四半期報告書-第21期第2四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
(1)業績の概況
当第2四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年6月30日)における世界の経済環境は、米中貿易摩擦や英国のEU離脱をめぐる不透明感により低迷しております。このような中、日本の経済環境は、雇用・所得環境の堅調な回復に支えられて緩やかに改善を続けているものの、2019年10月の消費税増税影響等もあり、先行きは不透明な状況です。
インターネットを取り巻く環境は、引き続きスマートフォンやタブレット等のモバイル端末の普及が進み、Eコマース市場や各種インターネット関連サービス市場等は成長を続けております。また、IoT、AIに代表されるデジタル技術は進化し続けており、様々な場面においてデジタル化が進んでおります。ゴルフ市場においても同様に、ゴルファーの需要スタイルは日々変化しております。
このような環境下、当社グループはゴルフ専門のITサービス企業として、圧倒的な情報量とゴルフに特化したサービス力を強みに、ゴルファーにより快適で楽しいゴルフライフを提供してまいりました。また、今期は企業価値の最大化を目指し「グローバルなゴルフ総合サービス企業」へ成長することを方針とした「5か年中期経営方針」の初年度に当たります。この方針に基づき、国内事業では引き続き売上拡大を目指すとともに利益の維持に努めてまいりました。海外事業では連結子会社が利益貢献を早期実現するためにマネジメントの強化とオペレーションの向上に注力してまいりました。また、新規事業においては、新たな収益モデルの構築を目指してまいりました。
財政状態
① 資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ424百万円減少し、17,812百万円となりました。また、負債は前連結会計年度末に比べ276百万円減少の11,753百万円となり、純資産は前連結会計年度末に比べ147百万円減少の6,059百万円となりました。
主要な勘定残高は、現金及び預金が260百万円、のれんが161百万円それぞれ減少、買掛金が243百万円、長期借入金が334百万円、未払法人税等が122百万円それぞれ減少、前受金が384百万円増加しました。利益剰余金は62百万円の減少となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度と比較して260百万円減少し1,440百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、1,030百万円の収入(前年同期は128 百万円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益246百万円、減価償却費554百万円、その他の流動負債の増加641百万円等による資金の増加が、売上債権の増加117百万円、仕入債務の減少234百万円、法人税等の支払272百万円等による資金の減少を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、829百万円の支出(前年同期は403百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出465百万円、無形固定資産の取得による支出226百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、457百万円の支出(前年同期は657百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出334百万円、配当金の支払100百万円によるものであります。
経営成績
当第2四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年6月30日)の業績は売上高16,728百万円(前年同期比40.3%増)、営業利益262百万円(前年同期比18.3%減)、経常利益256百万円(前年同期比16.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益80百万円(前年同期比41.4%減)となりました。
主要セグメント別の業績は次の通りであります。
「国内」セグメント
当第2四半期連結累計期間における「国内」セグメントの業績は、各サービスともに好調に推移したことから売上高13,077百万円(前年同期比9.7%増)となりました。また、セグメント利益は591百万円(前年同期比15.9%増)となりました。
「海外」セグメント
当第2四半期連結累計期間における「海外」セグメントの業績は、2018年7月に連結子会社となったGolfTEC Enterprises LLC(以下「米国GOLFTEC」といいます。)が好調に推移し、売上高3,650百万円(前年同期売上高-百万円)となりました。また、米国GOLFTECの子会社化に伴い発生したのれんの償却等により、セグメント損失329百万円(前年同期セグメント損失189百万円)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
2018年12月期は、当社グループにとって2016年12月期を「第二創業期」のスタートと位置付けた中期経営計画(2016年~2018年)の最終年度でありました。この間、既存事業の着実な成長とともに、海外展開、新規事業等に着手し、特に海外展開についてはアメリカ最大のゴルフレッスンチェーンを運営する米国GOLFTECを子会社化する等、本格的な事業展開を始めることができました。数値目標として掲げておりました売上高は年平均成長率2桁以上、配当性向2割の継続は達成したものの、営業利益に関しては目標値を修正したものの、未達成となりました。このような結果を踏まえるとともに、今後の経営環境と当社グループの今後の中長期的な成長を再考し、2019年2月12日に2019年12月期を初年度とする5か年の中期経営方針を策定しました。5か年中期経営方針の骨子はその先10年の継続成長を見据え、「ゴルフで世界をつなぐ」という当社グループのミッションを実現可能とする人的・物的基盤を構築することです。そのために、既存のお客様一人一人との関係を深める(顧客関係の深化)と同時に、新しいお客様との出会いを創出する(顧客層の拡大)ことをテーマとしております。国内事業においては全体オペレーションの効率化とスケールメリットの獲得を目指し、海外事業においては主要ターゲットをアメリカとして連結子会社の早期の業績貢献を目指すとともに積極的・効率的なグローバル展開を可能とする管理運営体制を構築してまいります。また、新規事業においては新たな収益モデルを構築し当社グループの成長への貢献を目指してまいります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年6月30日)における世界の経済環境は、米中貿易摩擦や英国のEU離脱をめぐる不透明感により低迷しております。このような中、日本の経済環境は、雇用・所得環境の堅調な回復に支えられて緩やかに改善を続けているものの、2019年10月の消費税増税影響等もあり、先行きは不透明な状況です。
