(1)経営成績等の状況
当第1四半期連結累計期間(2021年1月1日～2021年3月31日)における経営環境は、COVID-19の影響により世界経済が悪化しております。世界各国においてワクチン接種が開始されているものの、感染症を十分にコントロールできる状況には至っておらず、経済活動は引き続き大きな制限を受けております。
インターネットを取り巻く環境は、Eコマース市場や各種インターネット関連サービス市場等が成長を続けております。また、IoT、AIに代表されるデジタル技術は進化し続けており、様々な場面においてデジタル化が進んでおります。ゴルフ市場においては、COVID-19の影響下に求められる新しい生活様式に適応したプレースタイルが浸透する等、ゴルファーの需要スタイルは日々変化しております。
このような環境下、当社グループはゴルフ専門のITサービス企業として、圧倒的な情報量とゴルフに特化したサービス力を強みに、ゴルファーにより快適で楽しいゴルフライフを提供してまいりました。また、2021年2月に公表した中期経営計画「LEAD THE WAY」の基本方針に基づき、事業運営に取り組んでまいりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間(2021年1月1日～2021年3月31日)の業績は、売上高8,677百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益227百万円(前年同期比432.8%増)、経常利益232百万円(前年同期比493.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益106百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失45百万円)となりました。
主要セグメント別の業績は次の通りであります。 「国内」セグメント
当第1四半期連結累計期間における「国内」セグメントの業績は、売上高6,348百万円(前年同期比2.8%増)となりました。また、セグメント利益は407百万円(前年同期比60.0%増)となりました。
「海外」セグメント
当第1四半期連結累計期間における「海外」セグメントの業績は、売上高2,328百万円(前年同期比22.8%増)となりました。また、セグメント損失は179百万円(前年同期はセグメント損失211百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ1,177百万円増加し、19,172百万円となりました。負債は、前連結会計年度末に比べ1,061百万円増加の12,699百万円となりました。純資産は、前連結会計年度末に比べて116百万円増加し、6,472百万円となりました。
主要な勘定残高は、現金及び預金が300百万円、商品が130百万円、建物が370百万円、買掛金が510百万円、前受金が1,336百万円増加した一方、未払法人税等が383百万円、1年内返済長期借入金が333百万円減少しました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間末において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事実上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事実上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。