした「5か年中期経営方針」の初年度に当たります。この方針に基づき、国内事業では引き続き売上拡大を目指すとともに利益の維持に努めてまいりました。海外事業では連結子会社が利益貢献を早期実現するためにマネジメントの強化とオペレーションの向上に注力してまいりました。また、新規事業においては、新たな収益モデルの構築を目指してまいりました。
(財政状態)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ327百万円増加し、18,564百万円となりました。また、負債は前連結会計年度末に比べ672百万円増加の12,701百万円となり、純資産は前連結会計年度末に比べ345百万円減少の5,862百万円となりました。
主要な勘定残高は、商品が317百万円増加したほか、前受金が968百万円、買掛金が209百万円それぞれ増加、長期借入金334百万円、未払法人税等が291百万円それぞれ減少しました。利益剰余金は親会社株主に帰属する四半期純損失の計上及び配当の支払いにより347百万円減少となりました。
(経営成績)
当第1四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年3月31日)の経営成績は、売上高7,553百万円(前年同期比45.3%増)、営業利益△147百万円(前年同期営業利益45百万円)、経常利益△152百万円(前年同期経常利益44百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失203百万円(前年同期親会社に帰属する四半期純損失20百万円)となりました。
主要セグメント別の業績は次の通りであります。
「国内」セグメント
当第1四半期連結累計期間における「国内」セグメントの業績は、各サービスともに好調に推移したことから売上高は5,948百万円(前年同期比14.4%増)と売上高は2桁成長を継続することができました。また、セグメント利益は164百万円(前年同期比88.0%増)となりました。
「海外」セグメント
当第1四半期連結累計期間における「海外」セグメントの業績は、2018年7月に連結子会社となったGolfTEC Enterprises LLC(以下、「米国GOLFTEC」といいます。)が好調に推移し、売上高1,604百万円(前年同期売上高-百万円)となりました。また、米国GOLFTECにおいて積極的なマーケティング活動に先行して行ったことに加え、米国GOLFTECの子会社化に伴い発生したのれんの償却等により、セグメント損失312百万円(前年同期セグメント損失42百万円)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
2018年12月期は、当社グループにとって2016年12月期を「第二創業期」のスタートと位置付けた中期経営計画(2016年~2018年)の最終年度でありました。この間、既存事業の着実な成長とともに、海外展開、新規事業等に着手し、特に海外展開についてはアメリカ最大のゴルフレッスンチェーンを運営する米国GOLFTECを子会社化する等、本格的な事業展開を始めることができました。数値目標として掲げておりました売上高は年平均成長率2桁以上、配当性向2割の継続は達成したものの、営業利益に関しては目標値を修正したものの、未達成となりました。このような結果を踏まえるとともに、今後の経営環境と当社グループの今後の中長期的な成長を再考し、2019年2月12日に2019年12月期を初年度とする5か年の中期経営方針を策定しました。5か年中期経営方針の骨子はその先10年の継続成長を見据え、「ゴルフで世界をつなぐ」という当社グループのミッションを実現可能とする人的・物的基盤を構築することです。そのために、既存のお客様一人一人との関係を深める(顧客関係の深化)と同時に、新しいお客様との出会いを創出する(顧客層の拡大)ことをテーマとしております。国内事業においては全体オペレーションの効率化とスケールメリットの獲得を目指し、海外事業においては主要ターゲットをアメリカとして連結子会社の早期の業績貢献を目指すとともに積極的・効率的なグローバル展開を可能とする管理運営体制を構築してまいります。また、新規事業においては新たな収益モデルを構築し当社グループの成長への貢献を目指してまいります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。