インターネットを取り巻く環境は、引き続きスマートフォンやタブレット等のモバイル端末の普及が進み、Eコマース市場や各種インターネット関連サービス市場等は成長を続けております。また、IoT、AIに代表されるデジタル技術は進化し続けており、様々な場面においてデジタル化が進んでおります。ゴルフ市場においても同様に、ゴルファーの需要スタイルは日々変化しております。
このような環境下、当社グループはゴルフ専門のITサービス企業として、圧倒的な情報量とゴルフに特化したサービス力を強みに、ゴルファーにより快適で楽しいゴルフライフを提供してまいりました。また、今期は企業価値の最大化を目指し「グローバルなゴルフ総合サービス企業」へ成長することを方針とした「5か年中期経営方針」の初年度に当たります。この方針に基づき、国内事業では引き続き売上拡大を目指すとともに利益の維持に努めてまいりました。海外事業では連結子会社が利益貢献を早期実現するためにマネジメントの強化とオペレーションの向上に注力してまいりました。また、新規事業においては、新たな収益モデルの構築を目指してまいりました。
財政状態
① 資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ424百万円減少し、17,812百万円となりました。また、負債は前連結会計年度末に比べ276百万円減少の11,753百万円となり、純資産は前連結会計年度末に比べ147百万円減少の6,059百万円となりました。
主要な勘定残高は、現金及び預金が260百万円、のれんが161百万円それぞれ減少、買掛金が243百万円、長期借入金が334百万円、未払法人税等が122百万円それぞれ減少、前受金が384百万円増加しました。利益剰余金は62百万円の減少となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度と比較して260百万円減少し1,440百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、1,030百万円の収入(前年同期は128 百万円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益246百万円、減価償却費554百万円、その他の流動負債の増加641百万円等による資金の増加が、売上債権の増加117百万円、仕入債務の減少234百万円、法人税等の支払272百万円等による資金の減少を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、829百万円の支出(前年同期は403百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出465百万円、無形固定資産の取得による支出226百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、457百万円の支出(前年同期は657百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出334百万円、配当金の支払100百万円によるものであります。
経営成績
当第2四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年6月30日)の業績は売上高16,728百万円(前年同期比40.3%増)、営業利益262百万円(前年同期比18.3%減)、経常利益256百万円(前年同期比16.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益80百万円(前年同期比41.4%減)となりました。
主要セグメント別の業績は次の通りであります。
「国内」セグメント
当第2四半期連結累計期間における「国内」セグメントの業績は、各サービスともに好調に推移したことから売上高13,077百万円(前年同期比9.7%増)となりました。また、セグメント利益は591百万円(前年同期比15.9%増)となりました。
「海外」セグメント
当第2四半期連結累計期間における「海外」セグメントの業績は、2018年7月に連結子会社となったGolfTEC Enterprises LLC(以下「米国GOLFTEC」といいます。)が好調に推移し、売上高3,650百万円(前年同期売上高-百万円)となりました。また、米国GOLFTECの子会社化に伴い発生したのれんの償却等により、セグメント損失329百万円(前年同期セグメント損失189百万円)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
2018年12月期は、当社グループにとって2016年12月期を「第二創業期」のスタートと位置付けた中期経営計画(2016年~2018年)の最終年度でありました。この間、既存事業の着実な成長とともに、海外展開、新規事業等に着手し、特に海外展開についてはアメリカ最大のゴルフレッスンチェーンを運営する米国GOLFTECを子会社化する等、本格的な事業展開を始めることができました。数値目標として掲げておりました売上高は年平均成長率2桁以上、配当性向2割の継続は達成したものの、営業利益に関しては目標値を修正したものの、未達成となりました。このような結果を踏まえるとともに、今後の経営環境と当社グループの今後の中長期的な成長を再考し、2019年2月12日に2019年12月期を初年度とする5か年の中期経営方針を策定しました。5か年中期経営方針の骨子はその先10年の継続成長を見据え、「ゴルフで世界をつなぐ」という当社グループのミッションを実現可能とする人的・物的基盤を構築することです。そのために、既存のお客様一人一人との関係を深める(顧客関係の深化)と同時に、新しいお客様との出会いを創出する(顧客層の拡大)ことをテーマとしております。国内事業においては全体オペレーションの効率化とスケールメリットの獲得を目指し、海外事業においては主要ターゲットをアメリカとして連結子会社の早期の業績貢献を目指すとともに積極的・効率的なグローバル展開を可能とする管理運営体制を構築してまいります。また、新規事業においては新たな収益モデルを構築し当社グループの成長への貢献を目指してまいります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。